GT2000X


○20241101    GT2000X 最近の撮影
 
 青いのはブルージャイアントのサントラLP。
 最新録音のジャズも楽しい。
 


〇202001   ターンテーブルシート交換
SPEC  AP-UD1   26800円くらい
 
 平滑なアルミ円盤にラッカーを塗布したシート。
 アナログ盤を作成する行程で、リニアトラッキングの特殊な針を使ってラッカーマスターを作る。その工程に似せたシートをSPECが作った。
 ブチル系のゴムシートは振動を吸収するが、音も殺してしまう悪影響が大きいとSPECは言う。
 
 試聴会で、SPEC AP-70 で交換して実際に聴いたのでその効果は折り紙付き。


 パイオニアJP701のブチルで抑えられていた音楽が、にわかにはじけだして何とも楽しい音が飛び出してくる。
 ずーっと、パイオニアのJP501、JP701 を使い続けてきたが、今になってハード系のシートがはまってしまった。

 というのも、ターンテーブルが鳴きが皆無の既述重量級TTに変わっていたから。
 これがぽこぽこのターンテーブルだとダンピングが必要になってきます。
  


○20151010 ターンテーブル交換

 北海道小樽の事業者氏から購入。ステンレスSUS304無垢材を切削加工、18.8kgの超重量級TT。
 GT2000用と記載されているが、2000xもセンタースピンドル形状は共通。純正オプションYGT-1は、両機共通でした。

 今回は、砲金製YGT-1がとても手に入らない環境になってきたこと。ヤフオクで、この出品者が10年以上前からステンレスTTを自作、GT2000 系に装着、実働。この4か月でも5枚以上販売実績を持っていることなどから導入を即決。

 北海道から蟹ならぬ、ステンレスの塊が届きました。

 
 室温に慣らしてから装着。                定番JP701(501の後継機種だったが実は、これも廃版だった、、、)

 
 オリジナルにあったU字溝はない。           平面のターンテーブルは、英式のプラッターという名にふさわしい。
 重量が3倍以上増え、起動・安定回転に達するまで若干時間がかかります。いったん回ってしまえば、盤面クリーナーなどを押し当てても止まってしまうことはありません。
 逆に、外部電源効果で、停止時は、オリジナル時に変わらない時間で停止します。

 
 アームの高さ調整はとりあえずしていない。      純正とサイズ、高さなどが共通なのだ。
 演奏実際は、スタビライザーを真鍮製、大重量の物で行った。
 起動、停止の確認のために、このテクニカのスタビを使用。

 
 オリジナルTT。いったん18キロを持ってしまうと、5キロほどのこれが軽く感じてしまう。
 片付けたら、オリジナルの茶色いターンテーブルシートも出てきたので、併せて保管する。


 チェックディスク。長岡鉄男氏超A級外盤セレクションの一枚。パイプオルガンの地をゆさぶる地鳴りに似た低音が再生できました。
 これはすごい。これまでは、超低域が、鳴っているな〜と感じるくらい。ホールで直に聴いた時のあの揺さぶられ感が出てくると、かなり驚きます。 
 実は、プレーヤーラックも、タオックの重量ラックに変更していたのでした。これまでのクワドラスパイアのラックではちょっと何でした。
 こうなると、深夜ではなく通常の時間帯に、どっかん、とやってみたくなります。
 ポップス女性ボーカルものも、低域がしっかりすることによる、中高域伸張効果で、しっとりと歌い上げる再生が楽しめます。 
 レンジとしては80年代ポップス音作りの八神純子。このシステムで聴くと、80年代に戻ったような瑞々しいボーカルが聴けます。
 
 装着直後で、ターンテーブルシート、TT本体、スピンドル、GT2000X筐体、アーム、カートリッジ、などなどとの親和が進めば、さらに良くなる感じの印象です。エージングでどのように変わっていくかが、楽しみです。


○20131110 カートリッジ変更

  クアドラのラック天面に突出しているねじ山にGT2000Xの脚が当たるのでななめにずらして設置。
 
  このメカメカしさがたまらない。

  スタイラスクリーナーSC2は空になってしまった。

  

 一時こんなに重くてスピンドルに負荷かかりすぎじゃないか、と思ったが、砲金製ターンテーブルはこれよりかなり重いので問題なし。


○ 20111003  3.11震災を乗り越え、再セッティング。
下の写真では、長岡式ラック(2重板箱組み+どぶ板)であるが、今は、クワドラスパイアのラック。
これまでは、ラック間にタオックのPINインシュレータを入れていたが、線が細くなり低域が不足するので、2000Xのインシュレータに戻してあります。
砲金製ターンテーブルがない代わり、真鍮の大型インシュレーターを使用。これが低域のレンジ拡大、音程確保に効果高。

  完動品で感動。

  アームは純正ストレートアーム。どこかのツワモノは、このパイプの中に走っているコード(細より線)を外に出し、カスタマイズしている人もいます。確かに、パイプ内のコードは、アームジンバル部で、余計な力をアームに加えています。


GT2000X  ヤマハのGTシリーズのひとつの極地。オプションの砲金製ターンテーブルを求めようとしたときには、もう製品がなかった。
外部電源は、制動時に効きがすごくわかる。
カートリッジは、オーディテクニカの限定品ART2000がメインになった。サーフェスノイズが少ないのに、高域が伸びている不思議なカートリッジだ。
アームの動きが悪くなった。水平方向がゴリゴリする。しょうがなく、フィリップスの潤滑剤をごく少量アームの可動部に塗布。復活する。ターンテーブルシートはパイオニアJP701
JP501の後継商品。

GT2000X

1985年発売 当時売価320000円
実測重量 33.5kg
ウオルナット天然木 鏡面仕上げ
25ミリ厚パーチクルボード5枚重ねプラスアルファで128ミリ厚それに30ミリ厚の底板。
アームはYSA-1   ストレートアーム
ターンテーブル  重量 5.4kg
DCサーボDD  ワウフラ 0.0025%
SN  85db
消費電力 12W

外部電源 使用