カセットデッキ
1000ZXL

○ 録音ヘッド自動調整
録音イコライザー、録音レベル自動調整 (ABLEという名前がついていた。)
マイク入力付き
選曲機能付き (RAMMといったそうだ。)
これもFL表示が美しい。オート動作も一生懸命キャリブレーションしているぞ、といった動作がかわいい。
1980年 550000円
WOW 0.04%以下 SN比 72db以上 ドルビーB
F特 18‐25khz
CR40
CR7

○ CR40 ナカミチ初、メイン基板がOFC。あいにく、これらローコストCRシリーズは基板が台湾製になった。
RECキャリブレーション付き。
発売 1987年 138000円
WOW 0.024%以下 SN比 72db以上 ドルビーB/C
F特 20‐21k
○ CR70 再生ヘッドアジマス調整機構付き
オートテープキャリブレーション。
リール回転を検出し、テープ残量表示ができる。
ワイヤレスリモコンもついた。
結構まじめに開発した製品。物量投入型デッキだったが、メカは、ナカミチ自社製に戻ることはなかった。
三協メカだが、ヘッドが特性選別品で高域特性をギャランティーした。
高域特性が22khzまで伸びている。
この高域検査用に、専用特性チェックテープが作られた。
発売 1986年 238000円
WOW 0.024%以下 SN比 70db以上 ドルビーB/C
F特 18‐20khz
480
○上段 KT-2200 FM専用チューナー バリコン式
○ 480 ナカミチメカだが、ヘッドが2ヘッド。センダストヘッド(アルプス製)。
当時79800円だったが、その当時のTCK777、FX6、など及びもつかない充実した音だった。でも普通の人は、ソニーとかアカイ、ビクターのほうが機能がたくさんついている、とか、カタログスペックがいいとか、デザインがいいとか、でナカミチのデッキはなかなか売れなかった。この私も、若いときは、ナカミチを買わなかった。 (^^;; 今考えればすごい失敗だなあ。
じつは、このあと480Z、480ZXとか出たんだけど、ドルビーCを追加したせいで、逆に音が悪くなってしまったのだ。通好みの480なのだ。
発売 1979年 79800円
wow 0.06%以下 SN比 62db以上 ドルビーB
F特 20‐20khz
○ KT2200
上段がFM専用チューナー バリコン式 (L03Tとともに最後のバリコンチューナーとなった。)
○ 680ZX おきて破り(フィリップスとの協約違反)のハーフスピード実現機。
90分テープが片面90分使えるようになった。
ハーフスピードでの特性を確保する為、ノーマルスピードで、22khzをギャランティーした。
ハーフスピードでも15khzまで伸ばしていた。でも、音は良くない。結局、新規格は他の追従がなかった為、ぽしゃった。
FL表示菅が美しい。ピーク時にさっと動き、戻るときはゆっくり戻る、非常にオーディオの楽しみを具現化した機械。
録音ヘッドのアジマス自動調整付き。
発売 1979年 238000円
WOW 0.04%以下 SN比 66db以上 ドルビーB
F特 10‐22KHz

ZX-9
発売 1981年 228000円
マニュアルキャルブレーション
シングルDD
ナカミチ初のダイレクトドライブ機。これが効いている。音はシャープでダイナミック。
おまけに、テープ一本一本調整できるマニュアルレベル・バイアス調整ノブ付き。
WOW 0.022% SN比 72db以上 ドルビーB/C
F特 20‐21khz
BX-125
発売 1985年 69800円
三協メカ
ナカミチブランドで売れると思った会社首脳陣が作り出したマスプロ機。したがって音は凡庸。他社比のアドバンテージが急速になくなっていった製品。
WOW 0.06%以下 SN比 68db ドルビーB/C
F特 20‐20khz