UX-1 spec


〇2020年4月14日 令和の大改修 というわけではないが、UX-1大修理

 リアのRch出力しない。トレイの出が悪い。オープンボタンを押すとストップするとか表示がおかしくなることがある、などの現象で、TEACに修理に出しました。2007年に導入して13年目の車検みたいなものです。
 
 すると、悲惨な見積りが。

 なんと、DAC基板(の部品)がいかれている。すなわち、マルチチャンネルデコードのDAC基板がNG、ということ。
 おまけに、フロントのRchの出力が低い。すなわちフロント側メインのDAC出力部がNGということ。

 ピックアップもヘタっているので修理(交換)必要。

 ボタンの誤動作は、フロントのおそらくドライバー基盤についているCPU不良と思われ、同じくつながっているであろうFL表示管も替えるという見積り。



 6,7年前に、落雷(誘雷)に見舞われた我AVシステム。ジェフのプリアンプ、パワーアンプのバッテリー充電機構がいかれてそちらは、落雷で修理に出したが、UX-1は動いていた。オープンボタンを押すと一曲目に戻ったり誤動作をしていたのだが。

 結局、落雷でCPUが壊れていったようだ。恐るべし。

 今回は、別のCDプレーヤーが買えるくらいの修理代がかかってしまったが、UX-1はその値段では買えないので、修理を進める決断をした。
 会津坂下のIK氏は、これを機会にディスクメディアを捨てて、ハイレゾファイルに切り替えませんか?という悪魔のささやきをしてくる。 (^^)


○20130209

VRDS-NEOメカニズム。マグネシウムターンテーブル。(P-01、X-01、UX-1)
LTD、Piはジュラルミンになったようだ。また、姉妹機のP-02 、P-03 、X-03 、UX-3、もジュラルミンターンテーブル。

 以下、メーカーエソテリックホームページからの画像。希代のマグネシウムターンテーブル。

 VRDSNEOメカニズム。この金属の塊感。一発でノックアウト。試作機感バリバリのつくり。

 コアレスモーターは、ナカミチのDD機に見られたし、1000MBのメカにも使っていた。

 メカベースの金属の塊感もすごい。

 上の写真の裏側。

 DAC基板。整然とした部品配置。

 4CH用DAC基盤。

 トップカバーを外すと、ご覧の通り電源、メカ、DACと並ぶ。

 UX-1 のリアパネル。これがリミテッド、Piとバージョンアップすると。

 こうなる。フロントのRCA端子が違う。(WBT製) DVIはHDMIへ変わり、i-link端子(HDMIの上)が追加。



200706  バージョンアップ

 音系  LTD化  105000円  DAC周辺のコンデンサー交換。配線のメクセルコード。(高次の無酸素銅) RCAジャックをWBT社製に交換(デジタル、フロントLR)

 映像系  PI化  210000円   HDMI1.3対応。1080P出力。480IのDVD映像を1080P出力。
 
 アナログ系のビデオDACにアナログデバイス社14ビット216MHzADV7324。デジタル系に、アンカーベイテクノロジー社ABT1018スケーラー、I/Pコンバータージェネシス社FLI2310。

 SACDのi-Link 出力化。(誰が使うのだろう?)

購入時比較機
 2003年末の時点で候補に上がって試聴できた機器

 1. パイオニア   S969Avi           198000円
 2. LINN  UNIDISC1.1              153万円くらい
 3. エソテリック  DV50              500000円
 4.           DV30               300000円
 5. ゴールドムンド  エイドス18 MEV    1380000円
 6. エソテリック UX-1               1250000円

 1.S969Aviは画像は最高。(HDMIからDVI変換入力、スケーリングで720P)当時使っていたパイオニアS747A、エアーD-1に比較して、格段に画像再生能力を持つ。音がよければこれでいく予定だった。試聴したとき即決予約してしまったほどだ。しかしCD、DVDの再生音はD-1にはるかに及ばない。D-1の480P画像は繊細感は劣るが奥行き、質感で上回った。

 2.これは販売店のフェアで試聴なので条件は厳しい。CDとSACDの差を何とか出していたが、映像系での魅力が薄かった。(と言うより映像デモはやっていなかった。LINNでは映像勝負をまったく考えていなかったとみた。)

 3.DV50は音はがちがちの音。どんぱちに最適の音。ばっきんばっきんと硬い音で、女性ボーカルやクラシックには不向き。ただし、映像はS969Aviのほうが格段上。スケーリング機能が無いのがだめ。

 4.DV30はDVI出力で試聴。これはきれいだった。でも、音はいまいち。かつスケーリングの機能が無かった。でも、DVI出力でこれほどきれいに見えるのかと言う実験になった。色の純度が極めて高くなる。これがDVIの威力なのかと実感。

 5.エイドス18MEVは石川シアターにて試聴。音楽的に面白いかもしれないが、映像DACの性能がS969Aviに劣る。映像のデジタル入力可能のプロジェクターDPX1000についていうと残念ながら候補から外れた。

 パイオニアS969Aviの画質にびっくりしていたとき、エソテリックの新製品UX-1はエソテリックのVRDSメカを搭載。SACD、DVD、CDのマルチプレーヤー、映像DACはS969AVIに搭載の映像DACという。これは即決だった。DV50より音はいいらしい。S969Aviより映像がいいらしい。(VRDSメカ使用)これは試聴なしでの予約。

 デモ機が到着して画質音質を確認するも期待以上の性能。