DPX-1000


2003年導入時試聴した機種   20040906

1.シャープ Z9000   2001年9月発売 898000円  DLP方式 0.8インチDMD  コントラスト比 1100:1
              運転騒音32db   消費電力 365W  9.5kg  (最安値 約62万円)
2.     Z10000   2002年12月発売 980000円  DLP方式 0.8インチDMDHD2 コントラスト比 2600:1
              運転騒音32db     (最安値 約47万円)  国内初 DVI-D HDCP 対応  
     (2003年10月 Z11000発売。 980000円 DLP  コントラスト比 5500:1  最安値 約64万円))
3.     VP-12S1  2001年11月発売 98万円 DMD HD 1280×720ドット  コントラスト比  1100:1  運転音 32db 消費電力 240W 重量 12kg  最安値 29万円 2004年中古
4.     VP-12S2  2002年11月12日発売  0.81インチDMD HD2 コントラスト比 2600:1   消費電力240W 重量13kg  DVI-D端子HDCP対応  2004年中古 498000円
     (VP-12S3  2003年11月発売  1200000円 0.81インチDMD HD2+ DLP  コントラスト比 3800:1  アイリス値変で2600:1  DVI-D端子
          消費電力 320w 13kg)
5.ヤマハ  DPX-1  2001年5月発売  880000円  DLP方式 0.9インチDMD XGA コントラスト比 900:1
              運転音30db  消費電力 185W  7.8kg
6.プラス  ピアノ アヴァンティ HE3200  2001年発売 約30万円  DLP  848×600 0.67DMD コントラスト比 700:1
           消費電力 200W   コンポーネント端子、DVI-D、RGB入力あり)
         HE3100 アヴァンティとの違いは、ハイビジョン・プログレッシヴ・アナログRGB対応
       ピアノシリーズは2003年9月16日で販売終了。
7.ソニー  VPL-VW11HT  2001年7月発売  ワイドLCD(1366×768ドット) 運転音 30db
           消費電力 300W  重量 8kg 
8.     VPL-VW12HT  2002年6月発売 約50万円  最安値 約30万円  コントラスト比 1000:1
9.ヤマハ  DPX-1000  2002年発売 1200000円  DLP方式 0.8インチDMD HD2 コントラスト比 2700:1
          消費電力 365W 重量 13.8kg 運転騒音30db エコノミーモード時 28db

 はじめは7.ソニーの液晶11HTを見た。VPH100QJの勝ちだった。明るさ、色数、映像のダイナミック感、コントラスト等3管のほうが良いと言う結論。ただ、色自体はきれいには見えた。しかし、黒浮きがひどく納得いかなかった。以後液晶は選択肢から外れた。(と言うわけで8.は自宅では実際には見ていない。しかし、販売店のデモなどを見ても11から飛躍的に進歩しているわけではないことは確認した。)

 次に見たのは、5.ヤマハのDPX-1 ソニー液晶の黒浮きにがっかりしていたおやぢは、これを見て「DLPだ」と直感した。いかんせん、デバイスの進歩が早く、検討しているうちに矢継ぎ早に新製品のラッシュ。マランツ3.12S1.シャープ1.Z9000など次々見た。マランツはDPX-1より映画っぽく、質感がすばらしかった。ヤマハの黒の沈み込みがマランツにも出たら、、、   そしてシャープは、赤がいいんですよ、と言う販売担当者の言う通り、赤が強調された画質で、これはくどい!となった。Z10000でも、極端に改善されたと言うことではないということなので選択肢から外れた。

 そのうち、サンディーズで、6.のプラスのピアノを入れた、と言うので、見に行った。パイオニアS747Aからコンポーネント接続。若干シャープネスが不足、画像のダイナミック感も欲しい。画質はしっとり落ち着いているのだが、もう少しメリハリが欲しい。値段がすごく魅力力的だった。何せDLPが30万円で手に入るのだ。これは結構迷った。

 2003年初頭 DPX-1000デモ機試聴。これはすごかった。マランツのVP12S2よりフィルムライク。(映画っぽい)黒の沈み込みは3管に匹敵。精細感は極上。運転音も静か。これはよい!!ピアノのアバンティか、ヤマハのDPX1000か。という段階になっていたが、デモ機を見たら一目瞭然。ピアノは選択肢から外れた。こうしてDPX-1000がわがシアターにやってきたのだ。

 2004年9月現在ヤマハの新製品はDPX1100になっているが、DPX-1000よりあまり変わってはいない(販売店談)、ということなので、市場で、格安品があったら、買い、であろう。 
ヤマハ DPX-1000 2004年6月段階で実売50万円くらいに落ちてきている。
 出たばかりの時は110万円くらいだったのを考えると、オーディオは新品は買っちゃいけない、という結論になるか?どれだけ我慢するかがポイントだろうね。

 とはいえ、ソニー3管 VPH100QJが11年がんばってきたあとのニューフェイス。
 置き台をしっかりとしたものに替えた。電源コードを、AETのクワッド電源コード。コンセントをPSオーディオ。電源ブレーカーを専用線化。など対策したことにより、画質がすこしづつよくなってきている。黒は黒、白はしろ。金属は金属。肌のつやはつやつや。色の純度は向上。コントラストも向上。ノイズ感のなさがすばらしい。

 パイプの鳴き対策、置き台自体の素材の吟味。などをしていくとさらによくなるだろう。
 パイプ組みをして、設置。もう少し高くすると、逆さに設置しなくてはならないだろう。レンズシフトのおかげでセッティング範囲は広い。


左側の縦のポールがこれまでのレンズの位置。そこよりも15センチほど前進させている。
ズームが絞りきれないのだ。
これも、今後120インチワイドスクリーンを導入すれば、また余裕が出てくる。



 導入当初のセッティング。レコードラック(長岡式)を三つ、最下部はオーディオラックが置かれている。結構ゆらゆらするのだった。
 黒幕は反射防止用。
 スクリーンからの光が反射してスクリーンに反射してしまうのを防止。
 導入当初100QJの上に載せて画質確認。