DLA-HD1 ビクター

○200703から201106まで
 
先代ソニー三管VPH-100QJを引退へ追いやったDLP機ヤマハDPX1000を、その精細感、フルHD1080Pパネルで交替したDILA機が、HD1。
2011年8月手元から離れX3と入れ替え。


DILA素子を使用したフルHDパネルのプロジェクター。
明るさはフラッグシップ機種HD12K、リアプロ製品で証明済。

その上コントラスト比が、オートアイリス、ダイナミックアイリスといった見かけ上コントラストを高める動作なしで、何と15000:1。デバイスのみでは20000:1を達成しているという。これは決まりだ。

何といっても価格がDPX1000の半額ほど。また、交換ランプがDPX1000の半額以下。これは良いはず。

  

色は黒。
向かって右の穴から吸入、左から熱風を排出。
ズーム、ピント(フォーカス)が手動。少し安っぽいが、一度あわせればあまり動かさないので、実用的といえば実用的。この辺でコストを削っているのだな。

ファンノイズはDPX1000より小さいが、ファンモーターと思われる、ごろごろした動作音の周波数帯域が低めなので、気になるといえば気になる。動作音の音圧(db)はDPX1000より小さいが、周波数が低いので、耳につきやすいのだ。

入力は、HDMI2、コンポーネント1、RCA1、S1だ。
樹脂製(ポリカーボネイト製?)トップカバーは叩くと鳴る。これは柔軟な素材でのダンピングが必要と思われる。

リモコンは強力。スクリーンに向かって発射するだけで動作する。