plazakki202001


〇201122   トミカ

トミカプレミアムと言われる商品
16キドセンと90式戦車 
 16キドセン 1/119スケール

 90式戦車  1/124スケール

 ネット販売店のサンプル画像は、多少もさっとしていたが、実物は結構ディティールが細かく再現されています。
 90式戦車の履帯はゴム製。いずれは切れるでしょうね。
 ベトナム製です。

 手のひらに乗せて、形を確認する楽しみ。ミニカーなのだな~。


〇201121  3Dプリントプラモデル

おやじ初の3Dプリントモデル

 パンターの筐体、エンジンを使ったフランスのAMX50を、自作しようと資料を集めていました。
 このAMX50Bは、車体も砲塔も初期試作車とは異なり、エンジン上部パネルもかなり異なっています。

 箱を開けると、パーツがたくさん。
 しかも細くて細かい!


 比較にSDカードを置いてみる。

 レジン+エッチングのガレージキットよりは作れそうだが、3D プリントの積層跡の修正がきつそうだ。

 いずれにしても、このキットの転輪、起動輪、履帯を活用して、パンター類似AMX50を作り上げようと妄想しているおやじでした。

以下、AMX50 の写真です。

元々が、パンターのエンジン、走行系、筐体、主砲をフランスナイズして、次期主力戦車を試作していたものです。

戦後は、すでに重戦車の時代ではなく、AMX50は計画中止となり、AMX13が制式化されました。

 戦後1951年のパレードに登場したAMX50 。
この2台ですら、砲塔の形状が異なります。

 AMX50
 珍しいカラー写真。正横。
 エンジン部分が少し高くなっています。
 75mm砲の砲塔開発が上手くいかず、揺動砲塔と言われる、ドイツのクーゲルブリッツ砲塔のような構造の砲塔を開発しました。

AMX50
 車体前面上部の角がパンターと同じ試作車バージョンもあったようです。
 履帯はパンターそのもののようにも見えます。おまけに良く見えませんが、フロント駆動で、おそらく車体は、パンターそのものなのではないでしょうか?
 これは是非とも作りたい。

AMX50-75



 車体上面。
 エンジン上部パネルレイアウトは似たようなものですが、フードの高さが違うようです。
 エンジンは、マイバッハのHL295 850馬力。ティーガー、パンターのエンジンの上級機のようです。

 AMX50 /120
 AMX50の旧車体に120mm砲搭載。

 3Dモデルと言われる模型の写真
 これがAMX50/75のスタイル。これが良いですね。
 エンジン上部パネルがパンターそっくりです。

 AMX50B


ボービントンのAMX50B
これが、AMX50の最終形態となったようです。
車体は、パンターから脱却して、アメリカのM46系の姿に変身。砲も120mmと巨大になっています。

今回の3Dプリントモデルは、この最終形態のAMX50Bをモデル化しています。



AMX13

 AMX13は、1946年から開発が始まり1951年に制式採用されました。

 AMX13も、ドイツ7.5㎝L70 を元にした75mm砲から90mm105mmと口径をアップしていきました。


〇201101   架空戦車

T34 ショック

T34ショックがあり、ドイツの戦車は変わった。
これは事実である。

それまで、欧州各国を席捲した、ドイツ機甲部隊の戦車が歯が立たなかった戦車、それがT34だった。 (KV-1もだが)

2号、3号、4号各戦車はもとより、38tでも歯が立たず。
当時戦車砲の最大口径は、7.5㎝ 24口径砲。
これでは、長躯距離射撃で対抗は難しかった。

ソ連兵の練度の低さ、指揮系統の乱れ、などがありようやく勝てていたが、戦車の実力差は現実だった。

唯一、対空砲の8.8㎝砲のみが、前線にあって対戦車戦に使えるものだった。

7.5㎝の対戦車砲もあったのだが、戦車にはまだ搭載されていなかった。

T34ショックによって、小口径の戦車砲の戦車はすべて計画廃棄、または縮小。

効果的だった7.5㎝PAK38砲と、ソ連から捕獲した76.2㎝野砲を活用し、あらゆる車両に搭載するようになった。

また、大口径砲を搭載し、避弾経始を取り入れた新型戦車を開発するようになった。これがT34 ショックによるドイツ戦車開発の激変である。

戦車砲の7.5㎝砲は、24口径ー42口径ー48口径と長大化。最終的にはL70まで登場。

また、効果的だった8.8㎝砲を車載化して戦車砲とし、さらに口径長を伸ばした新型8.8㎝砲を開発した。
クルップとラインメタルは競って砲を開発。

競争の勝者は自社の砲を各戦車に搭載した。

今回は、その方を搭載する戦車のキットを使って、T34ショックによって生み出された対抗兵器に思いをはせてみよう。


VK3002 DB 
VK3002 M
そして、ショックの元のT34/76を並べてみた。


 モックアップしか存在しなかったVK3002DB をアミュージングホビー社がキット化。

 T34は、タミヤの往年のキットの再販もの。

 VK3002 M の生産型。パンターDはタミヤの傑作キット。

 模型だと、こうやって比較ができるのが超楽しい。

 VK3002DB の砲塔はラインメタル社担当だったのではないか。砲自体がラインメタルの砲を使うのだから、砲塔もそうなる可能性が高い。。
 最近でたパンツアーで、パンターの主砲は何製という記事が面白かった。
 もともとは、戦前クルップがボフォース社に技術者を派遣、ドイツの火砲をひそかに開発していたもの。
 7.5㎝砲は60口径の対空砲が完成していた。これをラインメタルが改造して、70口径にしたのだが、砲架を開発できずにいた。
 それが、このVK3002 DB の砲塔が完成できなかった原因ではないか、という妄想である。

 結局、ハンガリーのタシュ戦車に用いられた7.5㎝L70砲が、ドイツにフィードバックされ、砲架と半円筒状防循の見慣れたパンターの砲となった。

 それが、VK3002 Mすなわちパンターに搭載された砲塔とその主砲だ。

 面白いのが、その開発順で、先行していたティーガー(VK4501H)の砲塔は、それより先に考えられていたポルシェのVK4501P用の砲塔であった。

 開発のヘンシェル社としては、ポルシェの余りものよりは、自社開発の物を載せたい、ということで、ラインメタルに砲塔を依頼。
 それが、H2砲塔と言われるもの。
 残っている写真の右わきには、H2と同様の曲面防循で、長方形の箱型のものも見切れて見えているモックアップが存在していた。

 私が推測するに、この長方形のような砲塔は、8.8㎝砲を搭載するものだったのでは、というもの。

 パンターに改設計・転用されることになるH2砲塔は、従来の4号戦車砲塔の拡大版のようなもの。

 それに比べると、となりの長方形の砲塔は、少し違いソ連のKV1の影響を受けているように見える。(砲塔後部に張り出し=バスルを持つ)

 それが改設計されて、ティーガーⅡのヘンシェル砲塔につながっていったように見える。あくまで私の楽しい推測である。

 で、今、ドラゴンから発売されているティーガーⅠのH2砲塔は、私の考えている形状とかなり違う。

 どちらかと言えば、パンターⅡのラインメタル砲塔と言われている絞り方(?)の方が、あの記録写真に近い。
 ドラゴンの物は、前の辺が短く、ハッチのついた後ろの辺が長い、というデザイン。それは違うと見る。

 さて、モックアップしかなかったVK3002DB だが、アミュ社は立体してくれて、これだけでもありがたい。

 ラインメタルがまとめ上げられなかった砲塔は、正式版よりかなり小さい。防循を含めた砲架の設計が違うのだから当たり前。
 ここは、ほぼ同時期のフェルディナントに搭載の8.8㎝砲の砲架のようにしたかったのではないか?あの仕組みは、VK4503Pのポルシェ砲塔にも使われている方式だ。

 VK3002DBに戻そう。
 筐体の形状は、T34とほぼ同じサイズ、レイアウト。ドイツがまともなディーゼルエンジンを作っていたらこうなったかもしれないデザインだ。
 どうせなら、エンジンまで模倣すればよかったとは思うが、どうも、ディーゼルエンジンブロックの合金鋳造技術に難点があったようだ。

 VK3002DB は、ものの本によると、トーションバーではなく外装式コイルスプリングを採用していたはずである。
 放棄された上部転輪ありのVK3002 DB車体を見ると、Ⅲ号CとかD型のサスペンションとそっくりな構造物が付いている。もしかすると、その通りで、古いⅢ号戦車に新型の車体上部を乗せただけのなんちゃって試作品だった可能性がある。

 そんなこんなはあるとしても、模型として形になっているのは有難い。

 こうして妄想は続くのであった。
 パンターⅡの方が実はパンターDよりほんの少し小さいのであった。ただし、ターレットリング径は少し大きい。

 左端は、時期的にパンターD/Aの頃から案が存在していたパンターⅡの車体。
 これは、アミュージングホビー社の物。
 ラインメタル社の砲塔セットの模型である。他のキットと共用しているパーツがあるので、面白いものも見つけた。

 ヤクトティーガーのもしもバージョン。ヤクトティーガーⅡ、、、
 12.8㎝砲は搭載するが、デザインは、先行したヤクトパンターと同様のシャープなもの。
 車体は、ティーガーⅡを利用する。
 しいて言えば、Eシリーズの代用である。Eシリーズは実現すればよかったのだが、できなかった。すでに作っているものを改良したほうが生産効率は結果的に上がったのである。というか、変更せずに従来品を継続増産したほうが戦争経済としては理にかなっていたのだ。

 ということで、妄想その2は、ヤクトティーガーⅡ。
 これも、実はキットストックは45年前から作ってあり、いよいよ世に開放するときが迫った、ということだ。わくわく。


〇20200425   

 プラモデル作るぞ宣言

 プラモデルをかんせいさせるために
一  パーティングラインは消さない。
二  流し込み接着剤で、回って指紋がついても気にしない。
三  基本的に塗装しない。
四  完成させて、箱を減らす。

 こうすることにより、形が見えてくる楽しみを味わうことが出来るだろう。
 
 2019年手を付けた、M3スチュアートと、M3A1スカウトカーは、一応完成しているのだけれど、フィギュアと、仕上げがまだ。
 
 これに、1975,6年ころのタミヤのM3リーを、M31戦車回収車にする計画。
 M31でホチキスを回収させるのに、壊れたエレールのホチキスを壊れたまま作り上げる計画。
 
 マックスのM3は組みにくい。だから作らなかったんだ、と判明。
 45年の月日は無常、と思いたいが、45年前でも、マックスの製品をr作っていた人がたくさんいたわけだから、がんばろうと思う。


〇 2020年1月

 本年もよろしくお願いします。

・プラモデル
 MAXのM3A3スカウトカーを成仏させることにしました。
 
 タミヤのM3A3をお手本になんとか組み立て成仏できるか!?


上がタミヤ下がMAX

 寸法はほぼ同じ!
 つまりMAXのは図面的に精度が高い、ということ。
 しかし、組み合わせのダボなり、凹凸がないので、接着すると歪むという意味で組みづらいキットだった。