zakki 0908-
○ 20091023 HD1
ビクターのDILAプロジェクターを導入して2年が経ちました。で、最近メッセージが出始めました。
「警告 ランプを交換してください。」
ヤマハのDPX1000に比べると交換ランプ価格はかなり安いものの、いざこうなると、どこまで使えるか試してみたくなります。
現状で極端に暗くなっているわけでもなく実用上は問題ないようにみえますが、このまま使いつづけると大変なことになるのでしょうか。爆発するとか?
○ 20091009 ウイルソン
ウイルソンSPについて、Cオーディオ出品者とのコンタクト、その後の交渉をIK氏に任せていました。いろいろなことがあって、少しは話が進んだのですが、どうなりますか?ことが単純じゃないのが玉に傷。
ところで、8月次女の誕生日祝いに、i-podのドッグ兼音出しマシンの豚を購入しました。これが見かけよりはまあまあ音が良いのです。充電もでき、音も出るので、娘は喜んでおりました。堅苦しくなりがちなオーディオも、こんな品物で一息つけると良いかな?
耳にツイーター、目がスコーカ―、底面にウーファーがついています。耳たぶにタッチ式ボリュウムコントロールがついてます。(I-piglet)
○ 20091001 ウイルソン
会津坂下のIK氏から、また囁きが、、、
ウイルソンのワット、パピーはいかがか?と言うもの。先日WATT3+エンテックの組み合わせを聞きに行ったのですが、その際、ウーファーの非力さで、導入見合わせの結論をだしました。あのWATTにまともなウーファーがつけば、と話していました。
今回は、そのWATTに、システム5のウーファー部をつけたものが出ているのだが、いらない?と言う申し出です。
アバロンの音にほれ込んでいる現状で、この誘いは諸刃の剣。ハイスピードになる予想はつくけれど、美しい音楽表現ができるだろうか。そこが試聴もしたことがない状態で悩む元です。
○ 20090930 BD-Rの怪2
先日メーカー(Ridata=ライデータというらしい)に問い合わせのメールを出したところ、回答がすぐに(9月24日)来ました。
「DISCは悪くない。DISCがプレーヤーのメモリーを破壊するはずはない。あるとすれば、DISCに記録されている信号が問題ではないか。」と言う回答。うーむ。
パイオニアでのその後の検証では、パナのBDレコーダーでAVC記録したRiDATAのディスクを、パイのプレーヤー各機種で再生すると、現象が出たとのこと。他のディスクでは出ないのだから、ディスクが悪いと思われるのだが。パナのレコーダーで録画、というのもあやしげ。パイはレコーダーを製造していない。自社プレーヤーはDRもAVCも再生できるとしているので、他機録、自社製機で再生の検証はしなくてはならない。今回は、録画機を、パナ、ソニー、ミツビシなど各社を準備して実験したらしい。ただ、現状で、郡山のパイのサービスが、東北拠点を仙台に集約すると言うことで、盛岡、郡山各サービスを仙台に移転作業をしているため、一時休止となっているということです。
BS11
気が付くと、BS11とBS12にチャンネルが増えていました。BS12はもっぱらテレビショップの放送ばかり。BS11も最初はテレビショップばかりでしたが、最近はアニメ、SF、特撮の放送が増えてきました。
この背後には、NHKのアナログハイビジョン終了があります。アナログハイビジョン一波をやめると周波数帯域に余裕ができ、チャンネル増設が可能になったそうです。2007年9月ハイビジョンアナログ廃止の際、追加されたチャンネルはスターチャンネル、BS11、Twellvの3波でした。おまけに、BS1とBS2、つまりNHKBSのSD放送の画質も何と向上しているのです。それが良く判ったのはBS2のスタートレック放送でした。このスタートレックは、エンタープライズ号や惑星をCGで作り直した一部リメイク版。その画質は通常のSD画質よりもよく見えました。これも、アナログハイビジョン廃止の影響だそうです。
○ 20090923 BD-Rの怪
パイオニアBDPLX91のアップデートディスクをオーディオK店から回してもらったので、アップデートしてみた。
その後、パナソニックBW800で録画したAVCのディスクをLX91にかけると、プレイしない。電源OFFしない。操作キーを受け付けない状態になってしまった。電源コードを抜いて再びつないでも、プレイしないどころか、イジェクトもしない。そして電源も切れない状態になってしまった。
修理に出し、戻ってくると原因は何と「BD-Rディスクだ」というサービスの回答であった。
結論は、BD-R海外メディアをAVCで録画すると、プレーヤーを壊すらしい、ということでした。LX91は「フラッシュロムが破壊されていた」、という修理明細がついていました。そのメディアを、オーディオ店のパイオニアLX52で再生しようとしたところ、プレイしない、操作キーを受け付けないと言う同じ症状が出たそうです。そのプレーヤーはディスクを取り出すと直ったそうでした。
オーディオ店Kさんによると、海外製メディアは、記録面の何らかの規格が違い、DR記録、自己録再では問題が起きないらしいが、他機再生でトラブルになる、ということらしい。
RIDATAのこのメディア。PCデポで、一枚198円で売られていました。BD-Rは最近値が下がってきていますが、過去においてはBD-Rメディア最安値。おやぢはこのディスクを40枚は買っています。そのうちAVCで録画したのは、3分の1ほど。
自己録再がOKだとしても、動作不良の原因がはっきりするまでは、BW800での自己再生も恐ろしくて出来ません。
PS3では、AVCのマルチチャンネル再生に対応していないため、AVCのこのメディアを再生することは余りありませんが、試しに再生してみるとAVC2CHものは再生できました。またDRモードのディスクは大丈夫でした。
トラブルのあったディスクはパイオニアサービスに戻して原因を探ってもらうように依頼しましたが、どうなることやら。そのディスクだけの問題なのか、RIDATAのメディアが全部だめなのか。AVCで録画したのがだめなのか。もう少しはっきりしないとRIDATAメディアが使えない。
同様なトラブルに見舞われた方は他にいらっしゃるのでしょうか?
今回のトラブルについて、RiDATA社に今回の状況とトラブルについての見解を聞くメールを9月23日に出しました。どのような回答があるでしょうか。
○ 20090902
最近仕事が忙しくAVルームに入ってマルチCHのアンプの電源を入れる回数が減っています。暑い、という理由もありました。パワーアンプ、プロジェクターをONにすると、30分もしないうちに部屋の温度が36度を超えてしまいます。エアコンをつけると空気が乾燥して、目、喉が痛くなってしまうのです。閉鎖された環境のAVルームは、この温度湿度の管理が難しいですね。しばらくはセンターCHのみで音をモニターする、という聞き方をしていました。
さて、会津坂下のIKシアターの訪問の後、我が家のAVルームの音を確認しました。大貫妙子のCD「アトラクシオン」。音場の広がりは、2CHのくせに、頭の側方から後方まで広がります。雷鳴の響きもまずまず。5曲目のギターの響きも良好。こうでなくっちゃ。拍子木のきん!という音の打撃音の立ち上がりと余韻の広がりも良好。
IKシアターでは、BD「AKIRA」の太鼓の音を聴いてみたのですが、今一。リモコンを忘れてしまったLX−91ではなく、DVD-2500BTでの音出しで、もしかすると、DTC9.8との連携がうまくなかったか、音声選択をミスったか、とにかく、家で聞く、どーん、わわわという太鼓の打撃音、余韻の広がりがIKシアターではうまく出ませんでした。それを、家のLX-91で再生。LX-91のマルチアナログOUTでの視聴。ドルビーHDで聞く冒頭の太鼓の音は、結構大きな太鼓のイメージが再現できました。皮のぶるぶるいう響も、広大な録音空間を感じさせます。おかしいな、なぜIKシアターではこの打撃音、響きがでなかったのだろう。
○ 20090824 ウイルソン
会津坂下のIK氏から、ウイルソンのSPが入ったから聞きにこない?と誘われたのが8月初旬。ところが、こちらは事務所移転とか、お盆、小旅行などでさっぱり訪問が出来ませんでした。やっと8月22日土曜日。時間を作り訪問。実は、現在のSP、アバロンのラディアンを放出し、このウイルソンのWATT3+エンテックのシステムを入れないか、という話だったのです。
IK氏のホームページの画像です。WATT3とエンテックのペア。
久しぶりにIK氏のシアターに到着。実は、この半年、IK氏のシステムのリア用パワーアンプが修理に入っていて、氏のマルチチャンネルの構成がきちんとできなかったことも訪問が少なかった要因でもありました。最近では、プリアンプもメンテナンスに出していたそうで、ジェフのアンプの維持費についての談義にも花が咲いてしまったのはご愛嬌でした。
さて、IK氏のリファレンスSPグランドスラムの音を基準して、どのくらいの片鱗をWATT3が出せるか、ということが重要なポイントです。おやぢのAVルームでのラディアンは美しい再生音で、それを凌駕するグランドスラム並みの金属、打撃音の再生音を持たないと入れ替えする意味がないわけ。今回は、思ったより小柄なWATT3とエンテックというSWの組み合わせ。再生システムは、フロントエンドがエイドスとUX-1の違いがあるものの、コヒレンス、MODEL9とほぼ同様の環境。(部屋の造りが月とすっぽんですが)ケーブルまでカルダスのヘックスSPケーブルを準備していただく周到ぶりでした。
まず高域は、すばらしい音。逆相成分の入ったディスクでは、頭の後方まで音が回る。金属の打撃音などもカン!キン!と良いのだが、ギターの音、ボーカルが入ってくると、低域方向の音量が少ないという弱い部分が出てきてしまった。ギターは胴が鳴る深深とした響が消え去っているし、ボーカルも腹から下が消失してしまったかのような再生音。驚いたことに、低域部分を、ウオッチドッグというSWに切り替えて見ると、見事に低域は復活し違和感がなくなってしまう。これはびっくり。でも、WATT3の低域用にウオッチドッグと言うのは現実的ではないかな。であれば、エンテックではなく別のSWでは、と言うと、「それがシステム5やシステム6なんだよ」、という。システム6は2ヶ月まえ、出物がありすすめられたが、手持ち資金がなく断念した経緯があるので、今回は唇をかんでしまったが、、、
とにかく、ウイルソンは音場再生能力がけた違い。こんな小さなSPで、目を閉じると、奥行き、広がり、ましてや2cHなのに頭の後方まで音場が広がる再現力はすごいものがあります。これに低域がついてくれば!
というわけでせっかくセッティングしてくれたのに、導入はなし、という結論になりました。IKさんごめんなさいね。
○ 20090807 移転と物
今回の事務所移転では、いろいろ勉強になりました。物の購入価格としての金額の価値は、購入した段階からなくなっているのだと。
100万円したものだろうが、そのものの使用によってその価値が使われると、物が持っている価値はどんどん、がっとなくなってしまうもの。
例えば、映画。1500円払って鑑賞します。終了すれば退去しなければならず、見た、感動した、面白かったなどの価値を消費して払ったお金はなくなります。例えば、電池。形としては、電池のパッケージはありますが、使用価値の電力がなくなると、見かけの形があっても無価値です。
ものとは、このように、使う価値(購入する目的の価値)を消費するとそのもの自体の価値はなくなってしまうのです。これが、中古店に行き、他の人の使用に供される事態になると、新たに価格が発生します。これは、リサイクルなどと言われていますが、その方式は、買取、引き取り、処分料を払って持っていってもらうなど、物が移っていく過程で、新たなお金の動きが発生します。これらは、自分の価値ではありません。そのものが持つ(いくらで売れる、という業者の見込み金額の何割か)価値です。
そこに悲しい事態が発生します。時代遅れのコンピューター関係の機材。OSバージョンが変わると、それに付随する周辺機器も変わります。おやぢは、ウインドウズ95から本格的にコンピューターとの関わり合いが深まりました。その当時は、まだ、ウインドウズ3.1関係のソフトも残っている時代でした。アナログ電話回線モデム、スカジイ接続、フロッピーディスク、など今ではそれぞれ光ファイバー、デジタル回線、USB接続、USBメモリ、他のメモリメディアに変わっています。そうするとよっぽどことがなければ、昔の機材は使わないし、使えない。
オーディオでも同じことが起こっています。新しいメディアが旧メディアを凌駕する性能を持っていると、それが顕著に表れます。ラジオ(AM、FM)、LP、LD、カセットテープが、デジタル放送(有料)ラジオ、CD、SACD、DVD-A、BD、放送のアナログからデジタル化。映像ではフィルム8ミリから、ビデオへ。ビデオ機材のハイバンド化、デジタル化、そしてDVD−R、BD-Rへと。方式が新たなものに変わると、それまで撮り(録り)貯めたメディアが一気に陳腐化(無価値化)するのですね。映画作品などは新たなメディアで発売される期待が持てますが、プライベート記録画像は問題が深刻です。これらの問題を解決していかないと、再生機に限って言えば一概にぽんぽん捨てられなくなってしまうわけです。
D-VHSテープの山。
LDは、一枚9800円から3800円。大量に買いました。現在のハイビジョン対応のディスプレイでは、見るに偲び難いものがあります。DVD。これも大量に買いました。同じタイトルをデジタル放送やBDのHD画像で見ると、LDは無価値、DVDはぼおっとしているなあ、と感じるくらいでやはり価値が薄い、と言えるようになってしまいます。音声に関して言えば、再生機により、LD、DVDの方がワイドでダイナミックな再現ができるものが多いものです。しかし、結局鑑賞は画質に大きなウエートを求められますので、新しい規格のものにシフトすることになります。
LD。売りに出さなかった、見ていないもの、再発が難しそうなもの。
LDは、仮に5000円平均として、200枚あったとすると、1,000,000円!!これがほとんどごみ!です!カセットテープはクロームテープで30年前は一本1000円くらいでした。LPが2500円ほどでしたので、カセットに録音すれば2分の1節約できると言う変な勘違いをしていて、カセットテープも数百本。(今思えばLPそのものを買っておけば良かったと後悔してます。)βのテープも25年くらい前はL500で1000円くらいでした。テレビ放送、βムービーによる家族日記、レンタルビデオ、LDのバックアップなど。これも数百本。アダルトビデオのテープも会員クラブを結成して購入。VHSテープとして10箱くらい。さらにDVHSテープ。これは、SVHSテープをなんちゃって改造したので、正規品800円くらいのものをT120で200円くらいの単価。BSデジタルのハイビジョン放送を録画しまくり、150本くらいあります。これら、(カセット、β、VHS他にDAT、Hi8、など数十本づつあり)テープメディア、LDメディアは、プライベート、エアチェック物を除いてほとんどごみ!!!状態となります。これは悲しい。
気が付くとケーブル類も山になっています。皆さんは昔のケーブルは捨てちゃうのでしょうか?