ソニーは、DVDビデオソフトの高画質映像を再現するDVDプレーヤー『DVP-S7000』を商品化し、3月より発売します。本機は、当社がCDをはじめとするデジタル機器の開発・商品化で培ってきた光学系、半導体、画像圧縮技術により、DVDビデオソフトの高画質な映像、高音質な音声をお楽しみいただけます。DVDビデオソフトの他、音楽CD、ビデオCD(Ver.2.0)の再生も可能です。
型名 | 発売日 | 価格(税別) | 本体カラー | 当初月産 |
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CD/ビデオCD/DVDプレーヤー 『DVP-S7000』 リモコン『RMT-D101J』付属 |
1997年3月21日 | 110,000円 | ゴールド チタニウムグレー |
5,000台 |
DVDはCDと同じ直径12cmの光ディスクに4.7GBの大容量データを収録することができ(片面一層ディスクの場合)、画像圧縮技術として MPEG2 規格を使うことで、水平解像度約500本の高画質映像を約133分*1記録することができます。映像再生としてのDVD-Video、コンピューター分野のDVD-ROMや、DVD-R*2、DVD-RAM*2、音楽分野のDVD-Audio*2など様々な用途での利用が考えられます。また21世紀のマルチメディア時代*3に向けて、コンピューター用データストレージやカーナビゲーションシステム、ゲームプレーヤー等幅広い応用が期待されています。
今回発売するDVDプレーヤー『DVP-S7000』は、当社が独自に開発した“独立デュアルピックアップ”を搭載、CD再生、DVD再生各々に専用ピックアップを用いることにより、異なる物理特性を持つ各ディスクに対し、最適な信号の読み取りが可能です。また ディスクの反りや回転時の傾きを電気的に検出し、光軸を常にディスクに対して垂直に保つ“チルトサーボ機構”を採用し、安定した映像の再生を実現しています。さらに“デジタルRFプロセッシングLSI”を搭載し、ディスクごとにジッター値をデジタル計測し、ピックアップのフォーカスや“チルトサーボ機構”等を電気的に制御することにより、エラーレートの極めて低い読み取りを実現しています。
画像処理に関しては、DVDディスクからの8ビットのデータを10ビットに変換し、演算処理を行なう“映像D/Aコンバーター”を採用し、映像情報の細部までを忠実に再現いたします。音声は、当社 高級オーディオにも搭載されている“フル・フィードフォワード方式デジタルフィルター”や“カレント・パルスD/Aコンバーター”を採用することにより、高音質再生を実現しています。
さらに当社独自の“スムーズIPサーチ”を実現。自社開発のMPEG VideoデコーダーLSIを高速32ビットRISCチップマイクロプロセッサーで制御することにより、圧縮フォーマットでありながら、正逆方向への動きのなめらかなスロー・コマ送り等多彩な変速再生をお楽しみいただけます。
本機はホームシアターユーザーの視聴スタイルを追求した“テーブルトップリモコン”を装備、“クリックジョグシャトル”等を搭載し、変速再生時の操作性を考慮した設計を図っています。
パイオニアのサイトから
解説
商品名 | 型番 | 価格(税別) | 発売時期 | 月産予定台数 |
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DVDプレーヤー | DV−S9 | 190,000円 | 12月中旬 | 1,000台 |
DVDが国内市場に登場して1年が経つ現在、DVDビデオソフトのタイトル数は500を超える勢いで増加しており、DVDビデオプレーヤー市場も活性化が進んでおります。
当社はこれまでに、DVDビデオプレーヤー3機種、DVDカラオケプレーヤー2機種、計5機種の業界最多ラインナップを発売し、好評を頂いております。中でもDVDとLDのコンパチブル再生を可能にした「DVL−9」は、機能性の高さ、コストパフォーマンスの良さも相まって高い評価をいただき、トップシェアの地位を築いております。
一方、現在のDVD購買層の中心であるマニア層からは、より高性能なモデルの発売を望む声が多く聞かれ、当社ではそのニーズに応えるために「DV−S9」の開発、製品化に取り組んでまいりました。
「DV−S9」には、当社がこれまでに培ってきた光ディスク技術とオーディオ技術が集大成されています。画質においてはコンポーネントフレームDNR
ICをはじめとする新開発LSIを搭載するなど、ソフト制作者の意図した映像により忠実な再現を実現。音質においては当社の高級CDプレーヤーと同様の設計思想により、96kHz24bitマルチビットオーディオDAC、Hi-bit・レガート・リンク・コンバージョンS機能などを搭載して高音質化を図り、フラッグシップモデルに相応しいハイクオリティを実現いたしました。
DVDオーディオ/ビデオプレーヤー | DV-S747A | 99,800円 | 11月下旬 | 2,000台 |
DVDプレーヤーの市場は、現在本格的な普及期に入り、2001年の国内販売台数は120万台に達するものと見込まれます(JEITA予測)。またDVDビデオソフトは、15,000タイトル(パイオニア調べ)を超え、さらにDVDオーディオソフトも年内に約100タイトルが出揃うと予測(パイオニア調べ)されていることから、今後DVDビデオ、DVDオーディオ両方の再生が可能なユニバーサルプレーヤーへのニーズが高まっております。
この度発売いたします2機種は、DVDオーディオ/ビデオプレーヤーとしては業界初のスーパーオーディオCDマルチチャンネルにも対応しながら、10万円を切る価格を実現した「DV-S747A」と、プログレッシブスキャンを搭載したお求めやすい価格の「DV-S646A」です。当社は、今回発売する2機種の追加により、さらなるラインアップの強化をはかり、DVDのリーディングカンパニーとして、お客様の様々なニーズにお応えしてまいります。
DVDオーディオ/ビデオ再生に加え、スーパーオーディオCDのマルチチャンネルディスク再生を実現しました。
業界の最高水準である最新の12bit/108MHz映像DACを搭載*。オーバーサンプリング処理によって、従来のD/A(デジタル/アナログ)処理で生じていた信号の劣化や、折り返しノイズを大幅に抑制し、映像のレベルを高めております。
ネットからの拾い物です。
我が家にあったのも、これと同じシャンパンゴールドのもの。
最後は、読み込みに若干難があったものの動作品で、ペアのAVアンプともに活躍していました。
LVDZ1に対して精細感が上回った。力強さより精細感を重視した。でもLVDZ1の物量投入型シャーシ。高級感あふれるデザインは捨てがたいなあ。この時期のケンウッドは特異的にデザインが良かったのだ。
CLD-HF9Gはその後も、現役を続けていたが、画質はDVD、ハイビジョンを見てしまうと、ファーマットの差は隠しようが無く、一般の試聴に耐えられなくなってしまった。
以前は、高画質で喜んでいたのにね。
たくさん買った「高画質盤」「CAV盤」「プレミアムエディション」「限定盤」数々のLDコレクションはどうしよう???
2015年ころまでに、LDは全部売り払い処分しました。
本機も、LDをDVD化した後、動作状態のうちに売却しました。
周波数特性 | DC~20kHz±0.3dB |
ディエンファシス偏差 | ±0.3dB |
高調波歪率 | 0.002%以下 |
ダイナミックレンジ | 100dB |
S/N比 | 115dB |
チャンネル セパレーション |
100dB以上 |
消費電力 | 25W |
サイズ | 幅435×高さ125×奥行400mm |
重量 | 15.0kg |
1990年発売 99800円
1991年発売 55万円
DAC付きのmb/iもあった。
1000Pとの組み合わせで広大な音場。整然と並ぶ音像には、すぐれたものがある。しかし、音像が並んで聞こえるということは深深とした音場表現が出来ていないことの裏返しなのであった。
銀のようなしゃらららン、となる鳴り方ははまる人にははまるのであろう。
物量投入型シャーシ、電源、基板であったが、メカが汎用品だった為、いまいちブレイクするところまでいたらなかったのが惜しい。
考え方は面白いのだが。音圧、光をシャットアウトする構造は、ナカミチでしか出来なかったもの。それが音にもっと結びついていればなあ。
MBメカ自体にメンテが必ず必要な部分があり、高価格品の割には信頼性が劣ったのも売れなかった要因か。