turedure2023


2023年12月21日(木)
振り返り

2023年もまもなくおわる。

今年も、いろいろあったのだが、1月から、4月までなんだか記憶が無い。

色々あったことを順不同に挙げてみる。


1.旅
自分の今年の漢字は、「旅」だ。

壱、なんせ一番は、北海道旅行だ。
初めて行ったわけでは無いのだが、長距離移動しながら回った今回は素晴らしかった。
なんせどこに行っても、食べ物がうまい!それはコンビニであってもだ。

弐、秋の信州旅行と旅が記憶に強く残っている。

參、5月に他店に呼ばれて行ったイベントだ。
ろくでも無い事があり、これも一生忘れられない記憶となるだろう。
モチベーションが下がる出来事だった。

四、先日のライブ。

18年ぶりとなる浜田省吾のコンサートにやっと当選した。
前回の2005年以来。それまで応募しても落選続き。
随分時が経ったが、アーティストは変わらないパフォーマンスに、メンバーもほぼ同じの燻し銀のパフォーマンス。
初めてのステージサイド席ながらじっくり見れて素晴らしかった。



2.スマホ破損。

今まで携帯を壊した事が無かったが、コレは効いた!

データの沢山詰まってるスマホなしては、仕事もおぼつかない。現代の便利さの脆弱性を思い知る事になる。幸い保険適応で、新型と安価で交換。要した時間は、2日。
これも驚愕。



3.妻の病気。

自分の事では無いが、これも大変な事。一時癌の疑いがあり、かなり焦った。結果手術になったが、その疑いは無く、術後は安定。

こう言う事があると、こちらにも、影響が及ぶのは仕方ない。



4.バイク仲間の結婚。

50歳も過ぎると、なかなかこの手の慶事は無いのたが、歳が離れているためこの度の報告となった。めでたい事この上無い!
末永くのお幸せを祈りたい。



5.イベント時の失敗。

読みが甘かったと言うか、まさかと言うか、あまりの音の酷さに驚愕。
かなりのレアケースだが、これほど迄に合わないとはこの事のようなサウンド。
冷や汗ものだった。



まとめ

今年は、オーディオ業界に良い風が吹かなかった。
半導体不足、供給不足、国力低下による円安に伴いかつての日本のパワーは無い。
政治の悪さなのか、世の中は暗い。
国民は、不景気にあえいでおり、明日が見えない。

ただ、趣味の音楽が廃れたわけではない。
良い作品や、良い人達が出てきて居る。

やり方を工夫しながら、来年の施策を練る事にしたい。

まだまだ、望みはなくなってはいない。


2023年を総括してみようか。

(本文とは全く関係ありません。)
2023年12月11日(月)
音楽を楽しむオーディオ

前回からの続き。

昨今のオーディオ機材は、高価だ。
昔からそうだが、最近の国際事情も反映している。
正直オーディオの魅力自体が下がっている。
なんのためにやるのか、疑問になる人すら出て来て居る。
この辺りが、問題だろう。

買える人はいいが、買えない人は諦める。
きりもかぎりも無い世界で、あっという間に変わってしまう。
それでも、止めない人も居る。
何とかして継続したい。
如何なる手段でも改革したい。



もう、意地である。

オーディオ系雑誌を読んでみても、書いてない事がある。
雑誌で取り上げられる製品は、大概はメインストリームな商品すなわち主力商品だ。
当たり前である。
読者が知りたいのはそれだからだ。

二番手三番手のモデルは、普通の人は興味が無いからだ。
(たまに特集が組まれる事もあるが。)

果たして、二番手三番手のモデルはダメなのか?


そんな事は無い。
自分の趣向に合っていればそれでいい。
もちろんトップグレードは否定しない。
中々その手のモデルを評価してくれる人=消費者、評論家が居ないのだ。

メーカーもメーカーでトップグレード品推しだ。そうなるだろう。
かつて、意外な顛末を経験した。
メーカーの新商品発表会に出席した時だ。
大大的に新型トップモデルのプレゼンが催された。
その場所には、セカンドグレードの品もひっそりと展示されており、そのモデルも試聴出来た。

アレ?中々いい出来じゃないか!?
確かに差が無いとは言わないが、金額差よりかなり小さい差だ。
セカンドグレード品はトップモデルの1/3程度の価格である。
もちろんコストカットされているので、過度な装飾は無いが、必要充分な物だった。

そのメーカーのトップモデルは売れた。間違い無く。
しかし、自分は敢えてセカンドグレード品を、以前の職場で勧めていた。(これも売れたが。)
残念ながら、セカンドグレード品は僅か半年で完了となってしまった。
いくらなんでも早すぎる。
メーカーに原因を問うと、コストが掛かり過ぎて赤字になり、販売終了したとの事。

トップモデルは、金額が高い為、継続生産してもコストが吸収できるため、何とかなるらしい。
つまり、価格設定を誤ったのだ。
完全にメーカーの失敗である。
ある意味ユーザーによっては当たりである。
そんな、イレギュラーも存在する。

日本人には、一番が至上であり、二番は論外である。
一番しか記憶に残らない。
二番手でもすごいのに。

偏屈物の自分は、敢えてセカンドグレードで勝負する。
それが楽しいからだ。
横綱が優勝するより、大関、関脇が優勝する方が場所が湧く。
そんな感じなのだ。
もちろんトップグレードを否定はしない。使いたい人は使うといい。
対して、セカンドグレード品は、メーカーとしては限られた予算設定の中で、核になる技術がかなり入っている。
言い方を変えれば、余計なものは省かれているが、使い方を工夫すればかなり使える。

この辺りが、最高スペック品が、最良足り得ない所以なのだ。

質より量とは言わないが、過剰な質より実を求めて行く方法もある。
そんな楽しみもあったりする。
そんなこんなを、以前の職場から勧めてきたのであった。



  本文とは全く関係ありません。
2023年12月10日(日)
良い音と好きな音。

12月になってしまった。
何かをやり残したような12月。と言われるが、事今年に関してはちがう。
アレやコレやありすぎて、知らないうちに今になった気がする。

コロナ禍が強制終了され、世の中が再回転し始めた。
コロナがなくなったわけではないし、インフルエンザも流行ってる。
世の中が回り始めても、元通りになった訳では無い。
だが、ずっと同じ事をしている。

最近電話での問い合わせが増えた。
毎度お馴染みの「良い音にするにはどうしたらいいか?」である。
またまた、その話しですか?お父さん!?
オーディオマニアには、終わる事の無い話しである。
程度問題や環境とかでかなり変わって来る。

ある人からは、かなり突っ込んだ話しになった。
自分の方向性としてはこっちに行きたいと。
こう言う人は、はっきりしているので、分かりやすい。
その中で、良い音とは?との話題になった。

良い音ってなんだろう?
明確な答えを持っている人など居ないと思っている。
いや、良い音だと認識はしているはずだ。
永遠に答えは出ない。
答えが出た人は立ち止まった人だろう。

しかし、こうは言える。
良い音は沢山ある。知ってるものも知らないものも含めて。
ただ、好きか嫌いかは、別だと言う事。
今まで、一番良い音は何か?と問われるならば、有る!間違いなく。
それは好きな音か?と言われると、偶然ながら、そうだった。
コレは偶然出会ったまでで、全てがそうでは無い。

沢山のお客様の自宅や、メーカーの試聴室、レコーディングスタジオ。
金額からすれば、メーカーの試聴室は、一般的な人が手を出せるものではない。
メーカーは、その時の最新型しかないので余り参考にならないが、機器は入念にセッティングされているのは間違いない。
品物だけではなく、環境が桁違いな為、実際にはそこでの音は実現困難とも言える。
ただ間違い無く、全ていい音だった。
その中で好きな音がした所が一つあったと言う事に過ぎない。

なんとかコンテストみたいな事が無い世界の為、甲乙付け難く、また付ける必要も無い。
(自分が良ければ良い世界だから。)
たまに雑誌のベストバイ的ランキングがあるが、全く当てにならない。
発売されてない、或いは入荷待ちなのにベストバイってなんだろう?
まあ、それは大人の事情として、置いておくとして。
よく混同されるのが、良い音楽は何で聴いても良いと。
それはその通りであり否定はしない。
たとえモノラルのAMラジオであってもだ。

事は、「音」であり、「音楽」では無い。
めんどくさい話しなのだ。
今までもそうだが、仕事として、良い音を提供しようと努めてきた。おそらくこれからもだ。
好きな音は自分の中にあれば良いと思ってきた。

実際、事務所のオーディオも限られた予算の中で良い音にするべく試行錯誤(四苦八苦?)している。
事務所内のオーディオは流動的なので答えは無いが、自室のオーディオは好きな音に仕上げで有る。
それもかなり亜流な方法で。 (笑)

自室オーディオを、今改めて聴いてもやはり自分の音になっている。
コレらを他人に押し付けるつもりは全く無い。
だから、誰にも聴かせない。(実際には3人ほど居るが。)

更には、高価な機械は使わないと言う自己規制=切実な問題もある。

コレについては次回。



  音=波動




 音楽=鼓動(ハートビート)

 おやぢの補足です。
 本文とは全く関係がありません。

 音楽論的に言えば、音楽の3要素とは、リズム、ライム、メロディ、と言われる。
 その楽しみ方は自由だ。
2023年11月28日(火)
CDはオワコンか

CDのオワコン化

2023年現在、音楽を聴くスタイルは様々多種多様である。
アナログ盤、CD、SA CD、DVD、サブスク(ストーリミング)、果てはYouTubeなど動画サイト、など多岐にわたる。
昔は、ソフトが高価だったため、FMを現代のインターネットの代わりとして活用していた。
FM音楽番組に耳を傾け、それをカセットテープに録音した。
友人に借りた CDやレコードをダビングしたり、してもらったり。

オーディオマニアと呼ばれる人達は、高価なレコード、CDを収集して居た。

音楽が宝物だった。

FMラジオから流れてくる新曲に胸躍らせた人も多数いたのではなかろうか?
自分の場合は、そのオーディオマニアの年齢層からすればまだ若手の方だ。
もちろんそれなりの年齢になっているが、音楽大量消費時代を生きて来てた。
いまから20~30年前は、CD全盛期で、CDがLPに代わり大量に売れていた。
しかし昨今のインターネットの普及に伴い、ストーリミング(サブスク)で聴くのが普通になってしまった。

ラジオのある番組で、あるアーティストが新曲をわざわざ8センチのシングルCDで発売したと話していた。
今は、シングルでもマキシシングルという12センチの通常サイズの大きさだ。

現在販売されているCDプレーヤーでも、一応8センチシングル対応になっているようだが、スロットインタイプのディスクドライブや、一部の機種は端から8㎝盤には対応しない。(流石にはめ込み型のアダプターを最近見ることはなくなった。)
そもそも、CDプレーヤーが無い家だってあるだろう。

話しが逸れるが、オーディオコンポーネントの売り上げ推移を調べてみたら、何と!?前年比7%アップと言うではないか?

このオーディオ不況のなかで、何がどうなっているのか?疑わしいと思った。
中身を調べると、その要因はストーリミング(サブスク)の発展、浸透であった。
音楽は、ダウンロードまたはストーリミングで、スマホからヘッドホンやイヤホンで聴くものに変容していた。

この聴き方を知るに、自分はすっかりメインストリームから外れている事を実感した。


話しを戻すと、今の時代CDを買ってどうする?と言う事になるが、なんとCDを聴けない人向けに、二次元コード(QRコード)が内封されていて、それをQRコードリーダーで読み込んでストーリミング(サブスク)で聴くと言う事だ。

CDメーカーも良く考えたな?と感心するが、同時にCDのオワコン化を痛感する。

アナログレコードはアナログプレーヤーで、CDはCDプレーヤーで聴くのが当然。かつ音はスピーカーから出す物だと思っている自分にはストーリミング(サブスク)は考えもつかなかった。

自分はもともとイヤホン、ヘッドホンが嫌いだったため、ファイル再生音楽(サブスク)でも、データをD/Aコンバーター、Bluetoothレシーバーからアンプを通したうえ、イヤホン、ヘッドホンではなくスピーカーから出すのを常道としている。

ファイル再生(サブスク)の便利さを享受している自分はいるのだが、音質そのものは、まだプレーヤーでメディア再生の方が良いと感じる。

ただインターネットからの音楽よりメディア(CD、DVD、SACD、BDなど)をプレーヤーで再生したほうが良いと思う人は、この20年少なくなって来ているのではないかと危惧している。
リアルのオーディオショップはもともと専門家が少ない業界だし、旧来からのオーディオ(ビデオ)評論家も高齢化で激減、音楽、メディア、インターネット音楽の雑誌、オーディオビデオのWebサイト(ホームページ)なども減少傾向で、オーディオについて教えてくれる人も機会も減ってしまったのだ。



いや、教えるぞ!
どうすれば良いか、一から教える。
そして、沼に突き落とす!  (笑)

来たれ若者!
来たれ老人!

金をかけずに頭を使う方法もある。
過去の遺産の品物でも、上手に使えば最新に迫れるばかりか、上回わることも可能かもしれない。

旧式だろうが、古かろうが、使えるものは使い倒してなんぼである。

諦めるのは、まだ早い!


使いこなし編へ続く、、、のか?


CDロゴ
1982年から市販製品発売


ソニーCDプレーヤー第1号機


フィリップス CDプレーヤー1号機
2023年11月24日(金)
コンサート

18年ぶり。

浜田省吾のコンサートに行って来た。
コンサートと言う言い方が古くなり、今はライブと言うのだろう。
古くは、ワンマンショーとか言ってたりもした。
実に18年ぶりである。
もちろん行きたく無かったわけではなく、チケットが取れないのだ。
近くに来るたび応募して、その度に落選。
当選が超難関で、チケットはプラチナチケット化。
昔は、電話申し込みだったので、頑張って取れたが、ダフ屋や、悪質な転売ヤーを防止する為、デジタルチケット化され完全に抽選であり、当日現地入場するまで席すら分からない。
ダフ屋対策として、どうしても行けなくなってしまった場合には、公式トレードなる方法も有る。

今回は、倍率が高くなるアリーナ席を避けてステージサイド席に応募!
なんとかチケットに当選!
初めてのステージサイド席で不安もあったが、中々いい感じだった。
近くは無いが、雛壇なので前の人が邪魔になったりしない。
おまけにパイプ椅子では無いので、座っても座り心地が良い!
38年前からファンであり、コンサートも複数回行っているが、ここ20年ぐらいは、とんでもない倍率でチケットが入手困難。
今回は、仙台市から近い利府町のセキスイハイムスーパーアリーナ(グランディー21)で3回目(とは言え18年ぶりだから、2005年以来になるが。)

学生時代の未成年の時は、自力で行く事が出来無い(車も免許も、金も無い)更に、情報が乏しく、公演予定やチケットをどう入手するかも全く分からなかった。(田舎者の悲哀)
昔は、プレイガイドでも販売していたが、プレイガイドが何処にあるのかすら分からなかった。
昔、みちのく湖畔公園で野外ライブが開催された際、漏れ聞こえる音と光を、外から見ようかと当時の友人と画策したが、入場者が溢れかえり、25000人で制限され周りに同じ事を考えた人がウロウロして居たらしい。
結局は行かなかったが。
結果として、真面目にチケットを購入する普通の人になっている。

肝心のライブはと言うと、本人は、今年で71歳。
髪は、真っ白になっていた。
しかし歌声は全く変わらない、全23曲全く原曲キーのまま、3時間を超える公演時間。
昔は、古いアルバムは廃盤にして欲しいと語っていたが、かなりの曲が盛り込まれていた。

バンドメンバーはギタリストの町支莞爾以外リアルタイムでは演奏した事が無い曲のはず。ついで古参メンバーのサックスの古村敏比古ですら、半分ぐらいのはず。
しかしながら、プロの演奏だった。ブレやズレが無い!
変に崩す事なく、ほぼ忠実に再現されていて、まるで、CDを聴いているかのような安定感。

会場は、満員。
入場者数は、約8000人で、東北各県から来ていた。年齢層も、10歳以下から、80代以上まで幅広くボリュームゾーンは、40~50代だが。本人は、「40代はまだまだ若い人だと思ってる」とMCで話してた。
MCで恒例の、地域・年齢調査が本人から行われる。

2デイズなので、16000人が参加した事になる。

これだけの席数でも当たらないのだ。
10回は、落選している。
このペースでいくと、おそらく今回が最後。
15年後に当たるとして、浜田省吾85歳。
流石に無理っぽい。(やって居て欲しいけど)
本人は、MCでもう少しやりたい。まだ旅の途中と、言っていた。
今回が最後と腹をくくっていたが、また応募するよ!ハズレようとも!

素晴らしい夜だった。

 浜田省吾公式サイトから引用

写真:内藤順司
▼ツアー情報
「SHOGO HAMADA 『ON THE ROAD 2023 Welcome back to The Rock Show youth in the “JUKEBOX”』」
9月30日(土)北海道立総合体育センター 北海きたえーる
10月1日(日)北海道立総合体育センター 北海きたえーる
10月7日(土)マリンメッセ福岡A館
10月8日(日)マリンメッセ福岡A館
10月14日(土)大阪城ホール
10月15日(日)大阪城ホール
11月11日(土)神奈川 横浜アリーナ
11月12日(日)神奈川 横浜アリーナ
11月18日(土)宮城 セキスイハイムスーパーアリーナ
11月19日(日)宮城 セキスイハイムスーパーアリーナ
11月25日(土)東京有明アリーナ
11月26日(日)東京有明アリーナ
12月9日(土)愛知 日本ガイシホール
12月10日(日)愛知 日本ガイシホール
12月23日(土)広島グリーンアリーナ
12月24日(日)広島グリーンアリーナ
[2024年]
1月5日(金)さいたまスーパーアリーナ
1月6日(土)さいたまスーパーアリーナ
2023年11月18日(土)
オーディオ世情


11月3日から5日まで、今年も東京インターナショナルオーディオショーが開催された。
コロナ禍後、初となる開催であるが、完全予約制という。
アジア最大のショーとなるオーディオイベントは、東京を皮切りに、大阪、九州、名古屋と回り、来年の2-3月辺りまで続く。  注)同じイベンターがやっている訳では無い。
一番格式の高く、規模が大きいショーが東京である。
なんだか、相撲の本場所見たいだが。

かつては、毎年行っていた。
見た事の無い、海外製の高級品。
超絶な品々。
一般家庭では扱える代物では無いと感じる品物。超高価、超大型、複雑。
多種多様だった。

自分の事業形態を変えてからは、行く気も無いが情報だけは入って来る。
ソーシャルメディアの人たちが、ネットに上げてくれるからだ。
もちろん生で見て見たい気持ちもあるが、十分伝わる。(音以外)
ただ、観客の高齢化は著しく80%が高齢者。残りの15%が、ソーシャルメディアの人か業者の人であり、5%が若い人のような感じだ。
まだ、客が居るだけいいが。


ただ、今年は市況が著しく振るわないようだ。
同業他社から悲鳴が聞こえてくる。

田舎だからか?と思ったがそうではない。
大都市圏でも同じようだ。
盛況なのは修理業者だ。うちもそうである。
通常修理品はもちろん、他社では断られる品物や通常出来ないリペア品がほとんど。


得意先の修理業者に話しを聞くと、
「東京の店は品物が売れなくて大変だよ。」
それでも、オーディオに触れていたい人は中古品に流れるが、それも止まった。
最近よく見かける、オーディオ買取業者は、国内流通が目的ではなく輸出が主なようだ。
海外に流れたものは二度と日本に戻って来ない。
中古品の数が少なくなり、価格高騰に歯止めが掛からない。
AV業界の失速も著しい。

半導体素子不足による生産性の悪化は、かなり冷や水をかけられた。

フルチャンネル仕様のシアターサウンドは、価格高騰と業界の冷え込みをモロに食らったようである。
ただでさえAV系メーカーの推進派は少なく、より高いハードルを超えないと難しいのに、これは大ダメージだ。
しかしながら、抜け穴はある。

AV系の製品は、不本意ながら値落ちが激しく高い性能を誇っていても、中古はかなり安価で購入できる。
最新型が最良とは限らないのだ。
そこら辺を熟知している強者は楽しめるが実際はそうはいかない。
音はクオリティをハイレベルに保てるが映像は日進月歩だ。
何処に落とし処をつけるのか?だ。
個人的な主観を言うなら、4K仕様のモニターまたはプロジェクターを持って居れば何とかなる。
あとは、調整と環境を整えれば結構イケる。

話しがそれたが、オーディオショーはロマンが無いといけない。
買えないモノを見るためでも有るからだ。
しかし、こんなに高齢化が進むとどうだろうか?
欲しくても年金のみでは買えない。
オーディオ的に完成した人たちが、新たな世界に踏み入れたいと思う人がどれだけ居るのだろうか?

AV愛好家=消費者の高齢化は、AV業界にとって最近特に顕著な潮流である。

もう一つのオーディオショーである、オトテンは若い人たちがかなり居る。
2023年は6月開催済みだ。


棲み分けできているなら、筆者の杞憂におわるだろう。


2023年11月11日(土)
SNSの闇

昨今は、SNS時代である。
ありとあらゆるものが、勝手に流れて来る時代。
嘘かまことかわからないものが、大量に溢れている。
参考になるものもなくは無いが、飛ばし記事だったり、未確認な内容のモノあるいは、名誉毀損ギリギリのモノまで多種多様。
単なる感想ならまだしも、嘘偽り誹謗中傷を平然と載せてあったりする。
まあ、個人が自由に発信するには便利な時代。(かく言う自分も乗っかってる訳だが。)

先日、昔の同級生のfacebookをたまたま見つけた。
あまりの風体の変わりようと、闇(病み)具合に驚愕した。
発信した本人も分かって無いのでは無いだろうか?
フォロワーが、更に怪しすぎる。
怪しさが滲み出している。
完全に犯罪の匂いがする。(フォロワーが)完全に闇である。

昔では、紙媒体がそれを担っていたのだが、現在ほど荒れてはいなかった。
いまは、便所の落書きレベルなモノも多数見受けられる。
単に自己顕示欲か、自己啓発か?ならばまだしもだが、コレが趣味の事となると、かなり荒れる。
かつて、SNSで発信していた知人がいたのだが、コレが荒れた。
結局のところ閉鎖してしまった。
楽しいはずの趣味が嫌なモノになってしまう。
鉄のメンタルを持っているか、または、当たり障りな無い事を発信するかしか無い。(ただし、度が過ぎると法的に訴えられたりする事もある。)
主張はまだ良いが、なんらかのディスりが入って来ると、闇になってしまう。

昔から感じていた事だが、オーディオの闇堕ちは何人も見てきた。
人格が破綻したり、破産してしまったり、こちらが止めても止まらない。
何の為の趣味なのか?

ただ上手に楽しむ人達も多数いる。
良い意味で身の程を知っている人はそうならない。
自分のレベルで楽しめるのだ。
当たり前な事なのだが、それが出来ない事もある。
失敗を知って、成功を掴む事ができる人は幸いだ。

話しがそれたが、便利なツールとして、SNSを使うなら、それは賢い使い方だ。
情報は溢れるほどある。
出かける事なく情報は手にはいるが、そればかりに頼らない事も必要だ。

自分の目で見て、聴いて、確かめる、という基本的な事は今だに大切。
その上で考えても、遅くは無い。




 注) 鳥のマークは、今は X になっています。
2023年10月25日(水)
冬の時代

オーディオは、長い冬の時代を迎えて、出口が見えない。
今年はとくに厳冬期みたいな感じだ。
ある人は、氷河期じゃなく、絶対0度の時代と言っていた。

10年に一度ぐらいはエポックメイキングな製品が現れて業界を賑わすのだが、ここ最近は見かける事が無い。
正直時代も良くない。
ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルとハマスの軍事衝突。
更には北朝鮮や中国の怪しい動きなど、対岸の火事では済まないような状況下でのんびりオーディオで音楽など、気持ちが下がってそれどころじゃ無い。
円安が進んでもこの業界の良い話しは聞こえて来ない。
何とも不安なこの一年である。


そんな世の中でもコロナ禍も明けてオーディオショーが開催される。
残念ながら予約制との事で、おいそれとは行けない。(行く気も無いが。)
若者が減り老人達が引退する事態で、果たしてどうなるのか?
もう一度趣味としてのオーディオを考え直してみる時期では無いのだろうか?
時すでに遅しの感が否めないがやらないよりマシだろう。
すでに、自分は中年から老境の域に差し掛かる歳頃。
若いつもりでも、とうの昔におっさんである。


岡崎体育の曲「おっさん」にとても共感した。
そう。我はおっさんである。
おっさんには分からない事が沢山あり、おっさんでないと分からない事も沢山ある。
今まで来た道がこの世の全てでは無い。いつの間にか横道に迷い込みなんだかわからなくなっている。
でも、死ぬまで行くしか無い。

やれる事はやってみたい。
今年の北海道は良い経験だった。
電柱すら無い原野の一本道は果てしない向こう側に続いていて、感慨無量だった。

若い頃では感じない事も今なら感じられる。
大好きな白馬の山々も、そう感じる。
ならば1からやってみたら良い。
新たな発見があるかも?








秋の終わりの一日にiPhoneから


 2022年11月の北アルプス   
 右寄りの雪渓が氷河に認定されるかも、という写真。
2023年9月2日(土)
その6  漏れてました。(※管理者 Web日記の都合上差し込み編集ができません。順不同になってしまい申し訳ございません)

北海道3日目は、知床からスタート。
知床のホテルは、かなり大きなホテルだ、従業員に多数の外国人が働いていた。

ゆっくりと朝食をとり出発。
またしても、朝は雨。
何故か、朝は雨なのだ。
ここから知床峠を抜けて羅臼に向かうのに、雨と濃霧。
期待していた名峰羅臼岳は、見れないかも知れないと、ガッカリしてた。

知床横断道路は、知床半島を横断する峠道で、年の半分は雪に閉ざされて通行止めである。
5月末辺りに開通し、11月半ばには閉鎖される。
その峠の頂上付近に羅臼岳は、聳えている。
標高を上げて行くにつれ霧が濃くなり、諦めていたが、峠の頂上を目前に晴れた。雲から抜けたのだ。
峠の頂上付近の駐車場から、素晴らしい眺望が眺められた。

峠を下り、程なくして羅臼についた。
羅臼は、ネットフィリックスで話題の相撲ドラマ「サンクチュアリ」の暗い過去を持つ主人公のライバル、静内の生まれ故郷となっている。
残念ながら降りて来ると、霧がかかっており、国後島は見えなかった。
(後に、遠くからちらっと眺める事が出来たが。)

今日は、道東のハイライトと言っても良い行程だ。
羅臼から、阿寒湖へ向かい、弟子屈、摩周湖、屈斜路湖、美幌峠を抜けるコース。
今日はかなり走る事になる。

道東の湖は、全て表情が違う。
同じカルデラ湖だが、色も雰囲気もみんな違う。
知床を抜けたあたりで、快晴になった。
また峠道を抜けると、阿寒岳が見える。
その麓にマリモで有名な阿寒湖が。
阿寒湖は、完全な観光地で、遊覧船や土産物屋が並んでる。
少しだけ寄り道をした。
阿寒湖水中線路を見に行ったのだ。
水中線路と言っても、鉄道跡でも、もちろん列車が走ってる訳では無い。
船を湖に上げ下ろしするための線路だが、間近で見ると、なんとも不思議な眺めだ。


弟子屈で、弟子屈ラーメンを食べ、霧の摩周湖へ。
地形の影響で、年間100日は霧に覆われて見えないと言う摩周湖は、快晴の摩周湖だった。
切り立つ崖の下に真っ青な湖面が波一つなく静かに湖水たたえていた。
あまりの美しさに思わず声がでた。

まさに、ザ・北海道だ。

平日でも、ある程度観光客かいて、同じように声をあげていた。
展望台からは、さっきいた、阿寒岳や、硫黄山、そして、屈斜路湖が眺望できた。
さらに遠くに高い山脈が見える。
なんと雄大だろうか。

そして歌に歌われた、美幌峠へ。

つづく。
2023年10月16日(月)
北海道紀行 その8改めその9  最終回 

富良野で向かった先は、そう!北の国からの五郎の家。
長い間放送された、「北の国から」のロケ地である富良野には、ロケで使われたセットが残されている。

一番有名なセットは、五郎の石の家では無いだろうか?
正直、北の国からのドラマは、通して見た事がない。
何故か?これは、悲しい理由がある。
放送初期は80年代初頭。
実はこの頃は、自宅にはTVが一台しか無く、さらに地形の関係で、ゴーストが酷く、民放局の映りがひどい状態だった。
(その後アンテナの位置や対策にて多少の改善が見られたが。)
チャンネルの優先権もなく、見たい番組が必ずしも見れなかった。
21世紀に入って地デジ化されるまで、地上波はゴーストの映像がお約束だったため、我が家はBSや、CS放送の導入は早かった。

前置きはここまでにして、畑の中を進むと、ドラマを良く見ていない自分でも、何故か知ってる石の家のある場所に着いた。

完全に観光地化されており、維持管理の為、入場料を取られる。
まあ、それはいいとして、管理棟から結構歩く。
すると少し開けた場所に、「あの家」が見えてきた。
思ったよりいや、思ったぐらいの大きさだった。
水を汲み上げる風車。
風呂屋の石組みの煙突。

そして、近くには黒板五郎のお墓まで。
中に入れるので、入ってみた。
簡素な作りの室内。
広い土間に、流しと裏口。
住もうと思えば住めるが、冬は厳しそうだ。
冬になる前に蓄えなければならない、暖を取る為の薪や食料。
なんせ電気が無いため、冷蔵庫は無い。
食料はどうやって保存するのだろうか?
水は凍ってしまうのをいかに防ぐのだろうか?
要らぬ心配ばかりしてしまう。

夏になればなったで、いろいろ困るだろうな?
別に自分が住む訳では無いのに、余計な心配してしまう。
内見に来てるかのように!笑
石の家は、正面は石を積み上げて壁を形作っているが、裏側は板張りの木造であるし、屋根は石って訳では無い。
半分が石の家なのだ。

この家はあの田中邦衛が作ったのか?」
と母親が訪ねてきた。

「田中邦衛なんか一流芸能人だぞ?

ドラマの中で作ったのは、黒板五郎であって、黒板五郎が作った事になってるが、実際に作ったのは、TV局のスタッフと、制作会社と外注だよ。
本人が石を積んで作ったわけじゃない」

と説明したら納得していた。

まさか本当に俳優が作ったと思っていたとは?

この頃には雨は止んでいた。

ロケ地に続く道にはデカいフキの葉っぱが並んでる。
近くの店で昼食を取ろうとしたら、探しておいた店が無い。
跡形も無くなっている。
コロナの影響だろうか?観光客目当ての店だったのか、数ヶ月前に無くなっていたようだ。
仕方ないので、また別の場所で昼食を取った。
こちらはそもそもの地元客が多い店のようで、雑貨屋と食堂を同時に営んでるお店だった。

時間も、迫っているため、余りのんびりしてはいられない。
小さな峠を越えて久々にワインディングロードを走り、途中道の駅でトイレ休憩をはさんで、苫小牧まで高速に乗って走る。
夕張を越え間もなく苫小牧に。


流石は苫小牧港。
フェリーターミナルがデカい!

すでに3隻のフェリーが接岸していた。
待合室も広い。
なるほどコレは混み合うはずだ。
ハイシーズンならもっと人が居るだろう。

乗船手続きは開始されていたので余裕を持って手続きが出来た。
今回は、老人がいる旨係員に伝えると、特別乗船下船手続きを取ってくれて、全員車に乗ったまま乗り込んで良いと取り計らってくれた。
フェリー会社によって違うのだが、乗船は別々で下船は同乗可能な場合と、どちらも別々な場合が有る。
太平洋フェリーはどちらも別々になるのが基本だが、高齢者や障害者が同乗して居る場合には特例措置があり、しかも船内のエレベーター付近に止めてくれるという親切さ!
感謝である。

さて、帰りも和室の特等室。
行きの部屋より少し広いが、テラスは無い。

夕食はバイキングだった。
全員で夕食を済ませて最後の船旅を楽しもうとしたのでだが、港を出てから沖に出るにつれかなり揺れる。
ヨーイングとピッチングの組み合わせ盛りだくさんだ。
廊下もまっすぐ歩けない。
船内アナウンスで、「ご乗船のお客様にお伝えいたします。只今低気圧の影響で、海が荒れ船が揺動しておりますが、航行には全く問題ありませんのでご安心ください。」

と流れた。
フェリーはかなりの高速(25ノット)で航行している。

このフェリーは、推進方式が一軸二重反転スクリューで、来た時のフェリーより振動が少ない。
コレは助かる。なんせ来た時は、振動が気になり眠れなかったので、かなり違う!

が、自分は良いのだが同乗者は、自分以外全員が船酔いしている。
部屋は病室状態だ。
自分の部屋は、安いシングルルームだ。
早めに寝ることにした。
ロビーやプロムナードにはさすがに人が居ない。
おそらく皆船酔いしてるのだろう。
デッキに出て風にあたる強者もいたが、夜間は何も見えないし、雨があたる。

トイレには、なんと、船酔い用の便器が有る!
廊下には、エチケット袋が大量に設定されている。
夜間にあちこちで、ゲゲーと音が聞こえる!
たまらんなこれは!安い部屋は音が漏れ漏れである。
夜がふけるに従って揺れも収まってきた。
いつしか眠りに落ちた。

翌朝、波も収まり陸地が見えて来た。

金華山沖で石巻市の街が見えてきた。
間もなく仙台港と言う時珍しいモノが浮んでいた。
海自の潜水艦だ。
横須賀以外の外洋で初めてみた。
しかも浮上している。

港の都合で、30分遅れでターミナルに無事到着。
無事下船。皆んな船酔いで朝食は取れず朝飯無しで降りた。
あとは、勝手知ったる道を快速して帰宅。


実に実の詰まった旅だった。
途中で会ったバイク仲間は翌日無事帰宅と連絡があり、旅の無事を確認した。

また行って見たい。

北海道は中毒性がある。

しかし課題もある。
眠れない事だ。

車は良いとして、バイクのツーリングはどうだろうか?
身体が動くうちにまた行けるだろうか?

両親が動けるうちに来れた事には感謝したい。
また別な旅にも行ってみよう。

終わり。
2023年9月21日(木)
北海道紀行(その7) 改めその8

道内の旅行も今日で最後。
北海道の広さを堪能しながら旭川市から出発。
本日も朝は雨。
これで、道内は必ず朝は雨になった。

今日は、美瑛、富良野からフェリー港のある苫小牧まで行く。
旭川は、大きな街であるが、道がすいていて朝でも走りやすい。
本日は最も時間がタイトである。
フェリーの出港は19:00だが、2時間前までに受付を済ませて下さいと言われている為、遅れる訳にはいかないのだ。

雨は降っているが、強くはなく程なくして美瑛の丘陵地帯が見えて来た。
この辺りには今までと違い水田がある。
道東、道北では見られなかった田んぼか広がっていた。
青々とした稲の中の道を進むと、遠く大雪山系の山が霞んで見えた。
季節的にラベンダー畑が紫色のカーペットの様に広がっている。
正に丘が花畑。

有名な富良野のファーム富田で、ラベンダー畑を眺め、キンキンに冷え過ぎと思えるメロンを食べた。(お土産も買った)
花が大好きな母親は、大喜びである。
雨だが、人が沢山いた。
しかも、このファーム富田は、入場無料で駐車場も無料である。

花畑の中をローカル列車がコトコト走って行く。
時間が有ればカメラを構えたかった。

富良野と言うと、アレである。
あそこに行かねば!

つづく。

2023年9月6日(水)
北海道紀行その6 改めその7

北海道のクライマックスと言っていい、道東の湖巡りだが、美幌峠から旭川に向かう道がかなり遠い。

美幌町から、北見市さらに、R39を通って石北峠を抜けて旭川まで。美幌峠から140キロ以上ある。
ただ、1年のうちで日の長い時期であるため、陽は高い。
峠を下っていくと、広い畑が広がる。
てんさい(砂糖大根)畑だ。

見渡せる限り畑であり、山裾までひろがっている。
北海道の魅力の一つだが、何も無い事と言われるが、この辺りは、人家が散見される。
だが、電柱とかがあまりない。
畑は、良く手入れされていて、雑草が無い。
この広大ない畑をどうやって手入れしているのだろうか?
美幌町から北見までは、ずっとそんな感じ。

北見から、R39の石北峠区間だ。
難所の一つであり、山間部に入ると何も無い。
無人の峠道である。
冬季間は、かなりの難所だろうと推察する。
迂闊だったのだが、この区間を良く調べておかなかった。

同乗者からトイレに行きたいと言われた。
ナビでソレらしき場所を検索すると、層雲峡温泉まで、何も無い。
距離にして、50キロ以上ある。
コレはまいった!
道は広いが、山道である。
あまり飛ばすのも知らない道だし安全性を考えると危険である。
幸いにして、信号も無いが、エゾ鹿には、注意しなくてはならない。

何とか、層雲峡温泉のコンビニ、セブンイレブンにたどり着いた。
このお店は、スキージャンプ選手のあの「高梨沙羅」選手の両親が経営しているお店だそうだ。
しかし!トイレ故障中と!
更に、7/24日をもって閉店するとの事!!
つまり、直すつもりは無いらしい。

コレは困った!
もはや、ギリギリらしい。
いや、少し奥まった所に、セイコーマートがあったはず!
とって返して、セイコーマートに滑り込む。
このコンビニは、24時間営業ではなく、かなり早い時間に閉まるらしく、こちらもギリギリ!
危うく、北海道の大自然にばら撒く所だった。

安心した所で、一路旭川へ。
途中無理区間の高速道路に上がり、時間を短縮した。
すっかり日も暮れて夜になったが、順調に進む。
この辺りから、少し雨がぱらついてきた。
旭川は、大きな街である。

北海道は、総人口500万人ほどで、そのうち200万人ぐらいが札幌市に集中している。
道都札幌には無い物は無いと言われるぐらい大都市だが、他は中小都市だ。
その中でも、旭川は33万人程で、第二の人口を誇る。(三番目は、函館市)
本日は、走る距離が長かったので、結構遅い時間にホテルにチェックインし、あすに備えて寝る事にした。
明日は、ついに道内最終日、美瑛、富良野コースである。

つづく
2023年9月6日(水)
閑話休題その2

最近ハマってしまったAGだか、世間では大ブレイク中らしい。
(この辺が、自分がズレている感全開)

ヒット曲の「オトナブルー」は、3年前にリリースした曲との事。
あまりのブレイクぶりに、各方面から、分析とか評価が上がっている。

歌唱に対してや、ダンスに対してさらには、曲の分析等色々な分野から評価されているのは、先述した通りだが、AGの魅力は、歌唱力もさる事ながら、あの激しいダンスだろう。
メンバーは、幼い頃からダンススクールに通い、それなりの成績をおさめた人たちらしい。
21歳でダンス歴15年とかだから、筋金入りである。

ある、世界ランカー的な現役プロダンサーが画像付きで解説していたのを見た。
全員うまいが、揃っているのに個性が出ていると、振り付けが独創的だとも。
皆んな、あの激しいダンスでも楽しんで踊っている上に、歌がブレないのはただ事では無い。
プロダンサーが、一通り踊りながら歌って見た動画もあったが、息が上がって上手く歌えないし、コレをやり続けるのは大変!
彼女たちは、凄い!全員化け物!と感服していた。

ここ11-2年ぐらい前から、学校の授業でダンスと言うカリキュラムが導入されている。
50も過ぎた自分だが、かつての自分の中学校では、女子の体育の授業で創作ダンスというのがあった。
何故か男子は相撲だった。
立派な屋根付きの土俵があった。もちろん先生でも、教えられるひとは居なかった。何故あの様な屋根付きの立派な土俵が田舎の学校に作られたのかは、不明だ。


12-3年くらい前だったか、パイオニアから、ダンス用オーディオ機材のスティーズなるビートを自在に刻めて、音に合わせて踊る練習が出来るラジカセ的な物を発売した。
(その後行方不明に。)
発表会に呼ばれて、東京に行って見てきた記憶がある。
キッズダンサーが男女2人来ていて、踊ってくれた。
キレッキレで踊るキッズ(10歳ぐらい)達の周りに我々おっさん達が群がっていた。
ダンスには、いろいろ種類があるが、LOCK系、ハウス系、を踊ってくれた記憶がある。(詳しくは無いのでわからないが。)

ああいう子供達の中から、有能なメンバーが選ばれてグループを組んでいるのだろう。
AGは、全員飾らないがよく見ると皆んな可愛らしく美人である。
全員方向性の違う美人グループだ。しかも全員黒髪なのは、コンセプトから意図しているのであろう。
13歳辺りで結成されているわけだから、原石を良く探し出したものだと思う。
5-6年前の画像をみると、幼さが残る少女達である。
ツアーは、北米、アジアなどに決まっているらしく、すでに海外フェスは何度も経験済み。
ただ日本人は、童顔のためアメリカなどの欧米では、成人と言っても疑われるだろうな。

アピールポイントも熟知していて、すでにベテランの雰囲気だ。
動画を見なければ、これほどハマらなかっただろう。
時代が呼んで集まったグループというテイになっているが、その通りだと思った。

2023年9月4日(月)
閑話休題

目も耳も曇っていました。
このページの管理人さんから、オーディオの話しを出せと言われたので、今回気になっていたことを挟みたいと思う。

最近テレビにも、度々登場しているので、ご存知の方もいらっしゃると思うが、「新しい学校のリーダーズ」以後AGと呼称

今年になってから大ブレイクしている、ガールズ・ダンスヴォーカルユニットの4人組。
すでに結成8年と言う、なかなか年季の入ったガールズユニットのAGだが、皆さん若い。
最年長が、24歳でその他が21歳。

そもそも、アイドルや、ガールズグループに興味が無い自分は、全く気にしていなかった。
このグループを知ったのは、去年秋頃で、見た目のインパクトから、イロモノグループぐらいにしか見ていなかった。(失礼)
しかし、実際は実力が高く、見た目だけで無い事を知るのは、今年になってから。

ブレイクは、TikTokからといわれているが、自分の場合は、YouTubeのチャンネルのファーストテイクだった。
不定期でアップされるこなファーストテイクは、様々なミュージシャンが参加していて、一発録りであり、ハプニングもそのまま収録される。
ライブ感たっぷりで、映像や演奏も秀逸。

大抵は、ショックマウントを付けたマイクスタンド一本にコンデンサマイクにポップガードを付けただけの状態で収録される。アーティストは、モニターヘッドホンを付けただけで、バンドがある場合は別。
背景に何もないスタジオ見たいな場所でやっている。
結構場数を踏んだアーティストでも緊張感が伝わってくるし、実際緊張しているだろう。
もちろん、プロらしく、純粋に歌唱や演奏が良く伝わってくる、優良なコンテンツだと思っている。

そこに、AGが登場したのだ。
普段からそのままなのか、何ら緊張感がなく、度胸があるのか、場数が違うからか、お決まりらしいグループ挨拶から始まる。
なんじゃこりゃ?
と思った。
しかし、ファーストテイクに呼ばれるぐらいだから、何があるのか?と思ったが、まさにそうだった。
緊張感など感じさせ無い自由でのびのびと言うか暴れ回って歌い踊る姿。
このチャンネルでは、なかなか踊る姿は見られないのだが、暴れ回って帰って行った。
初めてみて、呆然とした。いや、完全に捕まれてしまった。
このAGというグループは、国内より海外の人気が高く、逆輸入グループと言うらしい。

ダンスヴォーカルユニットと言うぐらいなので、ダンスのキレが凄い。
ユニフォームが、白いセーラー服であるのも、受けたのだろう。
(今時は、なかなかセーラー服の制服は田舎でも珍しいが。)
既成概念が出来上がっていて、学校のコンセプトがブレない。(メンバーは結成当時は学生だったのだが既に成人。)
あまりに驚愕したので、たくさん上がっている他のコンテンツも見てみた。

リードボーカルのスズカのトークスキルやタレント力が凄い!ミヂュのこだわりのツインテールが学生コンセプトをより強くしている、リンのダンスのキレとカッコいいか強いが、実は、一番女性的。
メンバー最年少がカノン(本名らしい)
かわいいがコンセプトのロングヘアの清楚系っ美人な娘だか、髪を振り乱して踊る姿が凄い。

メンバーもみんな個性的。ダンスは全てメンバーが考えて、振り付けしていると言う事で、さらにキレが凄くて驚き、

これだけのメンバーとグループを見つけられなかったのは、自分の目と耳が曇っているせい、としか思えない。

ガールズグループに興味が無いのは変わらないが、長い下積みとも言える8年の活動中メンバーも変わらない、おそらく仲が良いのだろう。努力を努力と惜しまない。
高いダンススキルと、ボーカル能力が各方面の専門家が評価している。
全員が個性的で被らないし、見た目とのギャップも人気の秘訣だろう。
プロデューサーの手腕もさる事ながら、良くぞ発掘して育てたと思う。

ファーストテイクで一つ気になっていた事をコメントしていた、音楽業界のプロが言ってたことを取り上げたい。
先に紹介した、マイクだがコンデンサマイクであり、感度が高く、細かい音を拾う。その為、ポップガードを使って制御している。
ソレをあれだけ激しく踊るわけだから、雑音がかなり入るはずだと。
自分もそう思っていた。
仕事の一環として、始めたカラオケのマイクの一つにコンデンサマイクを一つ導入していた。

正直ファーストテイクを見てやってみようと思ったからだ。
これが難しい!
いや、音はいいのだ。感度が違い音をよく拾う。つまり、上手い人でないと酷くて使えない。
ダイナミックマイクとは違って固定しなくてはならない。

あのテイクを見る限りは雑音が無い。
おそらく音響技術さんが、雑音をカットしているのだろうと。しかも4本あるため、全て雑音をカットしているはずだと。
その上でマスタリングしているのでは無いか?
と。
実際、音源を買ってみた。
ファーストテイク版との事だが、音が違う。
エンジニアに苦労が分かる。
素晴らしい。

この歳でこんなワクワクするグループに出会えるとは?
忌野清志郎(RCサクセション)
ブルーハーツ以来の衝撃だ。
因みにに推しは、奇行が目立つスズカである。清志郎やヒロトと同じ匂いがする!?
さらになかなかの美人。
キャラ設定の為に丸メガネを掛けているが、美人なのを隠す為とも、ウワサされていたが、もう、はみ出しているな。
もう、すっかり夢中。

2023年8月29日(火)
その5

翌日は、雨だった。
北海道の最北=日本の最北。
北海道民でも、ほぼ樺太と言われる稚内。
海のすぐそばにある港湾都市でもある。
一応鉄道もあるが、正直アクセスが良いとは言えない。
とは言え、港と、駅、空港もある。

その日は、雨だが更に最北の地宗谷岬へ向かう。
土地今日の一番初めの目的地白い道に寄る。
ホタテの貝殻を道の砂利がわりに撒いた正に白い道であり、通常の砂利道より道が締まっている。
この辺り一帯は宗谷丘陵と言うらしく、氷河期の名残りが丘陵を構築しているのだそうだ。この辺りから、オホーツク海を望むようになる。

日本最北の地宗谷岬に着いた頃には雨が強くなり、見たかったかつての日本領樺太は雨に遮れて見えなかった。
宗谷岬からわずか43キロ。
晴れていれば、肉眼で望める外国である。
残念だが仕方ない。

ここからは、オホーツク海を眺めながら走るオホーツクラインとなる。
緩やかな丘陵地帯をはしると、途中からエサヌカ線と呼ばれる海岸線に寄る。
右も左もまったく平らで、直線道路が、16キロ続く。
行く先が霞んで見えないほど、真っ直ぐな道である。
北海道の道には、電線があまり無いので、人工的なものが、少ない。
ひたすら平らだったり草原だったりする。
途中興部町の道の駅で休息。

サロマ湖へ向かう。
海と区別がつかないほど青いサロマ湖は広かった。
この辺りには、能取湖や、網走湖など結構大きな湖があり、走りながら目を楽しませてくれる。
このあたりは、すっかり快晴になっていて、北海道の広さを感じる。
網走を抜けて、この日のハイライト、小清水原生花園に寄る。
すぐそばには、鉄道駅もある。
北海道には、自然の草花を見れる原生花園が点在し、この小清水原生花園は有名だ。
釧網本線の駅前であり、売店も併設されていて、母親は大量に土産を購入していた。


そこの駐車場で、見覚えのある一台のバイクが!
ツーリング仲間のO氏に違いない!
同時期に同じようなルートを走っている事は、メールでやり取りしていたが、まさかここで会えるとは?
電話を入れるて、まさにそうである!
しばし会話して、道中の安全を祈願して別れた。
O氏は、斜里町で宿泊するらしい。
我々も斜里町だが、少し進んでウトロ地区に宿を取っている。
バイクでの北海道1人旅は、羨ましい。
かなり旅慣れないと、なかなか出来ない。
ソロツーリングは、綿密な計画が必要だが、ある意味度胸も要る。
なんせ1人だからだ。


今回の北海道旅行は、計画と、移動ルート含め運転も全て自分でやっているが、ひとり旅ではない。
連泊してのツーリングは、出来ない気がする。
旅行は好きだが、ひとつ問題がある。
それは、夜眠れない事だ。
この歳になって情け無いが、プライベートな旅行に限らず仕事での宿泊もソレが問題なのだ。
若さで乗り切れる歳でも無いので、翌日に疲れを残したく無いため、睡眠は大切。
その為、家族旅行であっても別に個室を用意してある。
翌日の安全を確保する為に。


長い長いオホーツクラインも知床の山々が見えて来ると終盤である。


今日のお宿は、知床でもなかなか有名な宿で
田舎は田舎だが立派な建物だ。
そして、売りの一つが、食べ物である。
もちろん美味いに決まっている。北海道にハズレ無しと言うのは本当であった。




2023年8月10日(木)
つづき 4

長い海岸線を走るオロロンラインを北上するにつれ、海上に尖った山が見えて来る。
利尻島である。
が、山頂は雲がかかっていた。

北の方には、高い山が無いため特に目立っている。
小さな町が点々と続き、道がそれを繋いでいる。
更に風車が並んでいる。
天気が回復して晴れ渡っているので利尻島は、見えてるがなかなか遠くて近づかないが、サロベツ原野に入るころには、はっきりと、その島影を見る事が出来る。

サロベツ原野の海岸線は、灌木が有るぐらいで高い山や樹木が無い。
見渡せる場所が全て草原のようだ。
風光明媚な道東とは違う北海道の北の風景である。
もう少しで、今日の宿泊地の稚内だ。
平らな道を進むと、デカい鹿が2頭現れた。
普通に道を歩いている。
車が来ても全く驚かない。
エゾ鹿は、デカいとは聞いていたがなかなかのモノだ。
道路の真ん中で止まっているので、ついクラクションを鳴らしてしまった。
すると、2頭ともこっちを向いて止まったままだ。
更に近づいて再度クラクションを鳴らすと、流石に驚いたのか、一目散に薮に跳ぶように走って行った。

稚内のノシャップ岬付近には、鹿が沢山いて奈良の鹿公園状態である。
もちろん野生の鹿だが、この辺りは畑も無いため、食害とかにはならないのだろうか。
ノシャップ岬に寄り、夕陽を眺めながら、有名な樺太食堂を通り過ぎて、宿に着いた。
すぐ先は、宗谷本線の終点稚内駅と、港が見える。
礼文島や、利尻島行きのフェリー乗り場もあった。
今日は、540キロほど走った。
天気も回復し、見応えのある北北海道の原野と、鹿も見れた。
明日は、どうかな?

つづく。
2023年7月25日(火)
北海道 その3

早朝の小樽は小雨パラつく生憎の天気だが、一路積丹半島の神威岬へ。
小樽からは、64キロほどだが、早朝の為か平日な朝(月曜日)だが、車も少なくスイスイ進む。
やがて雨も上がり、曇ってはいるが、見通しは良くなってきた。
途中の函館本線を横目にみながら、進んで行くと、切り立った崖が海に落ち込んでる岬が続いている。
そして本日最初の目的地、神威岬に着いた。
が?ゲートが閉まって居る!!
良くみると、8:00からゲートオープンと書いてある。
現在時刻は、6:00。
流石に、2時間は待っていられないので、仕方なく別の場所に移動する事に。

その場所は、積丹岬。
キタキツネに初めて出会う。北海道の初野生動物である。

もう雨は完全に上がっている。
また小樽に折り返し、朝食。

朝食といっても、開いてる店が限られているので、すき家で朝飯。
オロロンラインを北上するのだが、今回の旅では初めての都市部を走行する。
小樽、札幌、石狩は大都市のため、朝でも車は多い。
札幌を抜ける辺りで眠気か襲って来た為、運転を少し代わってもらった。
この間だけ、記憶が無い。

目が覚めた時は、左手には海が迫っていた。
日本海側を走るオロロンラインは、急峻な崖みたいな場所を道路が走っている。
しかし、山がちだが、
ワインディングでは無いのがなんとも新鮮。
ひたすら走っていくと、留萌に着いた。
しかしまだ半分も走ってないが、爽快路で疲れも少ない。

かねてより探していた、昼食処についた。
各々の好きなものを注文する。
じつは、お目当ては、ウニ丼だったがこのお店はとてもリーズナブル!
しかしながら、今年は不漁につきお休みだった。
他の店でも、同じだが当然お高い!6000円ぐらいが相場のようで、安くても、4800円辺りだ。
もちろん美味いし、新鮮。
時価は仕方ないが流石に諦めた。
と言う事で、刺身定食を頼んだ。
当然ながら、美味い!そしてリーズナブル!

少しだが、ウニも付いてる。
満腹になったところで、店を出ようとすると、カウンターに赤べこが!
聞けば、女将さんは、会津出身だと?

不思議な親近感を覚えつつ再出発。
この辺りから、海の表情が変わって来る。
道の標高が下がり更に海が近い。
なだらかな海岸線が続き、はるか先まで海岸線が見える。
遠く微かに島影が見えて来る。
焼尻島と、天売島である。

時折みえる波打ちぎわには、穏やかな波が見える。
右手には、旧国鉄の線路跡が残り、旧駅舎跡がある。旧羽幌線である。
かつては、ニシン漁や石炭業の運用で北海道には、網の目の様に鉄道が敷設され、大概の都市には線路が繋がっていたのだが、かなりの路線が廃止された。
留萌本線も今年の3月で廃止された。
広大な北の大地をかつては、SLで繋いでいた線路も、駅もなくなっていく。余談だが、かつて日本領だった樺太では、日本が敷設した線路が現役だったりする。

つづく
2023年7月14日(金)
北海道 その2

新潟発苫小牧行きのフェリーは、今回、新日本海フェリーで、「あざれあ」号である。
約14000tで、乗客600名との事だ。
客室は、特等和室、バストイレ付きで、専用のテラス付きである。
年寄りがいるため、くつろげる和室を選んだ。
(自分は、安いエコノミーシングル!ドライバー特割室!笑)

フェリーと言っても、十分豪華。展望デッキや、プロムナードは人が沢山いた。
幸いにして、晴れで、海も凪でいて、揺れも少ない。
ただ、エンジンの振動が小刻みに感じられる。
船の知識が古くて乏しいため、乗り込む前にターミナルにあった、あざれあ号の模型をしげしげと眺めていた。

エンジンは、ディーゼル機関二基で、約30000HP
二軸推進、揺れを抑えるための、フィンスタビライザー、港湾での取り回しに便利なバウ、及びスタン、スラスター(船の前後に横向きに取り付けられている旋回用のスクリュー)など、最近の船舶らしく、抜かりは無い。
しかも、航海巡航速力25ノット!
約時速46〜7キロ
コレは速い!
昔の戦艦長門の全速力ぐらいだ。
まあ、軽いからだろうけど。

スルスルと、港から出港すると、まもなく、佐渡ヶ島が見えてくる。
そんなこんなで、フェリーで昼食を取り、和室に転がって過ごした。
なんせ、小樽まで、16時間以上掛かる。
しかし、夜になって困った事が起きた。
船は揺れないが、振動がベッドに寝ていても身体に伝わり、気になって眠れない!
到着は、朝の4:30である。当然その前に準備が必要だ。
無理やり眠ろうとしたが、30分程しか眠れなかった。
これはまいった!

道内1日目は、完全に寝不足から始まる。
いよいよ上陸。
当然早朝も良い所だが、船からは続々と車、バイク、さらにトラックが降りてくる。
本日は、積丹半島、折り返して石狩、留萌、そしてサロベツ原野からノシャップ岬を目指して稚内までの長丁場である。
ほとんどオロロンラインを走る。
540キロ強の工程だ。
しかし、小樽は曇って雨がぱらついていた。

続く。
2023年7月10日(月)
北海道

7月2日、北海道に旅に出た。
去年から構想してて、2月から始動、ホテルや、フェリーの予約など、いつもお世話になっている馴染みの旅行会社と相談していたのだ。
今回は、自分や妻とではない。
両親と、母方の伯父伯母も同行する。
両親も、後期高齢者である。
当然最年少は自分だ。

移動には、車になる。その為フェリーとなった。
つまり、ツアーコンダクター兼運転手である。
自由に動けるうちにとの事だった。
当然、かつての事業形態では、不可能だった。3日以上の連休は取った事が無かったからだ。
いまはある程度自由が効く。
いつかは、今なのだ。

と言うわけで、5人で行く事になった。
基本的に皆んな楽しみにしており、実際喜んでいた。

ルートは、以下の通りである。
新潟から、フェリーで小樽へ、そして、積丹半島へ。
折り返して、オロロンラインで、稚内へ。
翌日、宗谷岬、白い道、エサヌカ線、サロマ湖、知床。
翌日、知床横断道路、羅臼、阿寒湖、摩周湖、屈斜路湖、美幌峠、旭川で一泊。
道内最終日は、美瑛、富良野、苫小牧。
太平洋フェリーにて、苫小牧から仙台、福島。
と言う行程である。
ざっくり2000キロの移動となる。

と言う事で、朝7:00に自宅をでて、新潟フェリー港へ向かった。

続く




ビデオ.mov へのリンク
2023年6月14日(水)
「現実と現状」

意見が割れた試聴会だったが、これは、ある程度予想していた。
むしろそうなるようにしたと言っても良いぐらいだ。

もう、十数年前から感じていたのだが、オーディオの試聴会の選曲に疑問を感じていた。
有名なオーディオの大イベントでも、大概鳴らしているのは、クラッシックかジャズだ。
勿論悪くなんて無い。

しかし毎回コレである。
いくら名曲でも、毎年同じでは面白くない。
まるで、再放送を見ているようだ。
日本のオーディオイベントなのに、日本の曲は、ほとんどかからない。
もしかして、日本の曲は、恥ずかしいとでも思っているのだろうか?

昔、某有名オーディオメーカーが、美空ひばりのトリビュート曲をかけたら、あろう事か、そこに居合わせた某評論家(故人)から曲に対して酷評され更には、連載誌中でこき下ろされたことがあった。
事を重く感じたその曲を選曲した担当者が社長に謝罪する事に!
勿論社長は、謝罪など不用!何の問題も無いと、制したらしい。(流石は、Y社長(当時)男だわ!)

だから、という訳では無いが、いろいろなジャンルをかけるようにしている。

勿論、年配の人には評判が悪い。
しかし、新しい音も出しておきたい。
カビの生えた古いレコードばかりじゃ嫌になる。
自分のモチベーションも上がらない!
誤解を恐れず言うならば、若い人が入って来ない。
名曲や、古い曲を否定しているのでは無い。
心に染みる名曲はいつ聴いても、素晴らしい。
オーディオの趣味は素晴らしい。そう思っているからこそ、そう思う。

大枚はたいて、購入したオーディオで何を聞こうと自由だ。

よく、「大した曲は聴いて無いんですよ。」とか、「そんな曲聴いてるの?」と言う人がいるが、余計なお世話だ。
作曲者や、作詞家、演奏者またはアレンジャーなどの曲の制作者達。
レコーディングエンジニア、はてはソフトを生産梱包してくれている人に対して失礼極まりない!
好きか、嫌いかは構わないが、バカにする理由は無い。

勝手に自分で背伸びするのは、自由だが、他の人を蔑む事は如何とも耐えがたい。
そんな人に媚びた選曲をしたくない。
とは言え、自分の知る限りのジャンルしか無いが、そうしてる訳だ。

実は、この辺りに問題が潜んで居るのだ。
若い人は、金が無い。しかし、この先も無いとは限らない。
今、売れる(買ってくれる)人にだけターゲットを絞って来た結果が、現在のオーディオ離れに繋がって居る。
聴きたくも無い曲ばかりかかってるイベントには、足が遠のくし、興味も失せる。
コレでは、未来が見えない。

今回の試聴会では、この辺りが明確に出た訳だ。
この点が実は、裏テーマだったりした。

朝倉さや
River Boat Song
本文とは関係ありません。
2023年6月12日(月)
試聴会 続き 「割れた評価」

どうにかこうにか漕ぎ着けた試聴会だか、開催時刻前から入場者が訪れた。
さあ、コレは出たとこ勝負である。

そこそこ温まってきたアンプではあったが、まだ完全では無いが、時間がそれを許してはくれない。
定刻通り、試聴会開催。

はじめは、メーカーであるTADのK氏に説明と、音出しをしてもらう。
昨日よりはマシな音ではあるが、不満が残る。
が、お客さんの反応はまずまずである。
中にはなかなかの音だとも言われる。
初めて聴いた方はそうだろうか?とも思っていたが、いよいよ、自分の番になった。

はじめに言い訳がましいが、今回まだアンプが本調子では無いと断った上で、始めた。
自分の行う試聴会の場合、音源は自分で選択するのだが、ジャンルは様々である。
ポピュラーも、クラシックも、ジャズもアニソンもかける。
ここで、他の試聴会では絶対にかからないであろう、「朝倉さや」の民謡ファンクをかけた。

民謡の名手でもある朝倉さやのファンク民謡である。(ラップもフューチャーされている)
コレは来ていたお客さんの不評を買った。
うるさくて聴いてられない!と。
数名のお客さんから言われた。
曲は、好みであろうから仕方ない選曲ミスだったかな?と思った。
その時は。

無事初日の試聴会は、終了。
評価はまずまずだった。
最後まで残っていたお客さん達からは、先程不評だった朝倉さやの曲が、素晴らしいと言われた!!
綺麗な高い声が伸びやかに出てて、うるさいとは全く感じなかったと。

つまり評価は、真っ二つだった。
何とも面白い。

画像と本文は関係ありません。
TAD ME-1
2023年5月31日(水)
試聴会生みの苦しみ

絶望的な音に愕然としてしまったが、何とかするしかない。
試聴会は、明日である。
いくら何でも、こんなに音が悪いはずは無い!
このままな訳は無いはずだ!と言う希望を持って、予測的なセッティングとチューニングを試してみる事にする。


先ずは、音の張り付きだ。
TADのスピーカーは音離れが良いはずだが、ここまで駆動しないのなら、無理矢理引き剥がす方策を探すしかない。
取り敢えず中抜けの定位感を出すために、通常より内振りにスピーカーをセッティングする。
要は、真ん中に音を物理的に集めてやるのだ、これで少しはマシになる。
さらに、電源を敢えてプラスマイナスを逆転させる。
本来なら絶対やらないが、粘り着く音が少しでも離れることを期待した。
この結果、やや、張り付きが解消された。
更にスピーカーのマイナス端子に仮想アースを繋ぐ。
本来は、ノイズ、つまりはS/Nを上げる対策だが、やり過ぎると音に力強さがなくなる。
今回は、敢えて2個づつ使ってみた。
多少マシにはなるのだが、いかんせん狙っていた音とは程遠い。

さて?どうしたものか?

ラインケーブルでチューニングしても、それは調味料的な感じにしかならない。
スイカに塩をかけると、甘さが増す様に、そもそものスイカが甘く無ければ際立つ事は無い。
アクセサリーは、あくまでアクセサリーであり、素材の音を大きく変革させるものは、駄目なのだ。
くっ付ければ良いと言う物では無い。

そして、もしかして?と言う疑問が浮かんで来た。
アンプは、別なメーカーからお借りした物だ。
それは、専用の通い箱に入っていて、製品のカートン(ダンボール箱)では無い。
もちろん傷一つ付いてない綺麗な品物だった。
これは、サラッピンの新品なのでは?
通常デモ機は、全国に貸し出されて試聴用に使われる。
誰が使うかわからないし、仕方ない事だが、端子類は大事に使っても、多少傷と言うか、使用感が残るが、今回の機材には、それが無い。
有名メーカーの人気機種なら、引っ張り凧で、使いまわされるが、こう言っては失礼だがマイナーメーカーの部類だ。
その可能性が高い!
ならば、バーンインが必要なのでは?

アンプに限らず、機械は、慣らしが必要である。
ある程度使わないと本来の性能(音)が発揮されない。
馴染まない。アタリが付かないのだ。
オーディオは、それが当たり前なのだ。
電源入れた直後では、本領発揮しない。
明日に期待して、一晩中電源を入れっぱなしにして、明日の朝最終的な調整をすることにした。本来なら、100時間は欲しいが、仕方ない。

そして、運命の試聴会当日。
開催時間は、午後1:00たが早めに会場に入り、音を出してみた。

おおっ!かなりマシになってる。
まだ、狙っている音では無いが、ずいぶんと音が剥がれたでは無いか?

このアンプは、電源がサイズの割に強力で、トランスが温まって無かった様だ。
電源トランスは、トロイダルトランスで、電気的には優秀な部品である。
ただ、音自体はやや丸く角張った音ではなく、膨らみと厚みが有る音になる傾向が有る。
確かにその様だ。
しかし、未だ完全では無いが時間が無いため、試聴会に突入するしかない。
さて、来てくれた人は、どんな反応だろうか?

つづく。

会場の様子
2023年5月29日(月)
TAD試聴会顛末

約半年振りにオーディオ試聴会を開催した。
昨年好評だったTADのスピーカーをメーカーさんのご厚意によりお借りした。

前回は、中々素晴らしい音が出たのだが、機材が高額であった事もあり、来場者から高すぎて手が出ない。ため息しか無いなど、率直なご意見を頂いていた事もあり、今回は、メーカーさんの承諾を得て(何と柔軟な対応だろうか頭が下がる)なんと、プリメインアンプを使用することにした。

本家TADにはプリメインアンプは存在しない。

使用させて頂いたアンプは、フランス製アトールのIN200シグネチャー。
CDプレーヤーも、対になるCD200シグネチャーである。

どちらも、アトール社の中堅機種となり、オプションのデジタルボードも搭載されていたモデルである。
このアンプ。見た目に反して重量があり、ズッシリ重い。
電源部には、大型のトロイダルトランスがLR独立で配置され、コンデンサーが複数パラレル配置されている、一見して、ハイスピードタイプの音バランスモデルと感じた。

会場に運び込まれたコンポの数々がやる気を誘う。
今回TADのK氏も来てくれて(感謝)セッティングを開始したのが、金曜日の夕方間近。
数は多く無いので、さほどの時間は掛からない。
更にはベテランで有るが故に手慣れている事も要因だが。

ささっと、組み上げて、早速音出し!!
しかし、出て来た音は、今までTADのスピーカーから聴いた事の無い悪音!
正に悪音である。

音離れの素晴らしいスピーカーなのに、音が張り付いて剥がれない。
ベッタリまとわりつくサウンド、その割に中音低音が引っ込む酷い有り様。

「うわーっ!何じゃコレ!このスピーカーからこんな音出たの聴いた事無いぞ?」と叫んでしまった。

つづく。


会場の様子。
2023年5月19日(金)
マスターの体調

風薫る5月。
一年で一番良い季節だ。
そう、世間一般的には。
小生は、今年は年明けから首の神経を痛めて2ヶ月も臥せ、春になって強烈な花粉症を患った。

良い季節がすり潰されて行く感じしか、しない。
コロナでマスクをするのは自己判断になったが、花粉で未だマスクが手放せ無い。

しばらく行ってないジャズ喫茶にも行きたいと思っていた矢先に、そことは違うかつて何回か寄った事のある岩手県の水沢にある店が、昨年の春先に閉店していた事を最近知った。
マスターの体調不良が原因だと言う事だった。
雰囲気もよく、普通の喫茶店であり、違うのはジャズが大音量で鳴っている事ぐらい。
まあ確かにそれが普通では無いのだが、ありがちな、暗い、メニューが少ない、なんとなく会話厳禁的なダークな雰囲気、とは違うお店だった。

使用していたスピーカーやアンプ類はすでに売却され、最後に残ったレコードも、販売されたそうだ。
なんとも寂しい事だ。
確かに歳には勝てない。まして病となれば尚更だろう。

今後このような店は、減る一方だろう。
訪れる我々もそうだが、店主も高齢化している。
しかるに今やらないと出来ない事が増えて来た。
今行っておかないと行けなくなる。
時間は、どんどん無くなって行く。


健康で、稼働出来る時間は少なくなるばかり。
日々の暮らしに不平を唱えていても、解決しない。
やれる事は、ドンドンやろう。

顔を覚えてくれているあの店のマスターや奥様は、元気だろうか?
元気に営業してるうちは、通いたい。
いわき市に最近オープンされたお客様の店にも、近く訪れたい。
計画を立てよう、そして、実行しよう。


ベイシー一関休業中。2021年12月に訪れた人の写真から。


ベイシー2020年から長期休業中。再開のめどはたっていない。


Half Note 水沢  閉店 2022年

以上、画像と本文は関係ありません。
2023年5月8日(月)
氷河

今年は、春が早く桜もあっという間に咲いて散ってしまった。
もちろん、新緑も早い。
ゴールデンウィークに見ごろになる新緑もかなり進んだ。
今年は、GWにセカンドバイクツーリングを企画した。
125のスクーターで新潟に日帰りツーリングを企てた。
小国町あたりの、山が川に落ち込む急峻な景色が素晴らしい。
急角度な沢からは、雪解け水が川に流れている。
まさに小さな氷河のようだ。

氷河と言えば、日本にも現在七つが現存し、更にもう一つが確認中と言う事らしい。
もちろんヒマラヤとか、アラスカなどの高地や極地に近い大氷河とは違い、小規模なものだが、通年を通して溶ける事が無く厚さは30メートル程度あり、氷床が有る事。更には移動している事が定義になっているそうだ。
この移動することが重要で、雪渓とは異なる点だそうだ。
だいたい一年で、2メートル程流れているのだそうだ。
更に現在調査中の氷河の可能性があるものが、3つ在る。
しかも、そのひとつは、町から見える場所に有る。

日本の氷河は、長野県と富山県にあり、立山や剱岳といった北アルプスだが、白馬の山々にも、氷河なのでは?と言う事で調査が進んでいる。

そのひとつが、杓子沢雪渓と呼ばれるもので、白馬駅から真正面に見えるのだ。
北アルプス好きの自分は、何度か白馬にはおとずれているが、3000メートル級の山が連なる白馬村は何度行っても素晴らしい。
いくら、日本にあるとは言え、簡単には見れない場所に有るのだが、この杓子沢雪渓が氷河と認定されると、氷河の見える町(正確には、村だけど。)になるそうだ。

まあ、山が好きでも、登山が好きなわけでは無いが、雄大な山々はとても神々しい。
今現在は、まだ残雪が多く残り確認しにくいが、夏や、秋になったらまた訪れて氷河を眺めてみたい。


尖った山の右側の沢が、氷河認定調査中の杓子沢。
2023年4月12日(水)
ちっちゃいものクラブ

知らないうちに、桜が咲いて、あっという間に散ってしまった。
今年は、例年以上に早く3月には咲いていた。
過去最速の開花だった。
例年なら、丁度今頃(4月半ば)が満開時期だか、今年は、春が来るのが早く里山は、新緑に変わっている。
どうも、季節に急かされているみたいで落ち着かない。

コロナも落ち着いたと、言われているが無くなったわけではない。
自分も、ワクチンを3回は打ったのだが、余りの副作用で体調が回復する迄に2カ月を要した。
4回目の案内も来ていたが、見送った。
なんとWHOでは、今更になって2回以上のワクチン接種は勧めないと発表。
酷い話しだよ。
ワクチン会社と、何らかの繋がりを感じてしまう。
もはや後戻りは出来ない。

とか何とか言いながらも、春になると気忙しい。
日も長くなり、気温も上がり過ごしやすい季節になった。(夏は嫌いだが。)
こもって、オーディオやら、AVのセットアップやらばかりしていたが、花粉症にもめげずに野外に行きたくなる。
そう、バイクで走りたくなる。
春のツーリング計画はすでに立案してあり、それ用のマシンの整備と慣らしは済んでいる。
セカンドバイクの(こっちがファーストマシンと言われているが。)pcx125のメンテを遂行したい。
以前にも、記したが、このバイクはすこぶる出来が良い。
扱いやすいサイズ、必要十分なパワー、大きな積載量と、良く考えられている。
メインマシン?はリッターオーバーバイクだが、(気に入って無いわけではない)でかいバイクは、怖いのだ。

そこで、気になる点が有った。
pcxシリーズにある、数少ない弱点のベアリングからの異音である。
リア周りからゴーゴー聞こえるのだ。
クラッチベアリングとも呼ばれるこのベアリングは、ニードルベアリングと、ボールベアリングの二つからなっていて、このベアリングのヘタリによる異音が、pcxの持病とも言われている。
コレをほっておくと、ガタが広がり、果てはクラッチハウジングにまで影響を及ぼすようになる。
したがって、コレを交換したい次第。
交換するには、クラッチハウジングを外し、ホイールを回すシャフトを受け止めているのだが、コレは自分では出来ない。
専用の工具が必要になる。

プロに頼む事にする。
幸いにして、昔からの友人が近くに勤めているので、相談に行ってみた。
昔から変わらない飄々とした奴である。
至る所に修理中のバイクが置いてある。
しかも、大概がハードな修理車だ。
「うちには、まともなバイクが中々入って来ない。完膚なきまでブチ壊れたバイクばかりで、エンジンがまともな物が少ない。古いのは良いが、扱いが悪い人ばかりだ。」
と、まあひとしきり愚痴を聞いた所で、本題を話すと、直ぐは無理だなと。
まあ、そらそうだろうけど。

修理車が溜まっている状況で無理はお願い出来ない。
今月末に使いたい旨の話しをすると、
来週なら、何とかなるかも?と希望の見える回答が?
更に、部品は、自分で買って持って来てと。
?純正部品でいいのだが?と伝えると、「いや、それが問題なんだよ。」
どう言う事か尋ねたら、バラして部品を発注するのだが、クルマと違って、純正または、それに準ずる部品が必ずあるわけではない。

パーツが一つなくても、組めない上に、ある程度部品をまとめて発生とかになるシステムらしく、いつ来るかはっきり言えない。と言う独特の事情があるそうだ。
ある一定の部品はストックしてあるものの、滅多に出ない部品は置いて無い。
部品さえ揃っていればすぐに取り掛かる事ができるから。
と言う事らしい。

確かに実用性の高い営業用のバイクが専門の様な店のため、効率と実益を考えたら、そうだろうな?
いつも、壊れたエンジンばらして修理してる様な所だしな。
と言う事で、部品はこちらで手配することにした。

アドバイスとして、どうせ開けるなら、この辺の部品もついでに交換した方が良いと言う事で、駆動系の消耗品である、ウェイトローラー、ドライブベルト、クラッチは、ハウジングごと交換する事にした。
ベアリングだけのつもりが、駆動系一式になってしまったが、リフレッシュすることで走りも蘇ると言う事だから良しとしよう。


シリンダーが焼き付いて、ピストンがロック!
コンロッドがへし折れたカブのエンジン。

本文の現象ではありません。
2023年3月27日(月)
続 PS5

前回からの続き。
接続後早速音出しをしてみた。
前回記したように、背面のUSBから出力している。
ここで大切なのは、PS5であらかじめ、出力設定をしないと音は出ない。

さて、設定も終わり、早速音出し。
取り敢えず、ゲームの音から、聞いてみる。
音が厚い!
2チャンネルに限定されているはずだが、かなり立体的に聴こえる。
勿論HDMI接続でAVアンプであれば、サラウンドにもなるし、サウンドバーでもなかなかの音回りが発生する。

次にUHD-BDで試聴する。
4KのBDをもちろん使うのだが、2チャンネルでは勿体無い気もする。

まずは、映像だが、なんら問題無い。
何か問題がある筈が無い。
音は、もちろん高音質である。
比較の為、単体プレーヤーでも試聴。
イコールコンディションにする為に、同じUSB-DACを使う。
ただし、USB出力は無いため、光出力を使用して、その他の設定は同じ。
すると、何となく違う。PS5の方がゆるい感じがする。
しかし僅かでしか無い。
PS5に弱点があるとすれば唯一振動に弱い事だろう?
事務所内では、横置きにしているが、スタンドがプアなため、ドライブの回転時に振動が出る。要対策!
もちろん画像が揺れたりはしないが、よろしくは無い。
つまりどういう事かと言うと、6万円ぐらいのゲーム機(基本的には)なのに、驚愕の性能であると言う事だ。

ただ、よくあるオーディオ系のブログとかに必ずかいてある、使用機材を私がほぼ一切記載しない事に疑いを持っている方も居るかも知れない。
その理由として、営利目的では無いことや、使用機材がほぼ最新型ではなく、現在入手困難なものや訳あり品を使用している事が挙げられる。
ただ、敢えて記載しないが、そんなに高価な物でもないが、安価な物でも無い。
メーカー名や、型式が入ると、(自分もだが)偏見がどうしても出てしまうからだ。この辺をご理解いただきたい。

話がそれたが、かつてから思っていた事だが、PlayStationはその名が示す通りの製品であり、今更ながら、ゲームという枠からはみ出した製品と性能である。
確かにいろいろ粗探しは出来る。
しかし価格がそれをブチ抜いてしまう。
そう言う点でも驚愕だ。

ちなみに、ゲームでオーディオを繋いでプレーするのは、やめようか思案中。
大画面でとんでもない音質で聴いていると、入り込んでしまい、平面の筈なのに高い所のシーンでは、高度感を感じて目が廻るし、時々でてくるスペクタクルシーンの効果音が怖くなる。画面酔いを通り越して、コントローラーを持つ手に汗握るし、心臓がバクバクしてしまう。平面なのに、バーチャル感が凄い。
正直身体に悪い!!
しかしながら、おススメ出来る!
勿論自己責任で!


画像と本文は関係ありません。
2023年3月23日(木)
驚愕のPS5

PS5を入手した。
発売されてから、品薄が続き、なかなか流通量が確保出来ない状況が続いていたが、ようやく在庫がある状態になってきて、実験用に購入してみた。

正直、自分はゲーマーでも無く、あまりゲームはやらないのだが、ハードとして興味が有った。
SONYとしては、かなりの力を入れたハードなのは、知る所ではあるが実態がどうなのかは、使わないと分からないと思ったからでもある。
しかしながら、PSシリーズは初代PSから2だけ除いて3.4.5と一応使っている。

ゲーム機としては、自分のレベルでは3であっても持て余し気味であり、4に至っては何が何だか分からないレベルで有る。
ただ、ゲーム機としての性能もさる事ながら、付随する機能がすごい。
3の頃から、ネット接続がマストになっており、4.5に至っては、性能がかなり高い。
メモリー容量の増大化にたいして、HDDから、SSDにかわり SSDの高速型でないと、ゲームに支障がでる有様である。

全くどうしていいのか分からない有り様。
こんなの子供ではどうにもならないだろう?と思えるが、当の子供は普通に使っているのだから驚きだ。
PS5は、通常版はディスクドライブ付きで、UHD-BD仕様であり、4Kが標準である。
ゲーム機としては高いかも知れないが、オーディオとしたら、安い!しかもこれ程の性能で脅威的に安い!
確かに出荷台数が桁違いだから、出来るのかも知れないが。

で?実験とは何か?であるが、勿論それは、オーディオと繋いでどうなるのか?だ。
しかし、単なるピュアオーディオの機械にはそのままでは繋げない。
hdmiか、USBでしか音声出力が出せない為、hdmi出力でテレビに繋ぎ、テレビの出力変換からDACに繋いでDA変換するか、USB-DACを使用して、DA変換するしかない。
勿論、2チャンネル出力に限定される。

つまりPS5の他にUSB-DACも必要になるのだが、ひょんな事から、タイムリーに激安で入手した。
さて、取り敢えず繋いでみた。
今回は、USBケーブルで、USB-DACへ、その後はアナログ出力から、アンバランスケーブルで接続してみた。

続く。

画像と本文は関係ありません。
2023年3月10日(金)
青春の松本零士 

我が青春の松本零士漫画。

2月に漫画家の松本零士氏が亡くなった。
日本のみならず、世界的に知られた漫画家であり、文化人でもある松本零士氏が亡くなったのは、とてもショックな出来事だった。

松本零士の漫画に出会ったのは、小学生の頃だった。
もちろんアニメ作品が先だったが、原作の漫画は、とても魅力的だった。
初めて読んだ漫画は、「銀河鉄道999」。勿論のこと、松本美女のメーテルは、当時の少年たちの憧れだった。
松本零士ブームが起こり、宇宙戦艦ヤマト(のちにいろいろあったが、自分は、松本零士作品だと思っている。)銀河鉄道999、ダンガードA、キャプテンハーロック、クイーンエメラルダス。枚挙にいとまがない。

だが、作品の制作年は、前後するが、自分にとって一番大きな影響を受けたのは、「ワダチ」である。
松本零士のB面的な作品で、四畳半物に分類されるが、SFの要素の入った作品である。
前作の(四畳半物の)代表作「男おいどん」をかなりフューチャーした作品で、主人公の山本轍は、男おいどんの主人公大山昇太(おおやまのぼった)にそっくりである。
ただ、顔は似ているが、性格はワイルドかつ、用心深く、腕っぷしは強くは無いが、根性の座った人物として描かれている。美女には、好かれないが、動植物や年配者には好かれている。

もちろんのこと、男おいどんも大好きだった。最終回を読み、子供ながらに涙した記憶がある。
カッコいい主人公ではなく、何かしらの特技も無い。
でも、感情の内側に突き刺さる作品だった。
当時は、少年マガジンに連載されていたが、およそ少年誌向けではないが、時代がそうだったのだ。

松本零士氏は、正に九州男児そのものの気質が息づいてると言って過言ではない。
もう居ないと思うと悲しいけど、氏が良く言っていた、「遠く時の輪の接する所で又お会いしたい。」
合掌。




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2023年2月24日(金)
漫画 その3

前回紹介した、漫画「首都高spl」の作中には、実に興味深い事が描かれていた。

物語の中心的なクルマは、GTRとポルシェ911(964)だが、GTRでも、35Rと、32-34Rでは違う。
速さなら、間違いなく35シリーズだが、RB26エンジンを搭載する32-34Rは、ユーザーから愛されるクルマだ、と。
(同じ意味でポルシェ911も空冷エンジン搭載車が愛される)
なんだか、読んでいて納得してしまった。

確かにそう言うクルマが実際に有る。
もちろんGTRもそうだが、例えば、トヨタの4-AGエンジンを搭載している、AE86とか、三菱の4G63を搭載している、ランサーエボリューション、シリーズ(1~9迄)などだ。
もちろんそれだけではなく、名機と言われるエンジン、車体が存在する。

オーディオも同じ感じがする。
所謂高級オーディオが趣味として認識され始めたのは、1960年代後半から。
50年以上昔になる。
そう、今に至るまで愛されるメーカー(ブランド)が存在する。
国産なら、アキュフェーズ、ラックスマンだろう。
海外でも高い評価を得ているメーカーで、以前にも紹介したが、長くメンテナンスが可能なので、長く愛用されているユーザーも多い。

海外なら、マッキントッシュとか、マークレビンソンだろうか?
スピーカーブランドなら、JBL、タンノイあたりだろう。
もちろんそれだけでは無いが、輸入が途絶えたり会社が売られたりして、名前だけが残っていたり(マランツとか)上記に挙げたブランドも、紆余曲折があったりしてはいるが、基本的に変わらずオーディオを作っている。
個人的には、好まないブランドもあるが、ソレはさて置き、今に続いているのは凄い事だ。(日本人に好まれるブランドなんだろうが。)

世界的に、オーディオ趣味と言うか、オーディオ環境が大幅に変わり、ユーザーの新規獲得は、難しく、既存のメーカーの転換点になった。
そもそも、音楽を聴く事に使われる機械がオーディオコンポーネントな訳だが、現在は、それが要らない訳だ。
音源は、データとなり、専用のプレーヤーは不要になってしまった。
パッケージメディアは、大幅に衰退し、街にレコードショップが消えてしまった。
漫画の首都高splの中で描かれいるのもそれに等しい。
あれ程いた、走り屋系のクルマはなかなか見ない。
全く同じじゃないか!?

でも、まだ愛好者が存在している。
クルマとオーディオで異なる点は、毎年税金や、車検費用が掛からない事ぐらいか?
掛かるのは、電気代ぐらいだ。
最近電気代も高いけど。ガソリン代も高いから、コレは同じかな?

専業メーカーは頑張って欲しいな。
ただ新品が高くて、なかな買えないんだよな。
追いついて行くのもなかなか大変なのも、同じ感じがする。



 RB26 DETTエンジン 直列6気筒

写真と本文は全く関係がありません。

RB26DETTとは、Response Balance 2600cc 
D
OHC Electronic concentrated engine
control system 
Twin Turbo の略ということです。
2023年2月15日(水)
漫画 その2

若気の至りと言うとその通りだが、結果的にクルマは、痛む。
強化された足回りは、ダイレクトにショックをボディに伝えてしまう。
必要以上に回されるエンジンも、しかり。
同じくブレーキも酷使される。
高温域で効くブレーキは、ローターが冷めた状態では、効きが悪い。
もちろん、熱が入って効きが増すわけだから、ローターへの攻撃性は高く、当時は、2年でローターの使用限界に達し、ヒートクラックが発生していた。
もちろんブレーキパッドは、一年持つか持たないか?の有様だった。
あまりに何回も交換するので、ショップから、何回交換したやら?
と言われたが?
もちろんタイヤもそうだ。
春に履き替えたタイヤは、秋には無くなっている。
毎年、夏タイヤは2セット、スタッドレスは、1セット買っていた。その上で、予備タイヤも夏用冬用と持っていた。
今更ながら、頭がおかしい。

しかし、そう言う人は、普通に居た時代だった。
自分は、まだマシな部類だった。
ただ、同じクルマに長く乗ると言う人は稀で、大概もっと速いクルマに乗り換えたり、上級車に換えたりしていた。
ブームは、比較的早く去っていった。
あれ程走っていたソレ系の車はいなくなり、RVやワゴンなどに乗り換える人が多くなった。
カーショップのラインナップも変わった。

でも、自分はやめなかった。
結婚を機に違う車にする人が多かったが、自分は結婚しても、そのままであり、よりハードなクルマに乗り続けていた。
良く妻が許してくれたものだ。
そのクルマのハードさが、今考えたらなかなかなのだ。
張り巡らした、ロールバー、ガッチガチの足回り、スポット増しされたボディ、クソ重い強化クラッチにバキバキの機械式LSD、おまけに冬になると、温まらないとリバース側のシフトが入らないクロスミッション。
エンジンパワーに負けて発生するトルクステアで、強アンダーステアが出るのは、LSDを効かせて、アクセルオンで曲げるクセの強さ。
元は競技用のクルマで、知人から、破格の安さで譲ってもらった。
競技用車なので、改造車検も取ってある合法車両なのだった。

流石に自分でも手こずった。
正直後悔したのだ、これは手強い。
掌握出来るだろうか?
と正直に思った。
競技用つまりレースカーである。
いくら、公道使用が許されるカテゴリーの車両とは言え、なかなかスパルタンだ。
譲ってくれた知人には、感謝している。
そのうちクセを理解できるようになり、普通には、運転出来るようになった。
ただ、隣に人を乗せると、大抵の人は、酷いクルマだ、辟易する。と言われた。
改めて相当な部類のクルマだと気付かされる。
そして、レベルは低いながらも、操る楽しさを教えてもらった。
しかし、時代は流れて、そんなクルマもストリートでは全く見なくなっていった。
有るのは漫画の中だけに等しい。
話しがそれたが、そんな漫画なのだ。
内容はもちろん違うけど、同感はする。

そして、オーディオもそんな感じだ。
ハイエンドと言われるモデルは、普通に500万はする。
昔は、100万だった。日本は、世界に取り残され物価の上がらない時代が、20年以上続いていて、世界標準に追い付けなくなった。
何が悪いとかは、分からない。
しかしごく一部には、付いていける人もいる。
もちろんブームなどとっく去っている。
やめられない人達。
そこに価値を見出せる人だけの世界になったのだろう。
これからは、どうなるのだろうか?

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画像は参考です。本文とは関係ありません。
2023年2月14日(火)
漫画 その1

中古漫画の単行本をまとめて買った。
作者は、楠みちはる。タイトルは「首都高SPL」だ。
楠みちはる氏の漫画を買うのは、久しぶりだ。
もちろん嫌いな漫画家では無い。
御同輩の年頃なら、「あいつとララバイ」や、「シャコタン・ブギ」、そして「湾岸ミッドナイト」など、バイクやクルマが必ず出てくる。

我々の若い頃は、バイクやクルマに夢中だった。
オーディオにのめり込むのは、少し大人になってから。
湾岸ミッドナイトの続編的な作品と言っでも良い漫画だが、キャラクターに関連性は無い。
クルマは、大概スポーツカーが主力だ。
スカイラインのGT-Rの第二世代の32.33.34から、新世代の35R、そして、ポルシェ911(作中では、空冷式の964が中心。)そして、RX-7のFD型。
タイトルからして、公道レースの走り屋漫画かと思ったら、それは無くは無いが、それ中心では無い。

人の人生の絡み合いが主軸となっていて、クルマは、重要なアイテムだが、あくまでも、脇役。
勢いだけの、ヤンチャなバトル漫画ではなく、深く繋がる人間模様が面白い。
かなり現代の時間線に近く、ほぼリアルタイムの時間軸で物語は進行していく。

特別なクルマの存在となっている、GT-Rが、30年近く前から存在し現代の35R迄繋がっている。
つまりGT-Rが縦の糸になっているのだ。

チューニングショップを経営する主人公が、なかなかリアルな世間を背負っていて、経営の問題や、後継者の問題。
古い仲間、同業者と密接に絡み合っている。
すっかり、オーディオ業界と重ね合わせてしまっていた。
作中に、(クルマの)チューニングは、文化として生き残れなかったと語っている場面があって、ドキッとした。

オーディオも同じでは無いか?
かつて、クルマのチューニングブームは、確かにあった。
マフラーとか足回り、エアクリーナーなんか、タイヤショップは元より、ホームセンターですら、扱っていて、いくつもディスプレイされていたりした。
今では考えられない!
オーディオも同じく、家電量販店に並んでいたりした。

ホームセンターでマフラーを買った事は無かったが、自分も一応クルマをいじってはいた。
当時は、スポーツカーやスポーティカーに乗ってるのが、当たり前だったのだ。

人によってチューニングへの関わり度合いは違う。
ストリート向けの足回りを組み、車高を下げて、スポーツマフラーを入れる。
このぐらいは、普通にやっていた。
もう少し気合いの入った人は、エンジンに手を入れて、カムプロフィールを変え、燃調を変えるため、CPUのマップを書き換える。あるいは、サブコンをかませて、調整したり。
ターボ車なら、ブーストアップしたり、ターボタービンを変更して、更なるパワーアップを図る。
更に、車体を強化するために、乗員定員を変更し、ロールバーを組んでレースカーばりにしたり、車体にスポット増しをする強者も居た。

正直速くなる事が正義だった時代だ。
エコヒステリーな現代からしたら狂っていた。
もちろん乗り心地など良いはずがない。
常に不快な振動と突き上げ、デカい排気音、時折聞こえる吸気音。
オイルの匂い。
そこまでして、クルマは、速くなったのかと言うと、実際速くはなったが、腕が追いつかなかった。
目と、手と、足がチグハグになった。
そして、最も速くなるのが、クルマの消耗スピードだ。

つづく。

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2023年2月13日(月)
ターボチャージャー

最近愛車が壊れた。車検間近で車検に出す直前だった。
壊れたのは、ターボチャージャー。
メカニカルシールの破損(摩耗?)で、マフラーから白煙を噴いた。
そもそもかなり古いクルマである。ターボタービンの故障は、初めてでは無い。
走行24万キロを数えるが、これで4回目である。
つまり交換すると5個目のタービンという事になる。

幸い、リビルトタービンは豊富に存在し、すぐに入手可能だ。
新品のタービンも有るらしいが、16万円以上するため、SDG'sよろしくリビルトタービンを選んだ。
専門の知識を持つ専門のタービン屋さんが、リビルトを作っている。届いた品物は、綺麗に梱包され錆を落とされ綺麗に塗装されている。
素晴らしい。

まあ、5個も交換しながら乗ってるのも大概なんだが、肝心のエンジンは、快調そのものだ。(10万キロでオーバーホールしているが。)
以前に交換した、2個目、3個目は出来が悪かった。
早い時間に壊れてしまい、ハズレメーカーだったのだ。
今回壊れたタービンは丈夫で、10万キロ以上持った。
軽自動車のターボタービンは、10万キロ辺りが寿命らしい。

もちろん、オイル管理はちゃんとやらないと、もっと早くダメになる。
ただ、流石にパーツが完全にはなくなって来た。
30年も乗ってたら、そらそうだろうけど、良く部品を作って保有してくれたメーカーには、感謝しかない。
無事車検も終わってまた乗れる。
でも、次のクルマも考えないとな。
欲しいのが無いのも、悩ましいのだが。





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2023年2月9日(木)
久々に、、、

久々にオーディオネタです。

オーディオマニアの諸兄達は、憧れのオーディオメーカーが有ると思う。
それは、勿論音であったり、デザインであったり、そのメーカーの方針や歴史が好きだったりするだろうと思う。
簡単に入手出来ない高額なコンポーネントは、吟味に吟味を重ねて購入に踏み切ったのでは無いだろうか?
そのような、お高い商品は、大切にされる事は想像に易いが、長期に使用している内に不具合が出たり、故障したりした事も有ると思う。
壊れた機会に買い替えも選択肢に入ると思うし、使い続ける為に修理に出すと言う事も普通に有ると思う。
まあ、場合によっては棄てるという事もある。

SDG'sが叫ばれる昨今、物を大切に長く使用することは、大切な事だが、もし、修理不可能な場合もある。
既にメディアとして、滅亡している(DCCとか、Lカセット等)物や、生産完了後、数十年経っていたりすると諦めたりもするのだが、それでも一部のメーカーは、修理が可能だったりする事がある。
オリジナルメーカーで修理してくれるなら、それは素晴らしい事だ。
日本にも、少ないながら存在する。

代表格は、アキュフェーズだ。
生産終了後から20年は、余裕である。(一部を除く)
サービス部門が完璧だと言っていい。
一度修理した物は、後10年は壊れないと言って良い。
しかも、シリアルナンバーで修理履歴管理されているという念の入れようだ。
あとは、エアータイトや、上杉もそうだ、製品最初期の物でも問題無い。
更にラックスマンやエソテリックも長期対応してくれるメーカーだ。
また、いろいろな諸事情で複雑だが、TADも、40年以上部品を保有していたりする。
アナログオーディオ機器は、息が長い。

では、そうで無いメーカーは、どうなるのか?
海外メーカーだと、McIntoshは、長いサービス体制を整えている。
他は、正直?である。
ただ、人気に支配されて、メーカーがサービスを放棄しても、サードパーティが部品を作ったり修理してくれたりするブランドもある。
かつて、プリメインアンプで名を馳せたサンスイは、日本各地に修理してくれる所がある。
すでにメーカーはなく、名は残っても、完全に形骸化しているのにだ。
もちろん、部品の供給などとっくに無いのに。

MLAS(マークレビンソン・オーディオシステムズ)時代のいわゆるオールドレビンソンと言われるモデルだ。
イメージとしては、プリアンプの方が多い感じだが。
初期のモデルは、モジュールと言われるブラックボックスがイカれると、お手上げだった。
しかし、人気があるが故にメーカーが放棄しても、モジュールを分解(モールドで固めて有るので、少しづつ溶かして解析する。)し、新たにモジュールを作製するサードパーティが存在する。
また、独自に解析修理する強者の修理業者も有ったりする。
すでに、40年をゆうに過ぎた製品だが、現役使用している人も多数おり、その様な業者が存在する為に、整備可能で整備品は、高値で取引きされている。
それはそれで素晴らしい事だ。

趣向品で有るが故の事だろうが、発売から40~50年に近い電気製品が現存使用できるのは、オーディオぐらいでは無いだろうか?
スピーカーも耐用年数は、長い。
メンテナンスして使い続ける事も可能である。
家の中に眠っているオーディオも甦るかも知れない。
意外と長持ちするものだと感心するのだが、日本のメーカーにも頑張って貰いたい。
いや、頑張ってるのだ!

国が、保有している部品にまで税金をかけてくるのは、頂けない。
やれ、SDG'sだ、脱炭素社会だなど放言していてコレである。
物を大切にしている人には、罰金に等しい。
クルマもそうだが、30年も部品を供給してくれるメーカーには、感謝しか無い。
古いものを大切にしている人は、胸を張ろう!!

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マークレビンソンML-1L
(1979頃)
2023年1月14日(土)
謹賀新年

2023年の年が明けた。
年末年始は、特に予定もなかったのだが、何気に忙しくあっという間に過ぎてしまった。

年末から、修理依頼が多い。
正月やすみを切り上げて稼働開始した。

さらには、来月から、またも値上げの案内ばかりである。
何でもかんでもどんどん値上げ!
政府は、賃金値上げを企業に要求しているが、はっきり言ってお門違いである。
日本から、企業が逃げていく様な政策をしておきながら、こんどは賃金を上げろとは?

自分は自営のため、自力本願である。

本来豊かな趣味の筈のオーディオは、どんどんジリ貧。
日本は、どんどん貧しくなって行く。

しかしながら、それでも、やり方を変え、手を変え品をかえてでも楽しみは享受したいのも、人の本音である。

今年は、今までやれなかった事にチャレンジしたい。
情報は、いまは直ぐに検索出来る時代である。計画を練り、算段をしながらやって行きたい。
今年は、いつもより旅に出るつもりです。
近い遠いにかぎらずに。

取り敢えず春をじっくり待つ所存。


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