zakki 202301-
〇20230625 ディスクあれこれ
ポチっていたディスクがあれこれ届いた。
CDRを捨てたので、セルCDを購入する作戦の一環。菅野よう子。
マクロスFからはまっていたのだが、CDで聴くとどか?楽しみ。
映像ディスクは、これ。
4KUHD
オリエント急行殺人事件
旧作もあるのだが4Kを先に見てしまった。
これが実に面白い。
新作と言っても映像の奥深さと丁寧な表現。安定の俳優さんの演技。カメラワーク。などとても渋い。
期待していなかったせいもありうれしい発見が続々。
ジョニーデップのアクが強い?と先入観があったがそんなことは全くない。ポアロというか時代が個性バリバリの設定。
俳優陣がすごい。
なんとスターウオーズの女ジェダイレイのデイジー・リドリー。
ペネロペクルスみたいなと思っていたら、ペネロペ本人。 (^^)
スパイダーマンのウイレムデフォー。
ミシェルファイファー。
007のM役ジュディデンチ。
お話もすごい。ネタバレになるので詳しく書かないけど。
期待していなかった映画で観て見たら面白いと嬉しくなるな~。
〇20230624 STAX SPを聴く 久しぶりのIKシアター訪問
4月末調子が悪くなってから2か月。ようやく気力が戻って来た。
遠くに出かける、という気持ちになれなかったこの2か月。
元気が戻ったというけれど、今回は福島から会津への行きは高速を使った。
山道を行く気にならなかったからだ。
この2か月バイクツーリングは3回キャンセル。
IK氏絡みのオーディオ会も2回キャンセル。
久々に、わがAVルームを訪れたいという方からメール連絡があったのだが、それも今の時点では対応する気力がない、とお断わりしてしまった。
とにかく、不活性そのもの。
それが、女性ボーカルを聴きまくって心の波動を整えてきて、ようやく元気がもどりつつある。
もちろん、食の部分でもケアを続けてきた。
味覚障害に対して、亜鉛を摂取。
しょうがの甘酢漬け。
にんにくのしそ漬け。
などなど。
しょうがは体が温まるし、なによりお腹に良い。
出来合いだが、継続して食べている。
IKシアター訪問は、6月17日も候補だったが、その時はまだ不安が残っていた。
一週間後の24日の週は、ほぼ元気に過ごせたので、週末訪問はGO!となった。
今回訪問の目的は、STAXの往年の名機ELS8Xを聴く!
私が訪問、ということで特段お客様対応でお掃除していないので雑然と見えるが、私の場合は無問題。
何しろ、約40年来の付き合い。
さすがに、雑誌の取材やオーディオの友人たち(と言っても人生の先輩が多いのだが)が来るときは、しゃかりきにお掃除する。 (^^)
この衝立がスピーカーなのだ。オーディオ歴が短い方はわからないと思う。
コンデンサー型スピーカーと呼ばれた。
1980年代には、このSTAXの他、アポジー、クオッドなどのメーカーがあった。
部品としては、ツイーターにリボンツイーターと言うのがあったが、そのリボンなのだ。パイオニア、ビクター、ソニーなどで採用していた。
例を挙げよう。
糸電話はご存知でしょう。
糸がつながった紙コップの底板を振動板として、糸が声の波を振動板に伝え、底板が振動して、声として復調する。
このリボン型コンデンサースピーカーは、糸の代わりに、プラス極とマイナス極の電磁極を対向して設置。その間に導電物質を塗布したポリフィルムを置く。ポリフィルムには電圧をかけて置く。
音声は交流電流として送り込まれる。すると、声の波がプラス側に行くと、電磁フィルムがプラス側に動き、その波がマイナス側に行くと、今度はマイナス側に引き寄せられる。(動作をわかりやすくするために簡単に書いてます。違うだろう、と言うお叱りはちょっと脇に置いておいてください。)
糸の振動がコップの底板を、コンデンサーSPの場合は、電気信号の波がフィルム膜を動かす。
すると膜が振動して音となって聞こえるのだ。
この原理を、面積の小さなリボンから、幅広のリボンを組み合わせて、並べて設置する。
電磁石が面になっている構造。従って結構重い。この衝立スピーカー一枚で約50キロだ。
IK氏が本品を見つけて、某修理氏に依頼。外装は見ての通り若干難があるが、音はきちんと出ている。
アンプはジェフのMODEL9。スピーカーケーブルは後述。
入室したとたん、「どう?」と音出し。
なんじゃこりゃ!と私。
今通常聴いているのは、マルチウエイのスピーカー。
ツイーター、スコーカー、ウーファーなど、ばらばらなユニットの音をまとめて一つの音として聞いている。
それに対しこのSTAXは、スピーカーユニットの継ぎ目がないのだ。高域はツイーター、中域はスコーカーという役割分担ではない。
そのつながりの良さ。シームレスな音楽再生は、驚きの音なのだ。
導電フィルムの面積の違いはあるけれど、その辺はシームレス、という事にしておく。
聴く曲は歌謡曲。ジャズとかクラシックではない。
すばらしい。
でも、聴いていると、つながりの良さは良いとしても、なにか凡庸だ。
IK氏もその辺を承知していて、耳になじんだ頃にスピーカーケーブルを替えた。
これまではカルダスのクロスリンクとかクワッドリンクなんちゃらの普及品。それをゴールデンFIVECいわゆるG5C に替えた。
音楽に躍動感が出て、ボーカルに血が通い、音場が広く、若干深くなり、音楽が楽しくなった。
またもや、なんじゃこりゃ!だった。
元々が平坦な音の再生のコンポに、躍動感もりもりのカルダスG5Cを持ってくると、バランスが取れて、良いとこ取りになる。この場合は大成功だ。
おまけに低域のバスドラムまできちんと出てくる。
コンデンサー(リボン)SPは、低域が苦手で、高域がさらさらなるのが通例とされていた。
ところが、このスタックスELS8Xは、ボーカルの良さに加え演奏のバスドラム、ベース領域もきちんと描写する。
リボンの通例をはるかに通り越した表現だ。
いろいろやったから、とIK氏。
その一つが、脚。
ジェフの標準スパイクにTAOCの鋳鉄べ―スをかませる。
この辺りもカットアンドトライの繰り返しだったはず。
一番は、このSTAXのスピーカーを修理してくれた修理マン(一般人)の凄さだ。
依頼者の人となり、考えをみてから、その品を修理するかどうか決めるらしい。
日本でSTAXのスピーカーを修理できる人はその人だけらしい。すごい人なのだ。
その修理の結果、最高のオーディオルームで、最高のパワーアンプに、最高のケーブル、音源はハイレゾファイルだけど、そのもとは当時の録音バージョン。 (^^)
それをもってして、過去最高の音で音楽を奏でている。
IK氏は、STAXのこのスピーカーの素晴らしい音を後世に伝えたいからぜひ修理お願いします!と依頼したそうだ。まさにその言葉に偽りはない。
こういうわけで、1980年代の発売以来、日本でこのSTAXELS8Xが、ここIKシアターで最高の音で鳴っている。(大げさではなく、本当だろう)
録音も1980年代の歌謡曲ものが合っている。というかしっくりくる。
現代の高解像度、シャープな、そして神経質に、楽器・ボーカルをミキシングしているポップスは合わないだろう。聴けるけど。
この「コンデンサー型」スピーカーは、強力なアンプと強固な床がないと性能を発揮しない。
この辺のノウハウが1980年代~1990年代にはおそらくなかったと思われる。
どうしても低域の薄い、高域がサラサラしている、と言う評が出ていたと思う。
クオッドも慣らし込んでいたそうだが、ちょっとトラブルがありそちらは聴けなかった。
このSTAXもある程度見込みが出来たので私が来たら撤収する、という事。
これは稀有な体験となりました。ありがとうございました!
〇20230611 忘れられない歌声
今回は坂井泉水・ザード。
2007年5月に亡くなった。病院の外付けの階段踊り場から転落した。40歳。事故、自殺どちらか不明。
ん?
岡田有希子(1986年4月)も本田美奈子(2005年11月)も、、、死ぬとレジェンドになるのか。忘れられない歌声になるのか。
そんなのはわからないけど、また聴きたい!と思うのは実際のことだ。
歌声はのこるな~。
さやかはどうだろう。アナと雪の女王の日本語版で松たか子と堂々と渡り合って声優、歌手として着実に進化していたのに。
サントラは?アナ雪の映画でいいや。日本語で見ないけど。
さやかは、ドラゴンヘッドで、妻夫木と共演。かわいいけど役に立たない流されるままのなかなかのJKを演じたが、その後なかなか芽が出ず。
アナと雪の女王の日本語版で一躍トップに駆け上った。
松たか子の歌うまに対し、さやかもなかなかやるじゃないかという高評価が定着したのもつかの間、2021年12月ホテルの上階からテラスへ転落。
遺書もあったというから自殺だと週刊文春は伝えた。
さすがに、松田聖子は2021年紅白の出場はやめた。その後の活動も停滞している。彼女には、すべてをオープンにして、歌で表現してほしい。
さやかがおなかに宿った時の聖子が録音した歌は今でも名曲だ。「瑠璃色の地球」
灰色でも銀色でも良い。松田聖子の歌はなくしてはいけない。彼女も歌姫のはしくれだから。
クラプトンのティアーズインヘブンのような追悼ソングでも良い。
・ザード 30周年記念 デジタルリマスターシリーズ
悔しいのは、「負けないで」でどれだけの人が助けられたかしれない曲を歌った彼女が、何かに負けた、という事実。
まあ、色々なことが起こり、いろいろなことがあるのがこの世の中だから、我々は、「負けないで」を歌い続けよう。
ザードはまだ開封していません。
その前にいろいろ聴き直し。
YUKIのCDもぽちった。
これは、CD-R 音楽録音ものは全部捨て作戦によるもの。
セルCDを次々と求めた。
基本は中古。新しいものはないものが多いも理由。
いろいろ買ってみたけど、レンタルアップ物の商品状態:可は、10枚買ったら1枚くらいの割で、研磨必要な傷が多数あるものにあたってしまった。
売り文句に、再生に支障がない程度の傷はあります。全体に状態は悪いです。などの表記は要注意だ。
プリプリのディスクも買い直し。
ほぼ中古。
プリプリ、ジュディマリ(YUKI)は、どちらかと言うとロック系なので、今の体調からするとちょっと合わない気がする。
元気な時のあげあげソングだったら良いけど。
と言うわけで、ザードも聴いてないのでした。
・デスクトップPC死す
趣味のデスクトップ レノボK330 core i7のハイスペックマシン。
アーカイブ作成。趣味のあれこれ、いろいろ使って来た。調子が悪くなると修理=パーツ交換をしてきた。
SSD、HDD、電源、BDドライブ。メインボード以外は全交換して何とか生きながらえてきたが、先日ご臨終と相成った。
HDDをばらしてみた。
個人情報云々で、PC廃棄のネックになっているHDDをまず破壊しようと試みた。
鉄鋼用ドリルで穴をあけて物理的に破壊しようとした試みは失敗。ケースに穴を穿つことはできなかった。
それでは、という事で、星型ドライバーを使ってバラバラにする作戦に切り替え。
カバーを外して、ハードディスクを取り出す。
手前真ん中の部品が、HDDアクチュエーター制御用のマグネット。天面と底面に一枚づつ。
ハードディスクは、文字通り硬い円盤で、ペンチでごつごつ叩いても、表面に少し傷がつくくらいで、曲がりもしなければ割れもしない。
おまけに、非磁性体で超平滑+美しい表面の鏡面仕上げ(メッキ)。
ディスクのスペーサーとなるフランジも同様の非磁性体のリング。
ばらしたHDD
高精度+美しいメッキの部品+磁石。
ラップに包んでとりあえず保管。
で、電源部、ばらしたHDD、キーボードは燃えないゴミの日に持って行ってもらえました。
後の本体は、PCデポ当たりのPCショップに持っていって処分してもらおう。
〇20230610 片付けドミノ
ドミノ、と言うよりスライドパズル。
30年前は、この画がクレヨンしんちゃんだったりしたものだ。延々とカチャカチャ動かしてると、画が出来上がる。
慣れてくると、結構早く完成するようになる。これの3次元版を今、やっているわけだ。
積もっているものも30年前からの物と最近のものが混在。優先順位をつけたりすると、余計にめんどくさくなる。
したがって、捨てるものをはっきりさせるのが肝心。捨てるものは新旧関係ない。
断捨離するわけではない。
しかし、処分にもう5年以上も困っているものがある。
人形だ。
私の母が、七五三のお祝いとして子供たち3人にそれぞれ買ったもの。一体は売却できたけど二体はだめ。
特に長男のは、初の男の子、という事で、五月人形の巨大なものを買った。
何度かオークションに出したけれど、全く売れなかった、でかい置物なので、昨今の軽薄短小に合わない。人形でお祝いする文化が消失した。
などの理由があるのだろう。。
人形メーカーに供養引き取りサービスはないのか、と人形の東月に訊いた。
ない、と供養は別会社でやっているからそっちに言ってね、と。
なかなかバラバラにしてごみとして出す、と言うのに踏ん切りのつかない品物だ。
・疲れ果てて寝るときの癒しソング。
今回はこれ。
某試聴会で評価が二分されたソフト。
朝倉さや RIVER BOAT SONG
直訳すれば、舟唄、なのだが。
抜群の歌唱力
他のアルバムを4枚ほど入手して聴き込んでいた。
このアルバムは短かったので入手していなかったが、視聴会の話を聞いて、同じソフトでどう聞こえるか、確認するためにポチった。
他のアルバムでも思ったことだが、もったいない、と。
普通に歌っても、フレーズの最期に、軽くこぶしを回す。
平井堅のような。徳永ゆうきのような。
だが、朝倉の歌唱はこれはこれで、唯一なもの。素晴らしい歌声を持っているのだ。
帯に、民謡×ラップ、民謡×ファンク、民謡×ニューミュージック、とあるが、ジャンルにこだわるから、中途半端になると私は感じた。
好きなように歌えばよいのだ。別項にも書いたが、山形弁は、意味が分からなくても、言葉のうねりが歌そのものだのだ。
だから、元歌の意味に縛られずに、または、元歌の日本語を山形弁に変換するとか、全く別の山形弁の言葉の歌を歌っても、それはそれで気持ちの良いものだ。
デュエット曲で、彼女が山形弁、男性が東京語で歌う歌。これはもやもやが残る。どうせなら男性も山形弁にしてほしかった。
また、民謡という事で、民謡音階、メロディがある。
特徴的なのは、沖縄音階を持つ沖縄民謡だ。
沖縄の曲を、山形弁で歌うのは魅力的。
舟唄は、東北に限らず、船頭が延々とこぐときに歌う歌。
それを山形弁にアレンジするのも、違和感は少ない。
しかし、ラップとか、ニューミュージックというジャンル分けは、あまりそぐわない。
朝倉の歌唱が、そんなものをとっくに超越しているからだ。
いずれにせよ、気持ちが良くなること請け合いの朝倉舟唄。二十数分のアルバムであっという間に終わってしまうのが惜しい。
民謡つながりで
ゴーストインザシェルとイノセンス合体 4KUHDセット
・その昔10555円で買った本品。今アマゾンを見ると18000円の高値。日本おかしいあるよ。
攻殻機動隊 押井守 の音楽担当 川井憲次氏の音楽は以前から耳にしてきた。
未来の話を描くのに、民謡音階で攻める押井監督×川井憲治の手法は、イノセンスで結実した。
人形=ゴーストを入れる器=義体が形作られていく過程を描いたオープニングにこの曲が流れる。
あとは、劇中香港と思われる中華文化がごちゃごちゃに入り組んだ都市で、何かのお祭りで練り歩くシーンに、再びこの曲が流れる。
イノセンスでは、CG技術が大いに発達して、虹彩周辺に製造番号が刻まれるのだが、4Kプロジェクション、又はHDでこれが読み取れるかどうか、テストディスクみたいな使い方もできた。
イノセンスは、音響が突出した出来。
コンビニで、バトーが精神攻撃を受けて自演の銃撃戦を演じるシーン。
蛍光灯ノイズの移動感、銃撃で割れ落ちるストッカーのガラスの音、銃撃そのものの発砲音、弾着音、破裂音などが混在し、それらが分離して聴きとれるかどうかのチェックディスクにもなっていた。
この川井憲次イノセンスのオリジナルサウンドトラックを買うつもりはないが、改めてイノセンスを見てみようと思った、朝倉さやの民謡ポップであった。
〇20230609 片付け
AVルームをはじめ、他の部分も総合的に動かして整理する、今回の片付け作戦。
動かすのが30年ぶり、とか20年ぶりとかと言うものも数多い。
例年5月連休で、コンポ裏の接点磨きもなかなかできていなかった。その理由は、ケーブル類がジャングルになっていて、各ケーブルの抜き差し、清掃などが著しく面倒なためだった。
今回は、ラック移設という新規かつ重大目標があるのだが、そのための事前の整理がなかなか進まない。
他の部分と連動しながらなので、亀の歩みで進めている。
巨大な(55インチサイズのディスプレー箱と同じ幅サイズ)の、モノクロームの200分の1大和。
これを移動した。何しろ、約6キロの箱。落下すると被害が大きくなるものがある部屋より、被害が小さな場所に引っ越し。
動かす前の姿。
本体が約6万円。落下するとその10倍以上の品が損害を受ける可能性がある。
と言うわけで、現在他の人をお呼びする状態に全くないのが実情。
音は過去最高の状態ではある。
早くラックをセッティングしなければ。
移動後。
移動先は、まだまだ片付かないので後程。
〇20230603 30年ぶりくらいの片付け
体力が少しづつ復活してきて1週間。
やるきSWは10の内、3.5くらい。(先週は3くらい)
懸案の家の中の他の部分のレイアウト変更を同時並行的に行った。
あそこの物を、そこへ。ここの物はあちらへ。
大きなのは、ディスクケースのPCケース廃止。プラのソフトケースにほぼ入れ替えを少しずつ進行。
昔は、DVD。その昔はCD。コピーして喜んでいた。
ライテックだかどこかの中華メディアは、記録層が変質、剥離して再生できなくなることが多い。
CDRは、車辺りに置いておいて、高温、高紫外線にさらすと、容易に破壊。
今回、ずっと女性ボーカルを聴いてきて分かったことの一つ。音質が悪いのは、聴かない、という事。
それは、つまりコピーしたCDは、すべて聴くに堪えない、という事。
自動車用に限れば、それは有り。オリジナルのCDを自動車に持ち込む愚行はしてはいけません。
今回の片付けで、コピーCDは全廃棄です。
音が悪いのは聴かない。有限の時間の中では、良い音を聴いていきたい。
DVDは、ほぼ見ない。なぜ見ないのかは、画質が悪いから。SD並みのものはだめ。
したがって、DVDの映画コピーものは、ほぼ廃棄。
ほぼと言うのは、BDで、同タイトルが出ている物がある、というのが前提。
または、日本のTVものの録画で、β、SVHS、Hi-8などで録画していたものを、すべてDVD化していた。
そういったものは残す。家族の記録も残す。
映画はほぼ上位メディアが出ている。
ただし、日本のアニマは、アナログTV自体がSDマックス。
おまけにDVDにもなっていないタイトルの物は残す。
うる星やつらのDVDをチェックしてみたけど、4:3サイズで、SD画質も今の4K プレーヤーで再生するとまあまあみられる。
もともと見ていたのがSD以下画質だから。
1980年代の14インチのブラウン管の水平解像度は270本くらい。
業務用の高画質モニターで350本くらいだったはず。
ベータ(スーパーハイバンドベータⅡで250本くらい)ベータⅠで270本。VHSで250本。VHS三倍モードで180本以下なのだった。
当時のNTSC放送の水平解像度の実際は、330本くらいが限界だったようだ。
SVHSで380本、EDβで500本になったが、その頃録画するものがなく、(DVDが出ていない時期)、カムコーダーで生録、と言うのも流行らなかった。
ムービーはHi8を進めたソニー。ミニDV は、ハイビジョンが当たり前になってからの規格。
ハイビジョン化が進み、DVHSが出たころは、ソニーは、ブルーレイ録画機を作り始めるころか?
ソニーのDVHS機はなかった気がする。EDβどまりだった気がする。
スーパーハイバンドのベータⅠで、320本~が最高画質だったか?
モノスコパターン
TVが始まる直前、こういったモノスコパターンが各局で流されていた。
水平解像度は、縦の筋。3▶と書いてあるところが300本、と言う意味。
DVD録画機は短命だった。
話がそれてしまいました。
という事で、DVDもので、BD、またはハイビジョン(アナログ-デジタルへ)の録画物がある場合は、容赦なくDVDは捨て!
と片付けを進めた。メディアのプラケースの3分の1くらいのかさにソフトケースはなる。これを事務用閉じ紐でくくるのだ。
これまでは、括りつけなかったのでダメだった。どこに何があるかわからない。
ジャンル、名前、洋画邦画、年代、エロ、教養で分けていくと良い。細かく分けすぎてはいけない。探すのが大変になるだけ。
ケースの場所が小さくなるとあふれていたBD-R、BD-RE収納が進む。空いた場所に違うものを整頓しておく。
外したケース。
ケースの内側に色を付けた。
赤はRE、白はWOWOW、黄色はBDのバックアップ。
買い物ポリ袋にとりあえず入れて山積みにして、なるべくクリーニングして売りに出す予定。
(サンワのスリムケースは100枚で3180円。ジャンクにして、100枚900円、高いか?送料かかるからな~)
ちょっと道は長いがゆっくりやる。
何しろ、DVDで六百枚以上は優にある。Blu-rayも三百枚以上だろう。
CDRは車用に更新して、聴いたら捨てる、くらいの覚悟で片付けを進めた。
相変わらず、食欲はゼロだが、徐々に馴らしていこう。 (^^)
〇20230526 仕事の協会の総会
体調が完璧でなくても、3年ぶりの総会なので出席のために郡山に行った。
食欲もゼロだったが、フランス料理ベースなので、量で攻めてくることがなかったからよかった。
やはり、リアルに人と会うのは、情報量がすごく多くて、心地よい。
さて、その後、ボーカリストを聴く旅は継続していて、直近は、岡田有希子と本田美奈子、そして朝倉さや。
徳永ゆうきのこぶしの話から、朝倉さやの話が出てきて、これを数枚。
・朝倉さや
山形出身で、山形弁民謡歌手として売り出し。
以前、ばーちゃんの姉が亡くなった時山形に行った時の話。
葬儀の最中に聞こえてくる山形の皆さんの日常会話は、「ここは日本か?」という異国感バリバリの聞いた事のない言葉の奔流。
フランス語の調べにも少し似ている。日常の会話が何を言っているのかわからないけれど、調べになって聞こえてくるのだ。
これはこれで気持ちの良いことだった。
朝倉は、上の体験に似たフランス語アレンジ山形弁を、ボサノバに乗せてきた。
アレンジャーの性格なのだろうけれど、ここは、フランス語アレンジではなく、なんでもよい本当の山形弁の言葉の調べを歌っても良かった。
中身はわからなくともよい、その流れが、歌い方が感動を呼び起こすのだ。
その辺がもったいない、という曲が多かった印象。通常語(東京語)の歌を、語尾のみ山形っぽく濁音つけるくらいなら、徹底して山形弁歌謡にしてほしかった。もったいない。
・岡田有希子
岡田有希子の「くちびるNetwork」と言う曲が頭から離れない、というKK氏の話から、岡田有希子の竹内まりや楽曲提供集とくちびるnetworkの入ったベスト盤を選。
右のディスクはEPサイズ。シングルコレクションを強調したいのだろうが、、、
声質は、未開花。
これから歌姫になるか、ただのアイドル歌手で終わるか。
そんな時期に彼女は自ら命を絶った。まあ、なんとも、、、
・本田美奈子
末期、心を揺さぶる熱唱を繰り返した歌姫本田美奈子。
「1986年のマリリン」のごりごりのアイドル歌手だった本田美奈子が、末期、なんだこの歌は!とTVで聴いたのがアメイジンググレースだった。
病気闘病の果てに宗教音楽へとたどり着いた、いや、その前に舞台歌手として成功を収めていた矢先の病気だった。
一時立ち直ってTVに露出した時の彼女には、アイドル歌手の面影は微塵もない歌姫の姿がそこにあった。
その歌唱は、命を削って絞り出す透明な生きる力、そのもの。
それを、突然聴きたくなって、アイドル時代のベスト盤と、後期、末期のディスクを数枚。
アメイジンググレースは、その録音に立つ本田、その発声、それを支える収録スタッフ、録音・整音、パッケージング、すべての関係者が、彼女の生きる力を記録しようとする姿が見て取れる優秀録音だ。
決して金切り声にならず、(刺激的な擦過音ではなく)、舞台で鍛えられたのであろうソプラノの突き抜けるハイトーン。揺るぎはない。
すごい。
体格の良いサラ・ブライトマンのハイトーンに負けず劣らず。体格でいえば本田は2分の1くらいの厚さ(薄さ?)だろう。ところが体の芯から頭のてっぺんに伸びるハイトーンは、すさまじく神々しいのだ。
日本語訳の歌詞で歌う親切さ。
本田美奈子の「ハレルヤ」を聴いてみたかった。
一枚の中に、グレゴリオ聖歌のような宗教的音楽もある。
ありがとう、本田美奈子。
このほかに、病床でデジタルレコーダーで収録した「最期のコンサート」と題するディスクもあるが、これはデジタルレコーダーのマイク帯域のナローさ、本来ならスタジオのはずの収録場所が、病室であったその反響音がしっかり納められているディスク。
こちらの体調が悪いときに、このような歌声に出会えるのはすごくラッキーなことだと思う。
・UX-1
UX-1がこんな気持ちの良い女性ボーカルを再生できるとは、以前は考えられなかった。エソテリックのUX-1 は、物量投入型、音はエソテリックのピラミッドバランス。コチコチの音で、女性ボーカルを再生するのは苦手。
それが、インシュレーターをSPECに替え、パワーケーブルをBMIのオーシャニックステートメントに替え(これが一番効いている)、仮想アースを取った。
プリへは、カルダスゴールデンリファレンスXLR。
ベースプレートは、今は製造終了のPADのベース。
このほか、他の部分のメンテでかなり、広大な音場、すっと立つ音像、三次元的表現が可能になってきたのだった。
以上は2chベースのお話。
マルチ、サラウンドのお話は、また次回。
実は、他の部分でも、あれこれやっていたのでした。
仙台のSAIさん宅訪問時に、あれこれ刺激を受けてきたり、秋田に行ってきたりでのあれやこれやが山積みなのだった。
ところがゴールデンウイークの体調絶不調で、家の片付けもツーリングで遊びに出かけるのも全部キャンセルしてしまった。
意欲が湧かないのだ。ここをこうして、あそこをこうして、という意欲。好奇心。そういったものが欠如。
他人に対する興味も半減。
これもかなりやばい。
今、こうしてホームページを更新できるほどには回復してきたけど、食欲がゼロなのは痛い。
女性ボーカル聴いてヒーリングを進めていこう! (^^)
体調が戻ってくると、おやぢの音楽ルーツのロックも聴きたくなる。不思議なことだ。ロックを聴いてると、そのレベルで元気。
もう少しだけ書きます。
・キンクス
キンクスのベストCDを買った。名曲ユーリアリガットミーをはじめに演奏したバンドだ。
HMVの忘れた頃届くあるあるの商品。
おそらく2Lの取り寄せディスクと一緒に来たかも。
キンクスの話は次回に。
一発目に、ユーリアリーガットミーがかかる最高にご機嫌なアルバムだ。
〇 20230521 気持ち良い音楽
体調が大いに崩れたとき、体の波動を整えるのに、女性ボーカルが効く!と実感した。
30年近く前、損害保険代理店研修の帰り。長女が、不意に戦隊ものか何かのアニメの歌を歌ってくれた。
そんなただの歌謡曲が、じわーっと心に染み入り、心が体が癒されたのだった。
その後、彼女は高校の合唱で歌との関係を終えたが、今からでも音楽の世界にデビューしてもらって良いとおやぢは確信している。最近聴いたライブでは、中村佳穂(竜とそばかす姫)がそのテイストに近い感じか。
IKシアターの「音楽を聴く会」で、女性ボーカルに衝撃を受けた。
この時は、映像なしで、マルチチャンネルも含めた歌謡の体験会で構成されていた。(3月5日の記事をご参照ください)
カバーソングを何曲か聴いた。
辛島美登里、柴田淳、MS.OOJA。徳永ゆうき。他。
その時は、曲名と歌手を書き留めるのが精いっぱいだった。
その後、おやじ買いを経て、それぞれのシンガーの楽曲を堪能してきたのだった。
それが、体調悪く、寝ているしかなかった5月の連休の時の、ヒーリングミュージックとなったのだ。
MS.OOJAは、素晴らしいシンガーだった。
持ち歌もしっかり歌える。自分の声があるのに、カバーソングは、元歌の声質に合わせて、そちらに若干寄せて、さらにMS.OOJAにしか出せない歌い方で攻めてくる。これは良い。
〇 20230520 福島の5月は、良い気候、なのだが、、、
今回はラジオのお話。
☆私のオーディオの原器。
ナショナルワールドボーイGXO。
右の方のラジオだ。
1972年発売。その頃、電光社という近くの電気屋さんから1年近く貯金して購入した。
本体の左側に、今でいうおまけ商法。組み立て商法の走りの機器がついている。上がタイマー。下がFMステレオセパレーター発信機だ。
☆ステレオ
当時のFM放送はステレオ化されていた。ところが、ラジオがステレオで再生できるものはまだまだ少数派。(スピーカーが2つ必要になる。)
ステレオ、と呼ばれたアンサンブル型(一体型)や、セパレート型(プレーヤー、レシーバーとスピーカーが分かれているもの)などのFMはステレオ対応だった。スピーカーが2つあるものはステレオ再生できたわけだ。
ところが、この「ステレオ」の音は、今一。レコードが聴けるだけでも良いのだろうけれど、FMはフィーダーアンテナ。マルチパスのジュルジュル音でFMを聴いていた。ソニーのラジオの方が実際FMの音は良かった。
東芝 セパレートステレオ BOSTON(ボストン) FS-8400M 1967年当時家の「ステレオ」はおそらくこれだった。
画像はネットからの拾い物です。
当時、自分の家のコンポを写真撮影するという考えがなかったので、画像そのものはないのですが、ネットで検索してみると、このFS-8400Mと言うセパレートステレオが我が家のそれと同じであろう、と推察しました。
ターンテーブルはトップではなく、真ん中の扉を手前に引いて開ける仕組み。
レコードはオートチェンジャー。レバーでオートスタート、オートストップ。
リムにホイールが当たるリムドライブでした。そのモーターの力をチェンジャーにも使用。
裏側の写真もこんなものだったと思います。
DINの接続端子があり、カセットデッキなどと接続していました。
このステレオは、主に兄が占有権を持っていて、1970年代のロック生活が始まるのでした。
こちらは、弟、ということで、ワールドボーイGXOのFMで音楽の視野を広げておりました。
☆ワールドボーイGXOのアクセサリー商売
このFMアダプター(セパレーター)は、MPX信号を感知すると、ステレオ片チャンネルのFM波を発信する機器。(位相切り替えSW付き)
FMMPX検出赤ランプも付いている。RCAミニジャックだが、ステレオ出力端子も装備。
本機の取説は当時のものが現存。
ステレオアダプタは、3900円もした。オイルショック前なので結構なお値段。
GXO本体のトーンコントロールは、一個。
ソニーなどは、ハイとローの2つついているものがカッコよかった。
これは税金対策だったらしい。トーンコントロールが2個ついているとぜいたく品として課税されたようだ。
後付けの3バンドのトーンコントロール。3800円。これはあったかどうか流石に覚えていない。ステレオで聴けないから買わなかったに違いない。
クリスタルは、各850円。
マイクはダイナミックマイクロフォンが標準で付属していた。(いや、今ならマイク付き!と販促セールだったかも)
取説には、バスガイドさんの拡声器の使い方を説明書きしてあったが、MOD30%で、2.3Wの出力では、声を張り上げた方が通ったはず。このマイクシステムは、FMトランスミッター用と考えた方が理にかなっていた。
スカイセンサー5500に、FMトランシーバー機能がついていて、差別化を図っていたのに対し、GXOでは、結構まじめなトランスミッターを使用。結構トランシーバーとして使えた、と言う話はよく聞いた。
いずれにせよ、私の周りにGXOを持っていた友達はいなかったので、遊べなかった。
と言うのは、ワールドボーイはGXOで打ち切り。ジャイロアンテナを装備した「クーガー」シリーズが発売され、友人たちはこぞってかりかりとローテーションするアンテナのクーガーシリーズを買ってもらっていたのだった。
クーガーシリーズは、スカイセンサーと同じく話がずれるので項を別にするが、ナショナルの、スカイセンサーに対するBCLラジオとしてはこの「クーガー」シリーズが対抗馬だった。
ほぼ同時期に、オイルショックがやって来て、従来の価格観、価値観がぞっくりダメになり、価格的には2倍3倍。プラモデルの値段の欄の印刷が変化に間に合わず、シールで対応していたのが、1973年~のお話であった。
当時GXO本体15000円ほどなので、オイルショック後は5万円以上の値段が付くラジオである。
後期ソニー、ナショナルのBCLラジオの価格が高騰したのは、機器の高性能化(IC導入。クオーツロック化、周波数直読み、精密ダイヤルチューニングノブなどなどを装備)していたからだけではなかった。
そんな中、ソニーからスピーカーが2つついたステレオラジオも発売されたが、あまりヒットせず。
☆ステレオラジカセ 私の中では抜け落ちたミッシングリンク
ラジカセが巨大化して、ステレオ対応してミニミニコンポーネントとなった1980年代から爆発的に売れた。
1970年代ラジカセは発展した。初めはモノーラル。それでも、カーペンターズ来日の時は、TVのスピーカーの前でラジカセを置き、録音していたものだ。
そのラジカセも、生録(自然音、SL音、サーキットもろもろの録音)の流行で、ソニーカセットデンスケとして大流行。
結局録音するものがないので、流行はすたれたが、カセットレシーバーの巨大なステレオラジカセが一世を風靡した。
当時の歌謡曲、洋楽ポップスを聴くコンポーネントとして、である。
みんな音楽を聴きたかった時代だ。
ミニコンポを手に入れられない層は、このでかいラジカセに飛びついた。音も良かったのだ。
ラジオチューナーもカセットも音質向上が進んだ。
☆FM放送
ワールドボーイGXOを入手したときは、オールド世代ラジカセを併用していた。
私的本格的オーディオの世界は、もう少し先の話。
とにかく、NHKFMの音楽の世界は、これまで聞いたことのないジャンルの音楽をどんどん聴かせてくれた。GXOによって。
当時は、もう一台GXOクラスのラジオを入手する経済力は持ち合わせておらず、おまけ商法に乗って、とりあえずおまけは全部付ける!という事に躍起になった。
自転車に取り付けるキャリング金具もあり、実際にそれに取り付けてサイクリングに行ったりもした。
しかし、衝撃が半端なく、金具が本体に当たり変形するなどの不具合が明確になり、早々に自転車装備キャリング金具使用はやめた。
GXOの裏側に、短波のクリスタル(その周波数しか受信しない)のが2種類ほど発売されていて、JJY・気象情報のほか、競馬、株価など特化した情報を聴きたい人には重宝したのかもしれない。
何かのラジオを片側受信に使っていたのか定かではなかったが、アダプターからFMステレオ出力をカセット録音に活用していたと思う。
☆ナショナルワールドボーイGXO
この写真右は、なんと50年前からの現物である。
10年に一回くらい、分解修理、接点補修、各不具合修理などを続けてきた。
屋外持ち出ししていた時期、それと落下させて各部分が変形している不具合を乗り越えてきた猛者である。
一時は(中学時代)、全身真っ黒にラッカ―スプレイで塗装してしまったことがあった。
写真のチューニング板のアクリル窓が左右狭くなっているのはその名残。
ある時、全部真っ黒では、各表示シルクも何も見えないではないか!これは格好悪い!と、かりかり全面黒塗装被膜を剥がしたのだった。 (^^)
当時、兄はスカイセンサー5500を入手していて、野に山に持ち出し、アクションラジオとして活用。GXOも受信感度は良かったが、その当時、平の競輪場の裏山に日本放送、文化放送、TBSを受信するために深夜登っていたように、相変わらず遠方の局を受信することは、ラジオ少年の楽しみであったのだ。
5500に限らず、ソニーのFMの音はクリアな音質ですごく良い音に聞こえた。
ナショナルのは、もっさりはしているけど刺激的な音はしなかった。(SN比良し)
何が違うと言えば、ナショナルのラジオは結果的に壊れなかった。ソニーのラジオは早めに壊れた。5500は、落とすと、チューニングダイヤルのフィルムが外れて動作不良になるのが普通だった。
ナショナルのは音は普通だったが50年たっても使える。これは、50年前には全く予想しなったことだ。
☆写真左の双子GXO機
2010年代になってヤフオクで検索するとオールドラジオが山のように出品されていた。
その中で、HEHEさんというラジオ店(修理+販売)をやっている業者を知り、そこを取引相手にできた。
GXOの良品はもちろん(それがこれ)だが、兄の思い出のスカイセンサー5500、1970年代もう高くて買えなかったスカイセンサー5800も、当時の定価くらい入手することができた。
左のGXOは、ブラックバージョン。マイナーチェンジしたらしい。黒塗装面積が増えている。おそらく、昔、このマイナーチェンジ版を見て、自分のGXOを全黒塗装にしてしまったのだろう。
動作は全く問題ない。HEHEさんは、感度調整も行える腕をもった人だったのがラッキー。
現在、HEHE版GXO、5500、5800は問題なしに動作している。
その後、バックアップ(部品外し用)に、適当にジャンクGXOを落札したら、これが磨けば光る玉だった。
根性を出してクリーニング。自分のGXOにやって来たメンテナンスの技を駆使してきれいに仕上げると、なんと普通の良品に生まれ変わった。これはラッキー。
で、この3rdGXOは現在音出し継続中。
しばらく音を出していないオーディオ機器は音がぼけぼけになる。
可能な限り大きな音で、長時間鳴らす。そうするとどこら辺に問題があるのかが、見えてくる。
☆ラジオショップ
3rdのGXOを入手したころ、HEHEさんの出品が消滅した。
何らかの事情があったのだろう。しばらく気長に待っていると復活した。
おそらく、最初の社長が高齢化・病気悪化して引退。(商品説明欄にも、体調がわるい、とか書いてあった)
後継者が引き継いで、メンテナンス、修理、調整、販売を再開したのだろう。
商品ラインアップは同じだった。
変わったのは、価格だ。
前社長は、販売時の定価くらいの良心価格だったのが、現在は当時定価の倍。というか、ヤフオクの結果としての値段が初めから表示。
これが良いか悪いか全く判断できない。
当時の性能を限りなく維持し、調整してより高性能化してある品だ。値段は言い値であるべき。
ところが、HEHEさんのGXOのFMステレオアダプター+タイマー完全装備機の場合、23年5月20日段階で3万円だ。
実のところ、約3年前にHEHEショップが復活して以来ウオッチしているが、値下がりする気配は「全く」なかった。
今のSDカード録音のラジカセが3万円以下で買える。
変な話だが、下のSONY CDラジオカセット メモリーレコーダー CFD-RS500のお話。
音はそれなりであるのは言うまでもない。
こういう時代になった場合。単にノスタルジーで50年前のものに3万円投資できるか、という事。
SONY CDラジオカセット メモリーレコーダー CFD-RS500。
カセットはおまけ。CDも、それなり。SDカードのMpeg 録音は、ノイズの嵐。
1980年代のラジカセの音質は求めるべくもない。
貴重なカセットを、おもちゃのようなカセット部に入れたくはない、そんな気持ちが先走ってしまう。
おそらく、テープ高さ、アジマス、テープ走行のピンチローラー、キャプスタンの圧力など、心配だらけ。規格は通っているのだろうけれど。
SONY CDラジオカセット メモリーレコーダー CFD-RS500
2015年当時17800円。
これは残念なことにワイドFMに対応していない。下手にデジタルにするからそうなるのだ。したがってAMも現役。
普段使い。食器洗いの時の音楽用などなど日常使いで活躍している。
多少音がどうの、と言うのは、この際関係ない。
昔のラジオ、TV1~3chバンドあり。と言うのが、じつは海外輸出用のFMラジオではあったのだが。律儀に、90M hzまでしか受信しない国内版としてバリューアップしようとした結果がワイドFM受信不能と言う結果になってしまった。もともとは地デジ化で、FMchのTV用1~3が空いてしまった、という放送の実態があったからでもあるのだが。
しかしながら、オイルショックと言う大経済変動を挟んだ家電製品(音響装置)と言うものは、当時定価に縛られるものでもないのだろう。
オプション(アクセサリー)の価格が当時から高かったのもうなずける。タイマーは1300円、FMステレオアダプター3900円の計5200円。今ならアクセサリーだけで2万円近くするセットだ。完動品なら感動品だ。
悩ましいが、趣味とはこういうものなのだろう。
実は、オリジナルのGXOは、タイマーノブが折れ、瞬間接着剤でくっつけてあるが力の入れ具合では、再びノブが折れる。
また、ポイントのステレオアダプターは、何回となく手入れをした結果、内部のパーツ(グランド用)が折れ、ステレオインジケータは不点灯、FM出力レベルが小さくなったような気がする。つまり年相応にばくたれているのだ。
タイマーもFMアダプターも、いったん本体から外すとグランドの接続がおかしくなり動作しなくなる。今の状態は、かすかすの細い線の上で成り立っているのだ。だから、置き場所も変えず、衝撃も与えず、電源のオンオフは、FMトランスミッターのSWで代わりにしている。
つまり何らかのFM波を飛ばしているので、数十メートル周囲には、無音の放送が不定期に起こっている、と言う状態なのだろう。 (^^;
本体を落下させた結果、音量VRが沈んで傾いている。
パワースイッチは、折れていて、芯に金属線を仕込んでいるが、接点そのものがダメになっているので、このSWを使ってオンオフはしない。
などなど、老体に鞭打って使っているのが現状なのであった。なにせ50歳のラジオだ。
P.S. HEHEさんは、らじお屋どっとこむと名を変えて営業継続すると、最近の商品説明欄に表示してある。
アンティークラジオが市場にあることがすごいことなのだが、おそらく先代のラジオ屋社長から受け継いだヤングな後継者さんが、今どき風のらじお屋どっとこむを立ち上げたのだろうと思う。
ホームページは40年前の秋葉の雰囲気を出そうとしているが、体裁にこだわりすぎで、企業としての存在感を感じられない。
つまりラジオ愛を感じない。HEHEさんだったら、ラジオうんちくがもっとあっても良いと私は思う。
岩手の中古アンティークオーディオ店のように、末長く営業していただけるとうれしい。
ただ、価格がいわゆるヴィンテージ価格にしてあるので、私のように日常使いの人には手の届かない品ぞろえになってしまったのは、残念。
ラジオは使ってなんぼの品。
壊れたらお疲れ様。という消費材であることも考慮しないと、何のためのラジオか、という事が分からなくなる。
逆に価格を通常に設定。その代わり、壊れたら修理します。送料はそちら持ち。直らなくても文句は言わない。できる限り現代の部品でやれることはするけど。のようなサービス体制を持ち込んだ方が商売としては長生きするのかも。
午後11時半。
この記事を書いている間。件のGXO(FMアダプター+タイマー付き)の落札を決意し、終了30分前に実行した。
競合者が来ないように祈った30分間。終了5分前に入札すると、自動的に終了が繰り下げになってしまうので、微妙な時間帯を狙った。
即決価格は10%アップだったので、少しでも安く、という願いでした。
結果、落札!
HEHEさんの商品画像。
アクセサリーフル装備で3万円。今のラジカセが買えるのにな~。 ただ、今のメイン機GXOが壊れる寸前なので、同じものを、と求めたときこの値段は、たぶん、ありがたい!と感じるに違いないのだ。
さて、これが最後のGXO。どんな品が届くかな。
オーディオやらずに、日常使いのラジオをメンテナンスしていたおやぢでした。 (^^)
〇20230507 連休を体調不良でつぶす
5月1日に歯科に行き、担当医が代替わりした一回目の診療をした。
かなりごりごりやって、歯肉にぷすぷす麻酔を打ったのが悪さしたのか、その夜微熱が出て保冷剤をおでこに当てて冷ましていました。
そこからケチのつきはじめ。
折から、家の目の前の松林が、近来まれにみる花粉大飛散。車が、これまでのスギ、ひのき、黄砂などとは違う形と量に覆われ、そのままワイパーを動かすと傷がつきそう。
当然。体調に変化が。
白目の血管破裂。マツコがなったような、白目出血を私もやってしまった。血圧が高いときに、花粉などアレルギー刺激が加わると血管が容易に切れるのだ。
喉がひりひり。咳の発作。たん。これに、歯医者の診療からの消化器系の調子悪さ=食欲全くなし、が起こってしまった。
食べようとしても、美味くない。
やばい、と水はがばがばのんだのだが、一日食べなくても食欲がわかない。したがって、体力がない。集中力がない。
そんなこんなで5月連休は、ずっと寝ていたのでした。日中は風邪薬、咳止めのせいで立っていられないくらいにふらふら。横になって何時間でも寝ている。
夜は、喉が痛い。咳などで眠らず。うとうとしては、寝る、起きるを繰り返す。
そんなこんな。
ようやく1週間後の昨日の夜。1週間ぶりにスーパーに買いものに。と言うより、ドラッグストアに風邪薬と咳止めを買いに行かなくちゃならなかったから。ところが、麻薬に似た成分が入っている薬がある、という事で、風邪薬の2個買いはならず。ひどい話だ。ようやく起き出して出かけてきたというのに。
そんな中、音楽のヒーリング効果に考えを馳せてみた。
波動で体調がよくなるのは昔からわかっていた。
素敵な音楽が体をリラックスさせる、という事もわかっている。
今回は、4月は柴田淳からはじまり、MS.OOJA、JUJUを聞き通して元気になるよう努めた。
MS.OOJAは、歌を聞いていると、私はショーガール。歌い続ける。だから彼女の歌は元気が出るのだな。私は歌姫。歌が上手いのよ。みたいにならず。
オリジナルに全くこだわらず、カバーを量産する彼女は、本人歌唱のその歌の声質に合わせて声色をかえ、さらに、こぶしを嫌味にならない程度に付加、私がMS.OOJAよ、と歌い上げる。ある部分本人より良いかもしれない、と言うレベルに仕上げてしまう。これは聴き続けたくなる。
JUJUは、なんともしっとりした良い女になったものだ。20年位前は、流行りのラブソング歌い位にしか思えなかった。しかし、今聞いてみると、これも体の不調(波動の不そろい)をトリートメントしてくれる気がする。
歌にこんなヒーリング効果があるとは思わなかった。
ただ、MS.OOJA初期のアルバムはディスコティックのバスドラムリズム主体なので、ちょっときつい。ちょっと、であって嫌ではないのだが。
このヒーリング効果を一番最初に感じたのは、30年前、研修から帰って来た時、長女が何かの戦隊ものかなにかの歌を歌った。心が満たされた気がした。彼女には歌の世界に進んでほしかったが、高校で合唱部が最後だった。
そんなこんなで、例年ゴールデンウイークに行う、AVルームの片付けが、今年は全くできなかった。
これはやばい。
このラックをこうして、あのラックのあれをこうして。
設計図が書けない!
順序としては、手前のごちゃごちゃを全部片づけて広くした上で、あれこれ動かす見積りなのだが。
〇20230423 音楽
最近は、映画を少しおやすみ。
溜まってしまったCD、SACDなどを聴いています。
ギレンの野望というRPGのPS1ゲームのBGM用です。
ギレンの野望は、キャラクターのオリジナル声優さんが声を担当しているすごいゲーム。
あるキャラクターは戦場で一緒になると、決まり文句ですが、会話をします。無味乾燥なRPGと一線を画す出来です。
ストーリーは、達成度によって分枝していく仕組みになっていて、シャアアズナブルがクワトロバジーナになったり、キャスバルになったりと飽きさせません。
ただ、バグがひどく、修正版(後期型)があるようですが、出回っているのはバグ版が多いと思います。
4年前は、300円~くらいで大量に在ったのですが、今日アマゾンを見てみると、1万円とか29800とかわけのわからない状態になっていました。
安いときにバックアップ用ギレンの野望を買っておいてよかった。
このゲームは、SFドラマスターゲイトSG1と同じく、何度見てもなんどやっても飽きが来ない優秀作だと私は思います。
で、ラウドネス、追悼ジェフベック、追悼YMO、柴田淳、MILET、MS.OOJAなど聞きまくるのです。
ギレンのBGMは、ロック系より女性ボーカルの方がマッチします。
キャメル、レインボウ、ディープパープルなども合います。メロディアスなものが合うのですね。
高校の時も、大学の時も、SF小説を読んでいるときのBGMで音楽を聴いてきました。
SPの前でまんじりともせず音を聴く、のはどうも性にあわないのかも。時間は有限なので、何かをしながらでなければ音楽が聴けないのかもしれません。
だから、暗闇で映画を楽しむのはある意味、すごい贅沢な時間の使い方なのかもしれません。
という事で、シン・エバンゲリオン
4KUHD パッケージ版 シン・エヴァンゲリオン
これ、HDRではありません。SDRです。
これは、明るいリビングのTVで見るのを前提にしているからだと推測。
HDRにすると、総じて画面は暗めです。シン・ウルトラマンはHDRです。
はじめシン・ウルトラマンをリビングの4Kディスプレー(HDR)で見ましたが、画面が暗い。長澤まさみちゅわわんのおみ足の奥深くはただの暗闇です。
それをシアタールームの暗黒で見ると、HDRの効果がすごく表れます。おみ足の内側の稜線がグラデーションをもって暗くなっていく、その向こうに何かがある、と言うところまで見えます。
シン・エバンゲリオンでは、それほど黒の沈みを強調する場面は少なく、デジタルCGの超高精細な画づくりを明るく楽しんだ方が良い、と庵野監督は考えたのでしょう。それは正解です。
アマゾンプライムビデオのHD画質から段違いの素晴らしい画質・音質を楽しめるディスクです。
やはり、ディスク物の方が一日の長があります。
〇20230409 徳永ゆうき
演歌歌手が、歌謡曲を歌うと、、、
実験的な意味合いが少しあるのだろう。
実験と言うより、やはり楽しんでやっている、と言うのが大事。
自分の歌でさえ、年取ってから歌うと、変なためや、スローペース、変なこぶしを入れがち。
若いこの徳永が、昭和の歌謡曲を歌うと、やけに面白い。
こぶしの使い方のツボを押さえた歌い方をする。
これだったら、イケる?
AVソフトに続く
〇20230408 エイプリルフールネタをあきらめて、秋田へGO!
オーディオファイル訪問 秋田男鹿編
今回もまたIK氏からお誘いがあり、「おやぢさん、秋田に行かない?うちと同じグランドスラムがあるシステムだよ」と。
いろいろ訳アリの訪問。年度末、新年度も落ち着くころだったので、即決OK。
IK氏の義弟のJ君と3人で秋田は男鹿に行くことになりました。
なまはげ像がお出迎え (^^)
肝心の訪問記はこちら。
〇〇〇〇〇〇
さて、しばしばこの雑記帳に登場するIK氏。どんな人物かは、最初期の雑記帳に記してありますが、一言で言うとAV(オーディオビデオ)友とでもいうのでしょうか。
IK氏との初めての出会いは、大学時代にやっていた福島のオーディオショップのだやでのアルバイトが被っていた時。
以来気が付くと40年の腐れ縁?
お互い個性的な性格なのですが、40年も交流が続いている要因は、オーディオビデオという共通の趣味の存在であろうと推測。
互いに個性的ではありますが、共通項はそれぞれの対人の世界観の基本に、嘘をつかない事を置いている点でしょうか?
自分の考えに実直。かつその考えが間違っていないことが多く、基本嘘をつかない(勘違いしない・錯誤しない)ことなのだろうと。
かつ間違いがあればすぐに訂正して上書きする学習能力も備わっている、と信じます。
大学時代のバイトの後、IK氏は教職に。私は、オーディオのナカミチ福島へ就職。(福島県には、中道機械という建設会社が存在していた)
趣味のオーディオが高じて、のだやに来ていたナカミチの営業氏に就職相談。
私の卒業の年が、ナカミチがたまたま学卒を多く採用予定だったので、私は他社の内定を謝絶してナカミチ福島社に就職したのでした。
のだやバイトから道は別れましたが、AVを求めるAV道は、各々の結婚を経ても変わらずに継続し現在に至ります。
その間、IK氏は、ホームシアター、ラジオ技術、Hiviなどの雑誌にたびたび紹介されるほどのひとかどの人物になっておりました。
求道者と言うか、究道者と言うか。でも、そこまでストイックではありません。
音楽を楽しむ人であることは間違いないから、「楽音家」であると言えましょうか。
彼は、よくある「これだからよいのだ」という決めつけはほぼしない。またハードありきの人物でもありません。
好きな(楽しい)音楽+映像を楽しむために、そのコンポーネント+ソフトの選定、設定、性能維持・向上に精進するAV道をまい進。
(程度の違いはありますが、私も似たようなものでありました)
〇〇〇〇〇〇
IK氏のその人間性、そして求める音の楽しみ方から来るコンポーネントの設定、それらトータルの再生音は超絶。
一言で言うとリアル。 実体感。 スペック的な項目を越えた音場・音像表現。
なんといってもマルチチャンネル再生。
(ハイエンドで*1)これを行っているのは私も含め全国でも両手くらいの人数らしい。(*1 ハイエンドだからよい、と言う意味ではありません)
マルチチャンネルでの再生に慣れていない方は、後ろから音が迫ってくるのに慣れておらず、気味悪がります。
また、2チャンネルでも、その再生音はスピーカーの存在が消え、ボーカルならボーカルつまり歌い手が目の前に現出する再生音に、生々しすぎると衝撃を受けます。
このリアルな音像・広大な音場にほぼすべての人が衝撃を受けます。IK氏と私2人はずっとそれに取り組んできたので、別に何とも思いませんが。
評論家でいえば、傅さんがその系の再生音に取り組んできた方です。
で、その再生音のすごさ・衝撃を、臨席者全員が脳みそに刻み込んで帰るわけです。
すると、今回の訪問先のNK氏のようにそっくりシステムを構築しちゃう方も出てきちゃうのです。
IKシアターがAVのメッカ(聖地)と称されても不思議ではありません。
しかし、楽音の道の楽しみ方は人ぞれぞれ。
感服する人もいれば、見聞きする前に、批判、批評する人、やっかみをぶち込む人。それぞれの人間クオリティ(HQ)によって反応が様々。
私の前職、NFで、女性ながら生産技術というリケジョだったTK女史。転職して最近会津に職場があったので、「会津にいるうちにIKシアターを訪問してみて、音楽人生が変わるから」、と勧めましたが、果たせませんでした。
本人が望まなければ、要らない情報なのでしょう。
IK氏は以前ホームページ+掲示板を運営していました。
ところが、やっかみ、誹謗中傷、心無い言いがかり、罵詈雑言などが多発。
嫌気がさした氏はホームページを閉鎖した経緯があります。
ホームページ運営時代のさまざまなメッセージの中、心あるやり取りができた方々もいたのは僥倖。
同じ道の楽音家が集まるのは自明の理であった、といったところでしょうか?
そうした稀有の皆さまとIK氏は、全国的に交流をしてきたのです。
(私も近場の時にはお呼ばれしてたまに参加しているIK氏のイベントです。)
IK氏のホームページ運営停止に対して、私のサイトは運営継続していますが、その理由を考えてみました。
1.変な書き込みの源泉=掲示板サービスがプロバイダー都合で全部サービス停止となった。
2.私のサイトはディープ過ぎて閲覧者が少ない。
3.連絡先(メアド)が分かりにくい。
ロボット防止、いたずら防止のために、わざとわかりにくい記述でメアドを記載してあります。
4.容量、サービス内容が不安定なプロバイダーを使用しない。自社製(?)のサーバーシステムを使用。
いずれにせよ、自分の楽しみのために、AVという趣味がある。誰かのために、じゃなく自分のためにやっていることなので飽きることがない。
IK氏も私も多趣味。それぞれ独自の配分でそれぞれの趣味に相対している。
と言ったところで、長続きしているのでしょう。
〇〇〇〇〇〇
今回、久しぶりにIKシアターで音楽を聴いた。
翌日秋田に出発するタイミングでのリスニング。
MS.OOJA。うーん、良いね~。
徳永の物まねの徳永ゆうき。ところが物まねではなく、演歌にグレーディングした歌謡曲であり、それはそれでグッド!
後日速攻でポチった徳永ゆうきのCD。
青春の影。チューリップの曲。
この曲は、磐城高校ラグビー部に入部した時、新入生歓迎の席で先輩から一芸を披露しろ、一曲歌え、と言われて、そらで歌った歌。
そんな思い出深い曲を、徳永ゆうきという演歌歌手は演歌アレンジ=嫌味になる寸前で止める=で、気持ち良く歌う。
これもありだな。 (^^)
〇20230326 3月も終わり
あっという間に年度末、月末である。
生業の関係で、毎回、毎年くらくらする忙しさ。
4月1日エイプリルフール用の気の利いたUSOも思いつかない。
毎年エイプリルフールネタで、こんな機種を導入した、と書いてたけど、その中で、ストームオーディオは似たような新製品が登場した。
瓢箪から駒的な?
今年は、時間がなく省略かな?
〇20230322 音楽CDの収集
先日のオーディオの集いで、視聴した音楽を、私はディスクメディアで入手しました。
IK氏は、そんなのストリーム、聞き放題だよ~と、Amazon MUSIC HD を勧める。
ディスクメディアは、パッケージになっているから区分け、整理しやすい。探し出しやすい。などのメリットがある。
先日立子山ベースで聴いた鈴木重子はもろにイージーリスニング的ボサノバだったのだが、今回のは少しどころかかなり違うアーティストたちの音楽だった。
柴田淳、MILET、MS.OOJA。
それに辛島美登里やら中島みゆきの新譜、はたまたクレージーケンバンドの昭和カバー、同じく、荒牧陽子の昭和カバーソング集など買いあさった。
いかに、歌謡曲と言うものを聴いてこなかったかだ。
音楽番組がTVから消えて久しい。ミュージックステーションも4年前に見るのをやめた。
N〇Kで、音楽番組をやっているが、やはり偏りがある。例えば、朝の連続ドラマの主題歌を歌った歌手が、紅白に登場するとか。
柴田淳、MILETは、別の項にスレを立ててディスコグラフィーを載せます。
最近の聴き方は、何かをやっているときのBGM的に音楽を掛けるというやり方。
高校生の頃からそうだった。受験勉強の時も、ハードロックを聴きながら勉強した。そんなこんなだから、ギレンの野望をやりながら、彼女らの歌声を聴いていると、色々なことが分かってくる。
気持ち良い音楽は、何回でも聴ける。そうでないのは、一回ぽっきり。自分の好みだから、別にOK。嫌な思いをしながら聴くものではない。
まず届いたのは、柴田淳。
この声は独特。カバー曲になると、元歌の声質に合う場合は、気持ちよく歌っているのが分かるし、こちらも楽しく聞ける。
変な声、聴きたくない声と、良い声だな~、ずっと聴いていたいな~というそのライン上で微妙なバランスを取って歌っているのだ。
次にMILET。
ミレーと呼ぶらしい。
数々のドラマ、アニメ他の主題歌、エンディングを歌ってきていて、その数は膨大だった。
TVドラマ7人の秘書第5回では、ストリートミュージシャン役で、本人登場の回もあったので、どらもを改めて確認したりした。
確かに、聞いていたのだ。歌うまのストリートミュージシャン、というレベルの認識?このアルバムを求める日が来るとはつゆとも思わなかった。
柴田淳に対して、エンタメ性抜群のMILET。生まれがカナダ、という事もあり、音楽性はグローバルだ。どこかマドンナ、どこかレディガガを思わせるような曲調、大掛かりなアレンジも聴ける。
こちらはこちらで楽しめる。
辛島美登里は、今回集めたアーティストの中では古参。
昔は、少し神経質な歌い方をする人だなと思っていたのだが、今のシステムで聴くと、情感たっぷりの歌い方ができるひと(女性)に変身していた。
MS.OOJAは、カバーソングがメイン。物まね、うたうま系の歌姫(?)
どんな曲も、私の歌にしちゃう声が素敵。
どのボーカルも、聞いていて口ずさめる曲があるのがうれしい。超絶技法のハイトーンなどは、こちらが歌えない。
楽曲を聴いていて、歌詞カード無しでも歌えるのが、良い曲なのだと思う。
柴田淳 おはこ
カバーを歌っているときの方がリラックスしてのびのびとしている。
柴田淳 君のいない朝は
この曲は、頭の中でリフレインする。
辛島美登里 カシミア
良い感じの楽曲が多い。
Ms.OOJA
WOMAN とMAN
聴いていて、彼女の世界の通り一辺になってしまうのは致し方がない。
ただ、中森明菜と、MANの男歌をこの人が歌うと、してやられた!と感じてしまう。(くらいに楽しい)
これを超えるのは、荒牧陽子だろう。
荒牧陽子は、物まねで売ってるけど、本人より上手く歌ってしまうので、余りTVに出なくなってしまっている。(プロデューサーとの不倫などのうわさもあるけど知らない)
MILET
何を聴いても、ゴージャス。ダンサブルな曲もあれば、しっとり歌い上げる曲もあり。
すごい才能だ。
今回上げた写真はほんの一部です。楽しみました。
MILETは、ケースの意匠に凝っていて、CDサイズ、EPサイズ、LPサイズなど、置き場所に困る設定をして来る。
柴田淳もCD+BDの組み合わせが近年では多かった。
いやーほんとうに歌謡曲は良いですね~! (^^)
〇オーディオの集い (久しぶり)
3月5日 先日仙台のSさん宅にオーディオファイル訪問したそのリプライともいうべき、宮城県オーディオ同好会(仮)の会津IKシアター訪問。
またもや、「800DSAIさんとそのお友達が遊びに来るから、S本さん来ない?」とIk氏に誘われた。
ちょっと昔だったら、何やら理由をつけて出かけるのを渋っていたかもしれない。
しかし、もう春である。動き出すにはちょうど良い。
先日800DをセッティングしたSAIさんが、今日は宮城班の中心として、ONティーチャーさん、UZ技術者さんを引き連れてやってきた。
午前の部で、SAIさんは、先日の訪問セッティングからこう変わり、これからこうしたいと、イキイキと話し出し、それをきっかけに各人、音楽談話に花が咲きノンストップとなってしまった。
昼。喜多方までラーメンを食べに行く。
元祖喜多方ラーメン源来軒。私はこういう普通のラーメンが好物。
いつもナイスなチョイスのIK氏だ。
午後の部。
本日のテーマ「NADACの音を聴く」の始まり。
当日の様子 今日は三人だったので、勝手に宮城三銃士と名付けました。ご容赦下さい。
それぞれご本人から写真使用許可、ご本人のざっとの紹介の許可を得てここに載せます。
今日のIKシアター
グランドスラムマークⅢ 健在。
IKシアターのシンボル。リアは、グランドスラムマークⅠ。
IKシアターのコンポーネントは3.11、2.13、3.16の各大地震でも大丈夫だった。流石に会津盆地の地盤は強固だ。
アトモス用に設置したB&W 805 4本。 四隅に下向きに設置 右:プロジェクター後ろに設置した805S。AURO3D用トップオブゴッド。
今日の集まりのテーマは音楽を聴く、こと。
(私的には最近IK氏が推進しているハイレゾファイル再生に於いて、高精度クロックの追加とフローティングベース使用効果を確認すること。)
音が激変でしたのでぜひ聴きに来て!と1月から言われていたのだ。
午後からの音出しで、クロックのすごさとこれまでのIKシアターの音調の変化を私は聴いた。
大昔、ワディアのDACにいろいろなプレーヤーを使って、CD再生に挑戦していた時は、切れ込み、生々しさ、歪みと隣り合わせのダイナミックさと金属音の再生といった部分に注力。再生音はそれらが際立っていた。
今回は、NADACという最新のマルチDACと、各チャンネルを統御する高精度マスターロック。さらにフローティングベースセッティングで、上記のぎりぎりの切れ込み、緊張感といった要素は減少し、替わって滑らかな再生を達成していた。
高精度マスタークロックとは、再生チャンネルが増えると、各チャンネル分DACが増える。そのチャンネルは、例えば48k96k192kなどの周波数でデジタルからアナログに復調する、そのタイミングをがっちり合わせる働きをする。そうすると、高周波でのタイミングのずれ=ジッターが低減し、復調後のアナログ波形がとても滑らかになるのだ。
マルチチャンネルトータルでジッターレスすると、各チャンネルから歪・リンギングが消滅し、結果トータルの再生音が素晴らしく滑らかになるのだ。
百の言葉、文字より、一聴すると明確な違いが分かる。
マルチチャンネルになると、各チャンネルのデジタル波形の乱れが、再生音(各チャンネル)の統一性を大いに損なう。
だからワディアの2ch時代でも、ザイリンクス社のCPU(PCに入っているあれ)をもって、2チャンネルのDACICを制御。いわゆるDACを形成。
そのお値段はチャンネル当たり50万円、2chなら100万円~という時代もあった。
それが5.1=6チャンネルなら300万円!の計算になる。
マルチチャンネルは、DACの物量によって音が決まる、というのは鉄則だ。
そこで、NADAC。
軒並み日本のメーカーはマルチチャンネルを敬遠し、(その理由もマルチチャンネルは金がかかること)マルチチャンネルDACは作らず、AVアンプを発展させた。というより、AVアンプに開発リソースを集約した。
オッポBDプレーヤーの205JPだけがブルーレイプレーヤーである程度まともなアナログマルチチャンネル出力を持っていたものだ。
ディーガなどでなんちゃって的な5.1chRCA端子を備えているものはあるにはあったが、音は推して知るべしだった。
DVDまでは、エソテリックUX-1(X-01)頃まではマルチ出力のユニバーサルプレーヤーを作っていたが、レーザー波長の異なるブルーレイが登場してからは、事情が変わってしまった。
そのほかのプレーヤーは、トランスポートとしてAVアンプにその音声デコードを任せてきた。
そこで、これまでマルチチャンネルDACとして音質が良いAVアンプコンポーネントは、マランツのAV8801系だったと私は思う。
デノンマランツとして、AVアンプの総合メーカーデノンの血と、ヨーロッパ系のマランツの音質の練り上げが統合したのがAV8801だった。
ところが、日本ではあまりぱっとしなかった。
私は音が好きで導入したが、Hivi系雑誌では、評論家たちの評価は、ヤマハ、,パイオニア、デノン、インテグラ、それどころか、福島ではみたことのないソニーのAVアンプ、他をよいしょしていたものだ。
この流れで、マルチチャンネルDACは現実的に、NADACしかなかったのだ。
IKシアターのものは8チャンネル。NADAC社でも、2chは普通だが、8chはなかなか物がなかった、とIK氏は言っていた。
先ほどのチャンネル当たり50万ではないが、それでもDACに160万+電源+パワーケーブル+接続ケーブルを加えると、300万に近い金額になってしまうのだ。これでは一般の人が気安くマルチサラウンド、という世界に来るのにはハードルが高い。好きだからこそできることか?
元の音楽ファイル(ディスクメディア含む)の設定が、2ch、4ch、5.1ch~などで収録されているものを、NADACでchごとにデコード、アナログで出力する。
普通のAVアンプでもできるけど、オーディオ的に見ると不満がある。そこでNADAC、と言う考え方だ。一般では、そこで、、、と言う部分がないのだ。
聴くとわかるから、高価なDACを導入するのだ。
そんなこんながオーディオ道なのかもしれない。戦車道があるならオーディオ道もあったって良いじゃない?
こんなノリで良いのだ。
さて、Ikシアターでは、音楽系の音のきれいさより、映画の爆発音、効果音の迫力ある再生を重視していたので、その選択は私とIk氏とではそれぞれに、好きな音を求めるコンポーネントの選択を各々進めてきた。
ただ、両者とも、マルチチャンネル出力のコンポーネント=フロントエンド=再生機器+AVアンプのマルチ出力を、アナログのプリアンプ6chで受けるシステムは基本同じ。
IK氏はコヒレンス×3。
私は、シナジーⅡi+コヒレンス×2
AVアンプ出力の時は、プリアンプのスルーポジションを使うことによって音質劣化を極小に抑える。というか、コヒレンス(&シナジーⅡi)のパススルーのオペアンプを通した方がパワーアンプへの音が良いことを実験して知っている。
フロントエンドが、ディスクメディアのプレーヤーから、ファイル再生のシステムに変化しても、アナログ再生の受けの部分は変わらない。
このような組み合わせ、システム。
このシステムに至るまで様々な試行錯誤を私もIK氏も繰り返してきて、その時その時の一番気持ちの良い再生音を得るために、資金・手間暇・労力・時間を費やしてきた。こういったことが面白かったから。こういうことがオーディオ道なのかもしれない。
話がそれてしまいました。(オーディオ道なんて今思いついた。)
以下は、それらコンポーネントの結線の写真。
興味がない人は飛ばして下さい。
私はここにすげーなーと思うとともに、ある狂気さえ感じる。だから撮影した。普通ここまでやらない。
IK氏は、ハイレゾファイルは音が良い、と私を誘って憚らない。
だが、ただのハイレゾファイルがそのまま良い音になるわけでは、全くない。
この写真の意味が分かる人は、その苦労=時間と手間暇と資金を投下=が分かる人だ。
ごちゃごちゃしているようで、こういう風景は当たり前。
当たり前と言うけれど、この風景はいちいち説明しないけど、これは相当にすごい!
久しぶりのIKシアターは、こういう「後ろ」が圧倒的に進化していたのだった。
太く黒いパワーケーブルは、PADドミナスとは違って驚くほど軽い。その秘密は、別項に書いてあるのでここでは割愛。
電源
実は、このパワーケーブル一本の米国定価で国産軽自動車一台位は買えてしまう。
おっと、お金の話をすると興ざめになるので避けよう。 (^^)
このフローティングベースはデジタル系に絶大な効果がある(そうだ)。
回転系を持たないコンポなのだが、デジタル信号の極超ミクロな信号と、その経路。どちらも固定物体なのだが。
また、その電気的動作に、数ヘルツからの低周波から超微周波の振動が影響を及ぼすようだ。
ショーケースのマルチパワーアンプに換えて、ジェフのアイスパワーアンプ。
右は、デジタル系の後ろ側。
金色がワイヤーワールドのゴールドエクリプス系のケーブル。デジタルでも金Auで音が変わる。
これが、ハブ。LANケーブルのハブ。これだけでも尋常ではない。
IK氏がハイレゾファイルは音が良い、と言うのは、デジタルでもアナログ並みに金と手間暇と知恵を使うと、いや使って初めて良い音になるのだ、ということの実践だ。
私は、金も知恵もないので、CDをUX-1で再生して、音楽を楽しんでいる。
金はないというものの、予算のつけ方の問題で、折り合いがつけば上記の軽自動車級パワーケーブルも導入する私。
結果、音が途方もなく良くなった。そのために、CD(SACDを含むディスクメディア)を聴きたくなるのでした。
最近、ジェフベックが亡くなったりすると、その人の作品をコンプリートする傾向がある。
なにしろ、1960年代、1970年代に活躍したアーティストの曲は、LPで買えなかった時代だから、今集めるしかない。
そんなこんなを2か月続けたら、ソフト代だけでもふた月で給料一か月分くらいになってしまっている。
まあ、40年以上の年月への投資だから、安いものだと考えているが。
そんなこんながあるので、ハードに予算を回せない事情があったりする。
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改めて、この日集まった皆さんを簡単にご紹介します。
プロフィールには多分にフィクションが含まれています。
まともに受け取りませんようにお願いします。
宮城県から来たオーディオ三銃士(?)
この写真で、真ん中で聴いている御方。
UZ氏。
70代だがお元気な元電気技術者。
熱心にリスニングポイントで聴いておられた位、音楽はもちろん、ハード系にもうんちくが深いおじ様。
奥の方。
ONティーチャー。60代。ハードより音楽を聴くのがメインのお方。
マルチチャンネルの洗礼に一番センスオブワンダーを感じておられた幸福な方。
右。先日の800DのSAI氏。
専業的技能保有者。
音楽を楽しむこと、をキーワードに、ここIKシアターに集結したのでした。
IK氏を除き、私を含め60歳以上が4人、計5人のサムライの集まりでした。
しかし、話題は全然枯れていなくて、音楽への熱い思いがほとばしるものでした。
男はいくつになっても(年とっても)少年の心を忘れない生き物なのです。
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さて音楽を聴く会始まり始まり。
いろいろ聴いたけど順不同で。
聞かれてないけど久しぶりの試聴会なので、インプレッションを書いていきます。
しばたじゅんのカバーソング。2ch。
ハイレゾのタブレット表示で歌手名を確認。
家に帰ってチェックすると、「ブログの歌姫」柴田淳と言うボーカリストと判明。
おそらく新し目の「おはこ」というアルバムではないか、と速攻ぽちり。
楽曲の初め、オリジナルで十分じゃね?と思ったのも束の間、歌い手柴田の良い感じが出てきて、これはこれで有りだなと、納得。
次に、マルチのマグニフィカト。
相変わらずの包囲感。素晴らしい。
この曲を一番最初に聞いた2Lの音源は、AURO3Dフォーマットという初めて聞くサラウンドモードSACD or Blu-rayだった。
その時は、アトモスの9.1ch再生環境だったが充分にサラウンドを楽しめた。その時は映像付きでの視聴だった。
当時、YOUTUBEでもそのタイトルを配信していて、AURO3Dではなかったけど、疑似的サラウンドで我AVルームで視聴できた。
しかしYOUTUBEの音声フォーマットと、IKシアターでの再生方法では雲泥の差があったので、そのエッセンスの一部を確認するにとどまったものだ。
今回はNADACを使ったマルチ再生。
以前は、パイオニアLX88をデコーダーとして使っていたころか、そのころからNADACが入っていたか、よく覚えていない。
その頃との比較で言えば、微細な部分でのまとめ上げが丹精に行われ、描写が緻密、繊細にして明確になった。
結果、リンギングがなくなり、際立った人物の立ち位置の描写より、音楽の再生として楽しめる再生音になっていた。
ジッターレスになり見通しは広大になった。
ひずみが無くなった分、切れ込みのすさまじさ、録音に対して臨むあのキリリと引き締まった歌い方がすこしおしとやかになっている。
良いわるいではなく、ニュアンスの違いで、好みの範囲内。
私は緊張感があった方が好き、と言うより画像があるとその緊張感がより伝わりやすかったのだが、今回は音のみだったので聞き方が違うのだった。
言葉にするのが難しいけれど、例えれば、以前の表現は、切れ込みシャープに、映像付きで、ソプラノさん独唱の声が凛として響き渡り、他の合唱のメンバーの立ち位置すら分解し、オケの場所、パイプオルガンの音菅(?)の位置と音の出ている方向などが明確に描写された。
グラデーション処理前の4K画像のよう。
対して、今回の再生音は、音像のエッジを抑制。
これは、高精度クロックとフローティングベースでデジタル部分でのジッター減少と、その延長上のアナログ変換をスムーズにし、リンギングを解消。 再生音をなめらかにする効果の表れだと、私は推察した。
詳細・緻密に描写すると細部に目が行ってしまい一枚の絵として見られなくなりがち。
そこを、一枚の絵の完成形として全体的に音楽を鳴らす元になったのが、クロック+ナダックだ、と。
したがって、きりりとした緊張感よりは、のびのび歌い上げるソプラノさん。合唱とカテドラルの響きの美しさ。オケの演奏が眼前に展開する。映像がなくても音が雄弁なのだ。
ピアノの曲を聴いたが、曲名を控えなかった。
ピアノは録音が難しいし、ステレオイメージがない楽器なので、再生も難しい。
ピアノから離れてワンポイントで録音するともわっとした再生音になる。
低域が遅れてくるし、中高域、特に高域はキンキンという金属音がするどくなる。
いずれもステレオイメージ表現は難しいもの。
対してマイクをピアノ本体に2本突っ込んでオンマイクで収録すると、そこにはステレオイメージではなく、弦の音しか録音できない。
このオフマイクとオンマイクの音源トラックを合わせてミックスする録音技術者の腕次第でピアノ演奏の録音盤が作られる、というものだ。
その録音の上で、再生音から渡地達は演奏者のテクニックを堪能する。
ホールで、シートに座って聴く、というのと、オーディオで聴くのは勝手が違うのだ。
ピアノは難しい。
辛島美登里
辛島美登里もここのシステムで聴くとしっとりとした感じが出て良い感じだ。
というのも、普通辛島美登里は少し神経質な歌い手と思っていた。
それが気になって私の歌姫の範疇には入ってなかった。
しかし、この曲は、良い感じで曲名をメモした。
Cashmereというアルバム。この中の糸(中島みゆき)をこの時は再生した。
カバーで、これも冒頭で本人歌唱で良いか、という感じだったが、聴き込んでいくと、つられて歌ってしまう、という出来。
つまりこれは良い感じだ。
私は、CDでこの曲を、私のAVシステムでどのくらいまで再現できるか、が楽しみなのだ。
Ms.ooja
これは初めて聞いた。ミスオージャと言うらしい。これもカバーソングを聴く。今回は、女性ボーカルのカバー物が多い。
今回の曲目リストはIK氏の趣味全開である。
ハイエンドシステムで歌謡曲を聴く。つまり、自分が好きな音楽を自分が整えたシステムで聴いて、気持ちよくなる=楽しむ、というのが良いのだ。
これで良いのだ。
MAN、WOMAN、同2を速攻ぽちり。
我AVルームでどんな音で鳴るか、楽しみ。
HANS ZIMMER ライブ
この中でパイレーツオブカリビアンのテーマを聴く。
ここで聴くこの曲は、ナイスバディなおねーさんが電気バイオリンなどを駆使してノリノリで(胸を揺らして)演奏する楽しい曲だ。
ばーん!と音が全面に広がって、ライブ会場の一番前にいるような錯覚に陥る包囲感と臨場感。
IKシアターでは、映像が付くと圧倒的に支配される感じがすごい。
SAIさんはきっとぶっ飛ばされていたことででしょう。おそらく、自宅に戻りAVチェックに勤しむはず。私もそうだから。 (^^)
などなど音量もますます盛り上がってきたところで、宴もたけなわではございますが、になってしまいました。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。
午前中のオーディオトーク、午後の音出し会、とても楽しく、皆さん興奮してにこにこになる集いでした。
今日の耳の記憶を自分のシステムの磨き上げに活用できればよいですね!
宮城の三銃士の皆さま、またお会いしたいです。(先日SAIさん宅でお会いしてEさんは、今回来られませんでしたが、また!
ホストIK様ありがとうございました。
(オーディオの集い編 終わり)
〇202302 2月が間もなく終わろうとしている。
1月から忙しくて、更新していなかった実態が浮き彫りに。
2月の活動は、
1.ソフトの購入がメイン
2.原付スーパーカブ導入計画
3.スクリーン設置後の養生
4.パイオニアのミニスピーカー養生
5.ジェフベック追悼 ディスクコンプリート計画
6.1月初めにオーディオファイル探訪で音連れたS氏が、このホームページを見てくれて感想を頂きました。ありがたいことです。
7.AVルーム片付け作戦
8.ケイトブッシュ 2018リマスターもの入手計画
と、まあやることは進めていたのです。
この中で、6のジェフベック追悼企画。
彼のディスコグラフィーを収集する計画は、ある程度進行しました。
JEFF BECKの部屋
を作成しました。
〇20230121 対決
今回は、色々なソフトの対決ものを企画してみました。
1.WOWOW放送もの対BD
2.BD対新リマスターBD
3.4KUHD対クライテリオン最新リマスター4KUHD
初めに、映画を取り巻く環境の変化についてお話する。
規格の進化
放送、メディアものの画質を左右する転送レートについて
BS放送で、平均約20Mくらい。対してBDはモノにもよるが平均約30Mくらい。
昔は、NHKBSは、平均25Mくらいあり、一般のBS放送より高画質とされてきたが、必ずしもそうではないことをおやぢは確認してきた。
例えば、2001年宇宙の旅。
これは、NHKBSで3回以上放送されているが、それぞれ録画画質は違った。
一番最初の物は、宇宙の黒が浮いてしまうテレシネ。このビットレート変換も画質に大きな関連があるが、ここでは省略。
さらには、背景の地球の青みが違うバージョンもあった。
映画としての2001年宇宙の旅は、私のSF特撮人生を決定づけたといって良い作品。
スターウオーズEp4とともに、永遠の金字塔。(もちろんあまたの円谷特撮・英ITC特撮もそうだが)
2001年、スターウオーズep4は、LDで2回以上、CLV、CAV、TVサイズ、ワイド、音声がただのステレオからドルビーサラウンドなどなど、何種類も買った。
メディアが、β(VHS)-LD-DVD-BDと変遷を続け、そのたびに購入。
他に、上記のBS放送もデジタル化され、WOWOWでも放送。
最近では4K化され、4KBSデジタル、メディアの4KUHDBDの4Kの潮流もできた。しかし、この流れと並行してメディアではなく、配信での発表の流れも加速してる昨今。
配信=ストリームは、4K物もあるようだが、ディスクメディアが一番上の規格であるのは間違いない。
ここのポイントが転送レートなのだ。放送は放送の規格上、転送レートを野放図にあげられない。また、決定的なのは音声。
音声のフォーマット。
放送、BSデジタルはAAC。4K放送が始まるとき、ロスレスのドルビーHDとかを期待したのだが、高規格のAACに決着した。
BCASカードは権益の塊であったため、ソニーに代わった家電の雄パナソニックが、4Kデジタル移行期あたりに、カードを無くした機種を発表。
録画機業界は右へならへした。
また、ダビングテンに反対して、ムーブやREディスクからの焼き戻しをずっと前から実現。
ハードの進化
ハード側もパイオニアが大躍進。パイオニアの滅亡。ソニー失権。ヤマハ、デノンマランツ。JVCケンウッドなど再編が進行。
ディスプレイは、液晶。自己発光のプラズマは滅亡。OLELED(有機LED)は、発展途上。
プロジェクターは、3管の時代はとうに過ぎ、固体素子、DLPなどに、キセノンランプ光、レーザー光など。
固体素子の画素ずらしで高精細を実現したJVC。
ハイビジョンの推進体だったNHK・ソニーが地盤沈下し、デジタルでの家電連合。その盟主はパナソニックだ。
メディアの進化
ソフト面では、ソニーピクチャーズエンターテインメントが大手映画会社の映画の配給権を獲得。
ディズニーが大きく躍進して、あのスターウオーズさえもが、ディズニーだ。
そんな中、画質、音質を極めて行ったのが現在のディスクメディアだ。
初期のBDは、変換方式が、AVCとVC-1に分かれていた。それぞれの開発者が自社製の優越性を唱えていたのだが、これは極めて短期間で決着した。VC-1の画質が悪かったからだ。
AVCのエンコード方法の研究が進んだ。初期のディスク転送レートを低くした方が画質が安定すると言われたが、再生側の進歩もあり、転送レートは高い方が画質が良いという常識が一般化した。
そこに4KUHDの登場。
ソニーは、そのゲーム機にその代の新メディアを再生できるゲーム機としてアドバンテージを獲得してきた。
PS1 = CD
PS2 = DVD
PS3 = BD
PS4 = BD
なし = UHDBD
PS4pro = ネット配信の4KHDR対応。つまり4KゲームのHDRは対応。
PS5 = UHDBD
PS5に至ってようやく4KIHDBDソフトを再生できるようになった。これは時遅し。
配信ムーブメントが大きくなり、メディア数が減少してきている2022年頃。
サラウンド音声の進化
LD初期は、長岡鉄男氏のマトリックスサラウンドを製品化したNECのデコーダーから始まった。
マトリックスは長岡氏の発明ではなく、昭和にLPのサラウンド方式が発売。SQとかCD4とか多チャンネルの技術はすでに(短命だったが)存在していた。
ドルビーが位相に注目、アナログのドルビーサラウンドを実用化した。元々は映画館用にドルビーSRという光学規格があったのだが、それを家庭用に持ち込んだ。
DTSサラウンド。
ヤマハのDSPサラウンド。
ドルビーのデジタルAC-3 サラウンド。
規格の創始者は創業者メリットがあるので、自社技術の自社方式を売り出そうと各社躍起になった。結果は、サラウンドの効果にユーザーがどれだけほれ込むか、だった。つまり、各社の企画は、ドルビー、DTS、ヤマハDSPと連綿と続いている。
そこに、2014年頃、ヨーロッパで教会音楽を収録するのに最適な録音方法と再生方法を統一したAURO3D規格が登場した。
レーベルは、2L。
私が一番最初に触れた2L=AURO-3D方式の再生音は、再生側がアトモスに成っていたかどうかの時期。
アトモスが2014頃。映画では、2012年メリダとおそろし森が初めてだったとWIKI先生。
ミュータントタートルズアトモスは2015年6月発売。これをIKシアターで確かに見た。
IKシアターで2Lのマグニフィカトを見たのは、2014~2017のことなのだろうか?
AURO3Dの歴史をAVウオッチというサイトで確認。
おそらく2017年頃に、AURO9.1という名前で拡大してきたような文章。
ベルギーに本社のある会社で開発、2010年頃から映画での使用が増え、ソニーピクチャーズエンターテインメントが興味を示し、200本以上がAURO化されていたようだが、ソフトとしては(後述するが)そんなに見ていない。
2018年IKシアターにNADAC(マルチチャンネルDAC)システムが導入され、ハイレゾファイルとして、このマグニフィカトを聴いたのだった。
その時はAURO3Dのセッティングではなく、アトモス対応のセッティング。初期のAURO3Dは、5.1chに4ch上乗せの9.1chだったから、アトモス再生対応環境で楽しめたのだった。
その結果も雑記帳に書いてあった。
で、2022年からAURO3Dへの挑戦が始まっていた。
このようにして、映画再生の環境はぐるぐると変化してきたのだった。
・放送の録画物のBD-R等の画質差について
2001年で見られた画質差は、放送局、電波状態、受信機器、録画機器、録画メディア、などなど関連するすべてのコンディション、規格、その時の気温、湿度など環境が関係していると思う。
対決について
1.こうしてみると、BSデジタル放送とBDものでは、規格の問題からどうやってもディスクメディアの方が美しく、音声もよき再生が期待できる。
BS放送 < BD
はゆるぎないものだ。
マリーミ― WOWOW DR
ボブと言う名の猫 WOWOW 3倍
米盤なので、WOWOW放送録画も取っておいて日本語字幕とします。気になるときは、録画物を確認すればよいのです。
(まあ、普通に大したことは言ってないので、保険ですが、、、)
BSデジタル放送とBD
平成VSゴジラは、私の中で評価はかなり低かった。
1985年にゴジラが復活したのち、なんとゴジラvsビオランテが傑作だと誤認していた時期があった。
また、その時期のVSゴジラにはどうしてもなじめず、放送もので十分と言う傾向があった。
最近、画質向上のBD版を見るようになり、作品をちゃんと見るようになってからは、作品の再評価が始まった。
あれほど評価が高かったゴジラVSビオランテは、かなりの駄作であると評価が逆転。(脚本、プロットなどどれも今一。第一が設定のだささ)
VSシリーズ、Xシリーズと評価し直す期間が、画質・音質が改善されていくに連れて進行してきた。
今回は、放送のDR保存版に対し、東宝何十周年記念ブルーレイ版や安くなった東宝blu-ray名作コレクションなどアマゾンから購入して補完した。
改めて視聴してみると、かなり凝った演出、特撮があることを発見。今回の特集につながった次第。
ゴジラ対メカゴジラ 1974
昭和ゴジラ末期の低予算映画。
ブラックホール第三惑星人とわけのわからんネーミング。
使いまわしの特撮シーン。ゴジラがこれ以上ない愛嬌あるマスク設定。沖縄キングシーサー登場。
DVD 昔からある定番ディスク
WOWOW 2014年放送もの DVDよりは少しマシ、と言う程度。
BD (2002リマスター?) 音声 LPCMモノラル
DTSHD5.1ch2002年リミックス
強烈な画質改善は見られないが、DVDよりは改善された画質。改めて昭和低予算ゴジラを見るが、低予算なりの特撮の仕方が見えて微笑ましい。
ゴジラVSスペースゴジラ 1994 東宝blu-ray名作セレクション2019年5月発売版
BD2002リマスター 音声 ドルビーHD 2ch
ドルビーHD 5.1ch
WOWOW 20150503放送
監督 山下憲章 特技監督 川北紘一
脚本 相原寛司 音楽 服部隆之
メカ 新モゲラ
柄本明 小高恵美 吉川十和子 コスモス 今村恵子 大沢さやか
ゴジラVSデストロイア 1995
BD2002リマスター 音声 DTSHD 2ch
DTSHD5.1ch
NHKBSP201407放送 AAC 5.1ch
WOWOW201505放送 AAC 5.1ch WOWOWの方が音数多い。ちゃんとサラウンドしている。
この作品はBDで見直して評価が著しく高まった作品
ゴジラ1957年の時間軸が継続している作品なのだ。
河内桃子 石野陽子 が良い。
ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 2001 GMK
BSP 20150725 放送 音声 AAC5.1ch
BD 音声 LPCM 2ch
ドルビーHD 5.1 ch
監督 金子修介
宇崎竜童 新山千春 渡辺浩之 佐野史郎 天本英世
なんといってもガメラ監督がゴジラ監督をやった初めての映画。
監督が引っ張て来たであろう、ガメラ俳優もカメオ出演。
スーツアクターも驚きの女性。地底怪獣バラゴンの動きが丸っこいのは中が女性だから。メイキングを見るとわかる。
東宝固有のスタッフではできないことを、金子修介監督は実行したのだった。
このような画期的な作品でありながら、評判は芳しくなかった。
ゴジラが、白目だったのがその要因の一つか?
悪の権化を表現するためのデザインとは思うが、、、
2.BD 対 新リマスターBD
キングコング対ゴジラ 1962年
1 2 3
こちらは、1.2014年 60周年記念盤
2.2021年 4Kリマスターアマゾン限定品
3.2023年 4K盤
1の2014年版は、DVDのアップコン的画質。(昔の東宝映画のBD盤は、画質の伴っていないものが多かったし、高価だった。)
対して2の2021年4Kリマスター版は、解像度の不満はほぼ解消。素晴らしい画質。
3の4Kセットは、おそらくこの4Kリマスターのマスター原盤を4K盤で発売したものと推測。2021年5月発売。
4K版を視聴。過去最高画質。海外販売前提だったからマスターも良いものが残っていたか?
東宝の特撮にしばしば登場の女優。若林映子と浜美枝がダブル登場。
浜美枝、若林映子は、007は二度死ぬ1967年にダブル出演。
Wiki先生によれば、このキンゴジを見た007のプロデューサーが2人ご指名だったそうだ。
若林は接待ありのボンドガール。
浜美枝も初めはボンドガールだったが、いろいろあってニンジャエージェント(MI6の日本版)一員役。
浜美枝は1967年007撮影後、キングコングの逆襲1967年に出演。やるときにはやる。
後日談だが、浜美枝は007で水着姿になるとは聞かされていなかった。
しかし意を決して水着になったことで、一皮むけた女優になったと評価が上がったと言われているようだ。
若林映子は、このキンゴジ1962年のあと、1964年8月宇宙大怪獣ドゴラ、1964年12月三大怪獣地球最大の決戦で金星人憑依のサルノ女王役で登場。
また1966年ウルトラQ雲男爵、ウルトラマンミロガンダの秘密、1966年5月アルプスの若大将。と大活躍。(ほかに、がんばれ若大将1975)
怪獣ものでも、頑張ってやっていればいろいろな出演に恵まれる見本だった(にちがいない)
結論
新リマスターものの方が、圧倒的に画質・音質が向上しているものが多い。(というか、外れを見たことがない。)
3.4K版 対 新リマスター4K クライテリオン盤
今回は、WALL-E。
左がクライテリオン盤 2022年12月発売 右が従来品 2020年発売時にアマゾンUSAから入手
このディスクは、55V 型の液晶TVで見るときと120インチの4Kプロジェクターで見るときとで、印象が180度違った。
TVで見たときは、色が殺風景でリンギング状のノイズが見え、え?これがクライテリオン?とがっかりしたもの。
ところが、AVルームに持ち込んで、クリーニング、消磁して、LX800 にかけると、リンギングなど一切なし。
色数が豊富、色彩が鮮やか、奥行きが出、埃の数が段違い。
Wall-eが一人でごみをかたずけているときのホコリが一面に広がっているのを、初めて見た。
すごい表現力。かといってピークが飛んでいることはない。
eveの白い透明感のある表面。そして硬質感の表現、セラミック用の光が透けて見える。こういった光を見せる映画だったと初めて気が付いた。
クライテリオンの精緻なマスタリングの成果が結実している名作だ。
〇20230109 オーディオファイル探訪の旅 その2
さて、仙台の実りの多い訪問の最後は、久しぶりのIK氏が我AVルーム訪問。
目的は、SPケーブルの試聴。
今回のS氏訪問に合わせて、パワーケーブルを外したのに合わせて、メインスピーカーグランドスラムの現用スピーカーケーブルも外して持ってきたのだった。
他にも、クロックも持ち込んだ。
青いのがカルダスクリアビヨンド。あまりに高価なので、本物を見たことがなかったもの。
IK氏はダイナで奇跡的に入手できたそうだ。
真ん中の機械がクロック。
まずクロックをUX-1につないで、どんなものかを聴いてみようか、と言う企み。
10Mクロック。だが、これは失敗。UX-1の外部クロック入力は、10Mを受け付けないのだった。残念。
次にスピーカーケーブル。
仙台に行って来て疲れたので、やめようかとも思ったが、「このケーブルは、カルダスクリアのビヨンド。もう2度と試聴のためにここに持ってくることは無い」と説かれた。
そういえば、一期一会だな、これは。と奮起して、SPケーブルを外しにアンプに向かう。
そのままでは、スクリーンに髪の油などくっ付くかもと、スクリーンを上げようと静かに引き下げたとき、ばき!!っと音がして、スクリーンがだら~と落ちてきた。
これは、スプリングローラーのスプリングが折れたのだと直感。
なぜ!今なんだ!!と天を仰ぐ私。
実はこの直前。コヒレンスのリモコンが突然反応しなくなり、バッテリ切れ!と電池を交換したばかり。
スクリーンもリモコンも直前まで普通に動いていたものだった。
交換した006P電池は、チェッカーで真っ赤っかの残量ゼロ。
ところがフィルムをはがして出したばかりの交換バッテリも事前チェックで一個はゼロ。もう一個が黄色から赤の無くなる寸前の表示。
100円ショップで買った006Pだったが、こんなに見事にゼロになるとは恐れ入った。
で、夜9時半を回ったころだったけど、KK商店に電話。
(翌日奇跡的に、出物の同じキクチグランビュースクリーンがあるのをKK氏が発見。回収、我が家に取り付けに来てくれた。感謝!!)
カルダス クリアビヨンド カルダス現行品の最高峰
気を取り直して、クリアビヨンドをちょいちょいと取りつける。
今のケーブルは、カルダスのゴールデンリファレンスSPケーブル。
そんなにがくんとグレードが変わるわけでもない、とIK氏から言われていたが、付け替えて音楽を流した瞬間。
なんじゃこりゃ!
の世界。一段グレードアップ。品位が向上。音数が多い。余韻の付き方の情報量が多く、サウンドステージが豊かに広がり、奥行きも増す。
なじんだ曲でも、新たな発見があり新たな鳴り方でずっと聴き込んでしまう。
これはすごい。
うちにも1セット。
いやもうない。
もう3セット出たら、1セットそちらで、2セットこちらのフロントとリア。
むりむり。
と会話応酬。
夢を頂いた試聴でした。
もともとのゴールデンリファレンスがかなりハイレベルな再生をするケーブルなので、元に戻してがっかり、という事にはならなかったのが幸いだが。
いつかはビヨンド、という目標設定が出来たのも新年の収穫だ。
IK氏を見送った後。
そんなこんなでAURO3D再生へ、もう一度モチベーションが上がってきたところで、懸案だったAURO3Dソフトの発掘を見直してみた。
アメリカアマゾンに行き、今度は、3DとHDブルーレイでのAURO3D盤の発掘である。
すると、出てきました!
ブレードランナー2049 AURO3D 盤!
4KUHDにこだわった探し方だとなかなか、というより全くない。
今回は、元の例の2049は、スチールブックのBDにAURO3Dが入っていたもの。4Kバージョンにはどこにも入っていなかった。
で、探したらありました。
3D+HDのスチールブック。
100ドル+送料。
一枚もの。
中古。
これは画像の間違い様がない。
サンプル画像には、AURO11.1 と表示。これは、AURO3Dの11.1チャンネルのこと。
AURO3D氏がIKシアターに持ってきたものと同じ。それもスチールブック仕様も同じ。ただ4Kディスクが入っていないだけ。
あまり悩まずにぽちり。失敗を恐れていては手に入るものも入らない。
で、それをポチった後には、その物の写真が消え、別の商品画像に代わり、価格も150ドルになった。ラッキー。
2月に到着なので、すこし待たなくてはならないが、なんとも楽しみだ。
パッケージ写真
この画は、4KUHD+3D+HDのスチールブック版のパッケージ画と同じ。
この商品は、3D+HDの2枚で、裏面を見ると、、、
ちゃんとAURO3Dのロゴマーク。小さい字だが、AURO11.1の表示もある。
これは期待できそう。4K版は、4KUHDのセットを既に入手しているので問題ない。
実は、これポーランド版。英語のAURO3Dにポーランド語が入っている。探していた幻の2049だった。はやく確認してみたい。
そのあと、HMVで勝手にキャンセルされていたセットを発見。
ひと昔は、5個頼んで一個入手不能の場合は、一個キャンセルで4個は届いたのだが、今は、一個入手不能だと、5個全部キャンセルになってしまう。返金の手間暇が大きいのだろう。
キャンセルになっていたものは、ニューイヤーコンサートの2019年あたりの収録もので、音声がAURO3Dが入っているものだった。
なかなか来ないな~と忘れていたのがキャンセルになっていることを発見したわけ。
これでは待てど暮らせど来ないわけだ。
で、改めて発注。
AURO3Dのディスクは、他にも仙台S氏宅で発見した、視聴イベントテキスト盤、ボブジェームスの4KUHD。
これは、日本のものなのに日本アマゾンでは日本版の商品がない。
アメリカアマゾンにはしっかりある。日本アマゾンにはこれを輸入したもの3795円がありました。
日本盤で日本版のものが日本アマゾンになく、アメリカ盤の輸入版があるという不思議なルート。
ついでにクラプトンの4KUHDライブ盤も発見。それもぽちりました。
AURO3D 下準備
AURO3Dの3階部分のスピーカーを検討、エージング中のセット。
奥がB&WのCM1(1990年頃の)。手前がパイオニアのS-81B LR。同軸2ウエイ。ピアノ仕上げ。(ペアセット、台込みで定価約25万円)
中古品を新春大特価で入手。
音を出すもまず鳴らない。
日本のスピーカーはエッジ、コーンなど振動系が硬く、こなれるのに時間がかかる。音が良くなる前に手放すのはよくあること。
今回のは、奥のCM1を散々慣らして、アンプも完熟させ、このまま天井にスピーカーを取り付けようとしていたセット。そこに、パイオニアを新たにエージングすることになったわけ。
それを話すと、IK氏はAVアンプのパワー部を使えばよろし、と。
そういかないのは私で、アトモスのトップスピーカー部は、ナカミチのPA70 とアンプ1だ。アンプ1とは、この写真の真ん中に置いてあるプリメインアンプの事。
このプリメインアンプは、完熟運転を進めると、音が滑らかに、前に出る鳴り方に変貌する。
ところが、この個体は、スピーカーセレクターSWとトーンSWのガリがひどく、電源ON 時何回かボリュウムを動かして刺激してやらないと音が出ない。
これではメインシステムのトップに組み込むのはちとつらい。音が出ない場所の特定が、チャンネル数が増えれば増えるほど困難になってくる。
出力端子、プラグの接触(抜け)、断線、受けの接触不良。SWの接触不良。とチェックする部位数がどんどん倍々に増えていくのだ。だから調子の悪いところは出来るだけつぶしていって、綺麗に音が出るようにしたいのだ。
〇20230108 IK氏に誘われ、オーディオファイル探訪の旅 仙台 その1
2023年新春から何かと盛だくさん、
それも、COVID19 の凶悪性がそれほどでもない、と言う事実が広まったため。それと、こちらが行っても、受け入れ先が迷惑でない、という下地が元に戻ってきているからだろう。
今回は、親愛なるIK氏がセッティング。重いでかいスピーカーを動かすのに人手が欲しい、という事で、力要員として参加したのでした。
仙台は、某市某町。おだやかなSさんと、ご友人オーディオ愛好家のEさんが我々を出迎えてくれました。
早速現状で音出し。
S氏は全国でも珍しい(注1)マルチチャンネルサラウンドの実践者でした。
視聴ソフトの一部
右のボブジェームスは、AURO-3D視聴会のテキストディスク。
東京の某WOWOWスタジオにAURO3D友の会のご一行が先日イベントで訪れた際に使用したものだそうです。
デノンのAVアンプ。そのアンプを使ってすべてのスピーカーを駆動。
フロントB&W800D3 。サイド、サラウンド、センターはJBLの2ウエイ。SWにフロントにヤマハのSW800 。リアにSW1000。サラウンドにJBLの映画館用SP、トップSPにBOSEの101が多数。
後で聞いた話。このデノンのアンプがしばしば落ちるので修理に出した。けれど、メーカーでは問題ない、と。
これだけのスピ―カーをAVアンプ一台に任せるのはかなりの負荷。
スピーカーケーブルで100m以上あり、さらにその先に大小スピーカーがたくさん!それはアンプが落ちてしまいます。
IK氏は、最初の試聴後、「次の目標はSWのグレードアップですね」、と。
たしかにと心の中でうなずく私。
この日も含めて、私が傍観者的参加の場合、私自身は単刀直入な感想のお話はしないことにしています。
いきなり、あまり親しくないおやじが偉そうなことを言うと嫌われちゃうので。 (^^;
それから、映画サラウンドのセッティングからオーディオ用のシステムにつなぎ変え。
今度は、エソテリックのハイエンドモデルシリーズ、グランディオーソ、それもフルで800D3を駆動する。
これは圧巻のコンポ群。
視聴後、IK氏は用意してきたパワーアンプのパワーケーブルを替えてみましょうと、ケーブルをつなぎ替える。
で、出てきた音は、先ほどとぐっと変わって肉感的表現でボーカルが鳴るようになりました。
いわゆる血の通った音声とでもいうのでしょうか。
「これはなんですか!?」とS氏。
「これは、BMI社のオーシャニックステートメントというケーブルです。」と返すIK氏。
このケーブルは、私もIK氏に勧められて、すでにプレーヤー系に導入している傑作ケーブル。特徴は別項の記事をご参照くださいませ。
オーディオは本当に面白い。電源ケーブルでこんなにも音楽の表情ががらがら変わる。
食事を挟み(この食事も、美味い物屋がある素敵な町)、メインイベント。スピーカーの箱だし、セッティングである。
800D3は、B&W社の最近のシリーズ、800シリーズダイアモンドの製品。数年前(おそらく2016年)にIK氏に誘われて新潟まで視聴しに行った時に音を聴いている。
リンクAVウオッチの記事。
すでにフロントにあるものだが、S氏は、これを映画のセンター音声用に一本センターに入れたいという。
センターに映画音声の良いところが凝縮していると説くX氏の言を取り入れたいS氏であったのだが、私もIK氏も、同じスピーカーでフロント、リアの4チャンネルをそろえる効果をずっと確認してきたので、まずIK氏が押し付けないようにつぶやく。
「まず2本とも出してみましょう」
「とりあえずリアに2本設置して音を聴いてみましょう」
と2本箱出しして、JBLのSPを廊下に出しリアに800D3を2本置いてみた。
「ダメだったら、一本センターにすればよいですから」と映画用のAVアンプからのケーブルで接続し直し。
デノンのAVアンプは、オーデッシーという音場測定イコライジングソフトが入っているのだが、その測定には15分くらいかかる。
今回は時間の関係で、測定値はこれまでのままで、「とりあえず音出し」スタイルでやることにした。
音出し。
実は、Sさんのシアターは、AURO3D再生を目論んで天井方向に多数のスピーカーを設置している。
AURO3Dは、国内認知度がなかなか上がらず、その再生に取り組んでいる人がかなり少ないらしい。
(注1 一説によるとハイエンド系コンポでマルチサラウンドを楽しんでいる人は全国で両手以下の人数しかいないのではないか。さらにAURO3Dとなるともっと少ないのではないか?)
デノンはAURO3D対応をマランツから始めており(デノンマランツとして母体は共通なのだった)デノン110モデルは、おそらくX8500 Hクラスと同等と考えるので、このようなSP配置をとっているSさんでした。
800D3をセンター設置ではないリアへの設置で視聴。
いろいろなソフト、ファイルを聴くと、やはり「フロント、リアのスピーカーが同じ」効果を納得されたようで、このセッティングで当面やってみるとS氏。
で、センターにはIK氏も私も、B&Wの804とか805を持ってくると思ったら、800D3の出物を探します!とS氏。凄い。
S氏シアタールームの情景
S氏宅フロント
800D3 に パワーアンプがグランディオーソM-1
この日は、フロントのSW800 は一台のみの駆動でした。
センターがJBLの2ウエイ。(型番不詳)
音楽用フロント機器
クワドラのラックにグランディオ―ソ。 メーカーエソテリックのグランディオーソホームページ
上から、クロック、DAコンバーター、SACDプレーヤー、プリアンプ、そのほか。
左にハイレゾファイル再生用のNAS(HDD)、他。
以前はこの面にソフト・本棚がドーンとあり、コンポ群は床に並べて設置だったという事です。
リア側
リア側にプロジェクターやAVアンプ。
右にオーディオファイル再生用PCディスプレイ。
左に昔のビデオ機器など。
上方の写真を取るのを失念。このリア側の上方角にある正方形の黒い物体が、JBLの映画館用スピーカー。これが、フロント上にLCR。サイド上方にはアトモス用。
頭上も含め上方にBOSE101が多数なのはAURO3D用(らしい)の設置。
トップオブゴッドと言われるAURO3Dの頭上SPを左右にパラって2本の試験設置ということでした。いや、上下に2本もあった。これはどういうセッティングだったか情報過多で忘れました)
盛りだくさんかつ、S氏のご友人E氏もオーディオ好きとあって、本当に話題が尽きず、さよならするのがもったいなかったS氏宅。
最後に写真撮影。片付けでバタバタしている臨場感ある写真を撮りたかった私がお願いして撮影。
このホームページ掲載許可も頂いて、今この記事を書いているところです。
記念撮影
左からS氏、IK氏、E氏。 趣味のある人は若い!
「次は私おやぢのAVルームをぜひ見たい」、とS氏。
「お掃除して他の人が来れるようにしますので、少々お待ちください。」と私。
〇20230107 KKツーリングクラブ 新年会 飯坂温泉 鶴本
3年ぶりのリアルオフ会
遠方から女性ライダーKT女氏も参加。
私とO友は、何十年ぶりかの飯坂線からの~、飯坂温泉(切り湯)入湯。
切り湯は2メートル四方の枡形のふろおけ。
熱いのなんの。腕を入れて確認するも、湯温計は壊れているし、常連氏は何度か知らないようだし、で、入ってみた。
超熱い。
次の常連氏は、湯口で50℃くらいだ。だから下手すると49℃くらいかも、と。
以前那須の温泉に行った時、46とか47℃で死ぬ思いだったのに、それをうわまわるであろう湯に入ってしまったわけである。
そこからすぐの鶴本という飲食店。
小さな器に美味しいお料理がたくさん。
年を取ってくると山のような料理より、美味しいものが少しあれば、それでOKなのだ。
美味しい料理に美人ライダー、それからの美味い酒。もう新年早々しあわせ満開である。
久しぶりのリアルオフの最後に、鶴本マスターの原付いらねーか?という事になり、現在折衝中。
どうんな成り行きになるか?2023年も春から忙しい。
その後、排気量の確認をしたら、こちらの思っていたものと異なっていることが分かり、さらに調査中、、、
〇20230103 年末年始あれこれ
年末年始は、仕事を放棄して自分の時間づくりに転換しました。
2019年は、カレンダー配布を大みそか2230までやっていて、愛想をつかれました。
2021年は、地震で、仕事がおし、秋からの自宅工事で仕事ができず、さらに2022年1月の雪の凍結で全く出かける仕事=カレンダー配りが出来ず。
その前例から、年末に無理するのは、もうやめよう、という考えになってしまったのでした。
その結果、久しぶりに大みそかは自宅にいました。
なんと久しぶりに国民的音楽番組を見ることもできましたが、途中で寝ました。
久しぶりに元旦も家にいました。
芸能人格付けチェックを見ることができました。
毎年1月2日は高校のOB戦があるのでいわきに帰ることになっていたのが、おととし、昨年、今年と3連荘で休会。
その団体の決断だから何も言いません。私が長を務める団体は、やることはやります。OB戦は3年連続で開催しました。
他にも、大昔は2日にイベントがあったのですが、それも無くなり、なんとゆっくり、巣ごもりの三が日。
国民的歌謡番組 4Kはマルチチャンネル BS4Kは、高規格AACで通常のBSより音が良い。
東急ジルベスターコンサート。 BS サラウンド ドボルザーク交響曲第九番新世界より 第4楽章 相変わらずすごい。どうやって合わせる!?
ニューイヤーコンサート。 地デジ サラウンド ウイーン楽友協会
こんな音楽を聴いていると、改めて一年良い音楽を聴いていきたい、と思うおやぢでした。
〇2023年 昭和98年 明けましておめでとうございます。
あっという間に一年が過ぎてしまいました。
2022年の時間の過ぎ方は、半端ない速さでした。
2022年の総括
イベント ベスト10
ランダムに思いつくまま書き出してみると、
1.20220316 福島県沖地震
2.AVC-X6700H 導入
3.DLA-X770R ランプ交換
4.MODEL8SP 壊れ
5.MODEL9DC 壊した
6.UX-1 調子わるくなる
7.ほぼ禁酒 一周年
8.PS3 壊れる 放熱ファン付PS3導入
9.マスターズ花園2022 参加
10.3年ぶり各種会合飲み会開催
他
こうしてみると、使っているコンポ・マシンが壊れるのが多い。そのきっかけは、3.16震災。
今回の福島地震は、揺れが強烈。東西に±7㎝。つまり14㎝動いた、揺さぶられた、ということ。
こういうことがあると、ミリ単位でセッティングしたスピーカー位置がバラバラになるし、そのほかコンポラックも移動する。
地震があると、既定路線がめちゃめちゃになって、数ミリなんてどうでもよくなる。なにせ、今回は2年連続だったから。
そして移動幅も大きかった。
構築物としては、伊達大橋という橋。東西に揺さぶられた結果。橋げた全体が東西に揺さぶられ、橋のW型接合部が逆Vの字に破壊されてしまった。
何トンもある橋がそういう状態だから、50キロ100キロくらいのオーディオコンポーネントは簡単に動いてしまう。
不幸なことに、アンプが揺さぶられると今まで内部配線、パーツなどが静止していたものがぶつかりあったり、混合したり(?)して、壊れる。
そんな感じで、オーディオコンポがかなり壊れた可能性は否定できない。
振動に弱いのは精密機械の宿命だからな~。
私のなりわいは、地震があるととても忙しくなる仕事。
20210213、20220316は、ひどかった。
特に、20210213福島県沖地震は、私の生活1年間マヒ。仕事業務量が3倍増し。年の後半は、自宅改修工事。
年の暮れから2022年年始は、それに加えて降雪寒冷で、2022年1月一か月福島の町全体が氷に閉じ込められてしまった。
で、ようやく動き出し、なんとか去年の締めが出来そうか、と動き出していたその時、3月16日再び地震。今回の地震は、半年のマヒですんだ。
どういうことかと言うと、代理店でやっていた地震損害確認を保険会社で行う体制になったため。
そんなわけで、折からのCOVID19 の勢いの変化によって、7月ころから様々な活動が例年通りやってよい雰囲気になって来て、実際各種活動を実際に行うようになった。
7月のラグビーOB戦は昨年もやったのですが、今年も開催。
8月にマスターズ花園参加(磐城高校枠)の表明があり、私も参加OK。トレーニング開始。
これまで無目標だった私の人生に一つの光明が差したのでした。
9月に3年ぶりのプールリハビリ再開。
10月10日大阪花園ラグビー場、マスターズ花園2022に参加。久しぶりに遠出。
大阪道頓堀では、参加OB50名以上で大宴会開催。
その後一か月腑抜けになっていましたが。
10月の福島芋煮会はかなり自由に開催。
11月~の忘年会もかなり開催、とモチベーションが上がるような動きになっておりました。
結論 地震の影響が、仕事、趣味、そのほかにすごく影響。
マスターズ花園で元気回復。
と言った一年だったでしょうか。
2022年大みそかは、年越しどうの、という事は全く考えず、10時半頃に寝てしまいました。
2023年の抱負
そんなわけで、2023年の抱負を書き記していないので、ここで考えてみよう。
2023年 昭和98年
趣味 オーディオビデオは、継続。AURO3D、イマーシブサウンドの理解、浸透にまい進する。
バイク のんびりやる。
自転車 痩せて、乗る。かすイチに挑戦。(まずは平地で距離を稼ぐ)
模型 仕事量を減らし作る量を増やす。
SF のんびりやる。
アウトドア 時間調整して出かけられるよう体制を作る。友達も構築する。
趣味の項目は、つまりは好奇心を失わないようにすること。
自動車 趣味に合わせ、燃費ファーストじゃなくて良い車を選ぶ(かも)
おっと仕事 65歳までは継続できるよう諸関係組織と連絡を密にする。
体が動けば70歳まで継続するのが目標。
このくらいにしておこう。盛りだくさんでも消化不良になってしまうからな。